2021年02月18日
【英語シャドーイング学習】『The Owl and the Grasshopper』 〜フクロウとキリギリス(イソップ寓話)。負けるが勝ち〜。
僕は毎朝、以下の手順で英語を学んでいます。
流暢までの道のりを歩き出したばかりです。
ブログでは以下を綴ります。
ー英語学習・目次ー
『The Owl and the Grasshopper』
Once upon a time in a forest far far away, there lived an old Owl, who always slept during the day.
Then after sundown, when the rosy light fades from the sky and the shadows rise slowly through the wood, out she comes ruffling and blinking from the old hollow tree.
Her weird "hoo-hoo," echoed through the quiet wood, and she begins her hunt for the bugs and beetles, frogs and mice she likes so well to eat.
Now this old Owl had become very cross and hard to please as she grew older, especially anything disturbed her daily slumbers.
One warm summer afternoon as she dozed away in her den in the old oak tree, a Grasshopper nearby began a joyous but very raspy song.
Out popped the old Owl's head from the opening in the tree that served her both for door and for window.
"Get away from here, sir,"
she said to the Grasshopper.
"Have you no manners? You should at least respect my age and leave me to sleep in quiet!"
But the Grasshopper answered saucily that he had as much right to his place in the sun as the Owl had to her place in the old oak.
Then he struck up a louder and still more rasping tune.
The wise old Owl knew quite well that it would do no good to argue with the Grasshopper, nor with anybody else for that matter.
Besides, her eyes were not sharp enough by day to permit her to punish the Grasshopper as he deserved.
So she laid aside all hard words and spoke very kindly to him.
"Well sir," she said,
"if I must stay awake, I am going to settle right down to enjoy your singing."
"Now that I think of it, I have a wonderful wine here, sent me from Olympus, of which I am told Apollo drinks before he sings to the high gods."
"Please come up and taste this delicious drink with me. I know it will make you sing like Apollo himself."
The foolish Grasshopper was taken in by the Owl's flattering words.
Up he jumped to the Owl's den, but as soon as he was near enough so the old Owl could see him clearly, she pounced upon him and ate him up.
Flattery is not a proof of true admiration.
Do not let flattery throw you off your guard against an enemy.
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『フクロウとキリギリス』
昔々、遠く離れた森に、日中ずっと眠っている
年とったフクロウが住んでいました。
そして日が沈んだ後、バラ色の光が空から消え、
影がゆっくりと森の中を昇ると、
フクロウは古い木の穴から波打つように光ます。
フクロウの奇妙な「ホー、ホー」
という鳴き声は静かな森に響き渡ります。
彼女は好物の虫やカブトムシ、
カエル、ネズミを探し始めます。
今、この年とったフクロウは、
年をとるにつれて非常に気が短くなり、
平静でいることが難しくなりました。
ある暖かい夏の午後、
フクロウが古い樫の木の巣穴で眠っていたとき、
近くのキリギリスは楽しげな、
しかしとても騒々しく歌い始めました。
年とったフクロウは、
ドアと窓を兼ねる木の穴から頭を出しました。
「キリギリスよ、ここから離れなさい」
彼女はキリギリスに言いました。
「マナーがないの?
少なくとも年長者を尊重し、静かに眠らせて!」
しかし、キリギリスは、
フクロウが古い樫の木をねぐらにしていたのと同じくらい、
太陽の下で好きな場所で歌う権利があると生意気に答えました。
それから、キリギリスはより大きく、
そしてさらにもっと荒々しい曲を歌い始めました。
賢明な年とったフクロウは、
キリギリスや他の誰かと議論するのは
得策ではないことをよく知っていました。
その上、彼女の目は、
キリギリスにふさわしい罰を与えられるほど、
日中は十分に鋭くありませんでした。
そこで、フクロウは
すべての厳しい言葉を脇に置いて、
キリギリスにとても親切に話しました。
「確かにそうですね」と彼女は言いました。
「起きていなければならないなら、
私はあなたの歌を楽しむために
すぐに落ち着きましょう。
今、考えてみると、
ここに素晴らしいワインがあります。
オリンポスから送ってくれました。
アポロン神が高貴な神々に歌う前に
飲むと言われています。
このおいしい飲み物を一緒に味わってください。
アポロン神のように歌えると思います。」
愚かなキリギリスは、
フクロウのお世辞の言葉を真に受けてしまいました。
キリギリスはフクロウの巣に飛び乗りましたが、
年とったフクロウは彼をはっきりと見えるまで
彼が十分に近づくと、すぐに襲い掛かり、
キリギリスを食べてしまいました。
お世辞は真の賞賛の証拠ではありません。
お世辞を言われて敵に油断してはいけません。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
負けるが勝ち。
自分から折れることのできる者は強い。
賢いフクロウは、
言い争いが無益と見るや、
自分から下手に出ることができる。
目先の勝ち負けや、変な意地の張り合いを捨て、
相手を立てるフリができる。
お世辞と口車を駆使して、
自分に有利な土俵へ誘い込む。
「静かにしてもらう」
その最終目標を見失わなかったから。
相手の誘いに乗らない思慮深さと、
自分から負けられる懐の広さを持っていたい。
- 英語動画を英語字幕で視聴
- シャドーイング
- 英語に文字起こし
- 日本語に翻訳
流暢までの道のりを歩き出したばかりです。
ブログでは以下を綴ります。
ー英語学習・目次ー
- 本日の参考動画
- 英語に文字起こし
- 日本語に翻訳
- 所感
1.本日の参考動画
2.英語に文字起こし
『The Owl and the Grasshopper』
Once upon a time in a forest far far away, there lived an old Owl, who always slept during the day.
