2021年02月13日
【英語シャドーイング学習】『The Fox And The Pheasants』 〜キツネとキジ(イソップ寓話)。木乃伊(ミイラ)取りが木乃伊になる〜。
僕は毎朝、以下の手順で英語を学んでいます。
流暢までの道のりを歩き出したばかりです。
ブログでは以下を綴ります。
ー英語学習・目次ー
『The Fox And The Pheasants』
One moonlight evening as Master Fox was taking his usual stroll in the woods, he saw a number of Pheasants perched quite out of his reach on a limb of a tall old tree.
The fox was very cunning, and he got an idea to get the Pheasants.
The sly Fox soon found a bright patch of moonlight, where the Pheasants could see him clearly.
Then he raised himself up on his hind legs, and began a wild dance.
First he whirled round and round like a top, then he hopped up and down, cutting all sorts of strange capers.
The Pheasants stared giddily.
They hardly dared blink for fear of losing him out of their sight a single instant.
Now the Fox made as if to climb a tree, now he fell over and lay still, playing dead.
And the next instant he was hopping on all fours, his back in the air, and his bushy tail shaking.
So that it seemed to throw out silver sparks in the moonlight.
By this time the poor birds' heads were in a whirl.
And when the Fox began his performance all over again, so dazed did they become that they lost their hold on the limb and fell down one by one to the Fox.
Remember this,
"To much attention to danger may cause us to fall victims to it!"
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『キツネとキジ』
ある月明かりの夜、
キツネがいつもの森の中を散歩していると、
背の高い古い木の枝にたくさんのキジが
手の届かないところにとまっているのを見かけました。
キツネはとても狡猾で、
キジを仕留めるためのアイデアを思いつきました。
ずるいキツはすぐに
月明かりが明るく当たる場所を見つけました。
そこでキジはキツネの姿を
はっきりと見ることができました。
それから彼は後ろ足で立ち上がって、
ワイルドなダンスを始めました。
最初に彼はコマのようにぐるぐる回り、
それから上下に飛び跳ね、
思いつく限りにふざけて見せました。
キジは目を回しながらも、じっと見つめていました。
キジたちは、
キツネ一瞬でも視界から外れることを恐れて、
あえてまばたきをほとんどしませんでした。
そしてキツネは
まるで木に登るような仕草をし、
今後は倒れてじっと横になり、
死んだふりをしました。
そして次の瞬間、キツネは四つん這いになり、
背中を宙に浮かせ、ふさふさした尻尾を振りました。
その仕草は、月明かりの下で
銀色の火花を放つように見えました。
この時までに、
かわいそうなキジたちは目が回っていました。
そして、キツネが再び
さっきのパフォーマンスを始めると
キジたちは枝をつかんでいた手足の力を失い、
1羽ずつキツネの足元に倒れていきました。
これを覚えておいてください、
危険なものに関心を持ちすぎると、
かえって危険にさらされる可能性があります。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ドイツの哲学者
フリードリヒ・ニーチェはこう言っている。
キジたちは、何としても
キツネの作り出すまやかしから逃れたかった。
それなのに、キジたちかえって
キツネのまやかしを覗き込みすぎた。
そして、キジたちはあれほど注意していた、
キツネの闇に飲み込まれてしまった。
相手の世界から逃れようと深入りすれば、
相手の世界へ引きずり込まれる。
「木乃伊(ミイラ)取りが木乃伊になる」
ということだ。
- 英語動画を英語字幕で視聴
- シャドーイング
- 英語に文字起こし
- 日本語に翻訳
流暢までの道のりを歩き出したばかりです。
ブログでは以下を綴ります。
ー英語学習・目次ー
- 本日の参考動画
- 英語に文字起こし
- 日本語に翻訳
- 所感
1.本日の参考動画
2.英語に文字起こし
『The Fox And The Pheasants』
One moonlight evening as Master Fox was taking his usual stroll in the woods, he saw a number of Pheasants perched quite out of his reach on a limb of a tall old tree.
The fox was very cunning, and he got an idea to get the Pheasants.
The sly Fox soon found a bright patch of moonlight, where the Pheasants could see him clearly.
Then he raised himself up on his hind legs, and began a wild dance.
First he whirled round and round like a top, then he hopped up and down, cutting all sorts of strange capers.
The Pheasants stared giddily.
They hardly dared blink for fear of losing him out of their sight a single instant.
Now the Fox made as if to climb a tree, now he fell over and lay still, playing dead.
And the next instant he was hopping on all fours, his back in the air, and his bushy tail shaking.
So that it seemed to throw out silver sparks in the moonlight.
By this time the poor birds' heads were in a whirl.
And when the Fox began his performance all over again, so dazed did they become that they lost their hold on the limb and fell down one by one to the Fox.
Remember this,
"To much attention to danger may cause us to fall victims to it!"
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
3.日本語に翻訳
『キツネとキジ』
ある月明かりの夜、
キツネがいつもの森の中を散歩していると、
背の高い古い木の枝にたくさんのキジが
手の届かないところにとまっているのを見かけました。
キツネはとても狡猾で、
キジを仕留めるためのアイデアを思いつきました。
ずるいキツはすぐに
月明かりが明るく当たる場所を見つけました。
そこでキジはキツネの姿を
はっきりと見ることができました。
それから彼は後ろ足で立ち上がって、
ワイルドなダンスを始めました。
最初に彼はコマのようにぐるぐる回り、
それから上下に飛び跳ね、
思いつく限りにふざけて見せました。
キジは目を回しながらも、じっと見つめていました。
キジたちは、
キツネ一瞬でも視界から外れることを恐れて、
あえてまばたきをほとんどしませんでした。
そしてキツネは
まるで木に登るような仕草をし、
今後は倒れてじっと横になり、
死んだふりをしました。
そして次の瞬間、キツネは四つん這いになり、
背中を宙に浮かせ、ふさふさした尻尾を振りました。
その仕草は、月明かりの下で
銀色の火花を放つように見えました。
この時までに、
かわいそうなキジたちは目が回っていました。
そして、キツネが再び
さっきのパフォーマンスを始めると
キジたちは枝をつかんでいた手足の力を失い、
1羽ずつキツネの足元に倒れていきました。
これを覚えておいてください、
危険なものに関心を持ちすぎると、
かえって危険にさらされる可能性があります。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
4.所感
ドイツの哲学者
フリードリヒ・ニーチェはこう言っている。
怪物と戦う者は、その過程で自分自身も
怪物になることのないように
気をつけなくてはならない。
深淵をのぞく時、
深淵もまたこちらをのぞいているのだ。
キジたちは、何としても
キツネの作り出すまやかしから逃れたかった。
それなのに、キジたちかえって
キツネのまやかしを覗き込みすぎた。
そして、キジたちはあれほど注意していた、
キツネの闇に飲み込まれてしまった。
相手の世界から逃れようと深入りすれば、
相手の世界へ引きずり込まれる。
「木乃伊(ミイラ)取りが木乃伊になる」
ということだ。
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