Then after sundown, when the rosy light fades from the sky and the shadows rise slowly through the wood, out she comes ruffling and blinking from the old hollow tree.
Her weird "hoo-hoo," echoed through the quiet wood, and she begins her hunt for the bugs and beetles, frogs and mice she likes so well to eat.
Now this old Owl had become very cross and hard to please as she grew older, especially anything disturbed her daily slumbers.
One warm summer afternoon as she dozed away in her den in the old oak tree, a Grasshopper nearby began a joyous but very raspy song.
Out popped the old Owl's head from the opening in the tree that served her both for door and for window.
"Get away from here, sir,"
she said to the Grasshopper.
"Have you no manners? You should at least respect my age and leave me to sleep in quiet!"
But the Grasshopper answered saucily that he had as much right to his place in the sun as the Owl had to her place in the old oak.
Then he struck up a louder and still more rasping tune.
The wise old Owl knew quite well that it would do no good to argue with the Grasshopper, nor with anybody else for that matter.
Besides, her eyes were not sharp enough by day to permit her to punish the Grasshopper as he deserved.
So she laid aside all hard words and spoke very kindly to him.
"Well sir," she said,
"if I must stay awake, I am going to settle right down to enjoy your singing."
"Now that I think of it, I have a wonderful wine here, sent me from Olympus, of which I am told Apollo drinks before he sings to the high gods."
"Please come up and taste this delicious drink with me. I know it will make you sing like Apollo himself."
The foolish Grasshopper was taken in by the Owl's flattering words.
Up he jumped to the Owl's den, but as soon as he was near enough so the old Owl could see him clearly, she pounced upon him and ate him up.
Flattery is not a proof of true admiration.
Do not let flattery throw you off your guard against an enemy.
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3.日本語に翻訳
『フクロウとキリギリス』
昔々、遠く離れた森に、日中ずっと眠っている
年とったフクロウが住んでいました。
そして日が沈んだ後、バラ色の光が空から消え、
影がゆっくりと森の中を昇ると、
フクロウは古い木の穴から波打つように光ます。
フクロウの奇妙な「ホー、ホー」
という鳴き声は静かな森に響き渡ります。
彼女は好物の虫やカブトムシ、
カエル、ネズミを探し始めます。
今、この年とったフクロウは、
年をとるにつれて非常に気が短くなり、
平静でいることが難しくなりました。
ある暖かい夏の午後、
フクロウが古い樫の木の巣穴で眠っていたとき、
近くのキリギリスは楽しげな、
しかしとても騒々しく歌い始めました。
年とったフクロウは、
ドアと窓を兼ねる木の穴から頭を出しました。
「キリギリスよ、ここから離れなさい」
彼女はキリギリスに言いました。
「マナーがないの?
少なくとも年長者を尊重し、静かに眠らせて!」
しかし、キリギリスは、
フクロウが古い樫の木をねぐらにしていたのと同じくらい、
太陽の下で好きな場所で歌う権利があると生意気に答えました。
それから、キリギリスはより大きく、
そしてさらにもっと荒々しい曲を歌い始めました。
賢明な年とったフクロウは、
キリギリスや他の誰かと議論するのは
得策ではないことをよく知っていました。
その上、彼女の目は、
キリギリスにふさわしい罰を与えられるほど、
日中は十分に鋭くありませんでした。
そこで、フクロウは
すべての厳しい言葉を脇に置いて、
キリギリスにとても親切に話しました。
「確かにそうですね」と彼女は言いました。
「起きていなければならないなら、
私はあなたの歌を楽しむために
すぐに落ち着きましょう。
今、考えてみると、
ここに素晴らしいワインがあります。
オリンポスから送ってくれました。
アポロン神が高貴な神々に歌う前に
飲むと言われています。
このおいしい飲み物を一緒に味わってください。
アポロン神のように歌えると思います。」
愚かなキリギリスは、
フクロウのお世辞の言葉を真に受けてしまいました。
キリギリスはフクロウの巣に飛び乗りましたが、
年とったフクロウは彼をはっきりと見えるまで
彼が十分に近づくと、すぐに襲い掛かり、
キリギリスを食べてしまいました。
お世辞は真の賞賛の証拠ではありません。
お世辞を言われて敵に油断してはいけません。
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4.所感
負けるが勝ち。
自分から折れることのできる者は強い。
賢いフクロウは、
言い争いが無益と見るや、
自分から下手に出ることができる。
目先の勝ち負けや、変な意地の張り合いを捨て、
相手を立てるフリができる。
お世辞と口車を駆使して、
自分に有利な土俵へ誘い込む。
「静かにしてもらう」
その最終目標を見失わなかったから。
相手の誘いに乗らない思慮深さと、
自分から負けられる懐の広さを持っていたい。
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