2021年01月20日
【英語シャドーイング学習】『The Mouse and the Bull』 〜ネズミと牡ウシ(イソップ寓話)。安全地帯から気ままに攻撃、ネット誹謗中傷の闇〜。
僕は毎朝、以下の手順で英語を学んでいます。
流暢までの道のりを歩き出したばかりです。
ブログでは以下を綴ります。
ー英語学習・目次ー
『The Mouse and the Bull』
One summer afternoon, a mouse came out of his hole and saw a bull fast asleep under a tree.
The loud snore invoked the curiosity of the mouse.
"Wow! How huge his nostrils snore!"
Exclaimed the mouse entered it and came out just for fun.
The bull woke up and cried in pain.
Hearing this, the mouse got scared and started running.
The bull gave a good chase but in vain.
The mouse went into his hole.
However the bull was not ready to give up.
He angrily below,
"You silly Mouse, how dare you I'll teach you a lesson."
"Oh, sorry. Oh mighty bull I did this just for fun."
said the mouse.
But the bull was not convinced.
He angrily dashed his head against the wall hoping he would break the wall and capture the mouse.
He dashed and dashed until he became tired.
"Oh foolish bull, just because you're big and strong."
"It doesn't mean that you can achieve anything."
"Stop breaking your head and go now!"
mocked the mouse.
The bull understood the truth in the words of the mouse.
He silently walked away.
Moral;
Might may not always be right.
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『ネズミと牡ウシ』
ある夏の午後、ネズミが穴から出てきて、
牡ウシが木の下でぐっすり眠っているのを見ました。
牡ウシの大きないびきは、
ネズミの好奇心を呼び起こしました。
「うわぁ!牡ウシの鼻の穴はなんと大きいんだろう!」
ネズミはそう叫び、ただのいたずらのつもりで
牡ウシの鼻の穴を出たり入ったりしました。
牡ウシは目を覚まし、痛みで叫びました。
これを聞いて、ネズミは怖くなり逃げました。
牡ウシはよく追いかけましたが、ムダでした。
ネズミは穴ぐらに入りました。
しかし、牡ウシは
あきらめるつもりはありませんでした。
牡ウシ怒り、下のネズミに向かって言いました。
「バカなネズミだ、よくもこんなことができるな。
どうなるか教えてやろう。」
「ああ、ごめんなさい。強き牡ウシ。
私はただ、いたずらのつもりでやっただけです。」
ネズミは言いました。
しかし、牡ウシは納得しませんでした。
牡ウシは壁を壊してネズミを捕まえようと、
怒って頭を壁にぶつけました。
牡ウシ疲れるまで、壁に向かってダッシュし続けました。
「バカな牡ウシだ。
あなたが大きくて強いからといって
それで何でもできるわけではない。
頭を打ち付けるのをやめて、今すぐ立ち去りなさい!」
ネズミはそう言って、牡ウシをあざけりました。
牡ウシはネズミの言葉で真実を理解し、
静かに立ち去りました。
<教訓>
力が常に正しいとは限りません。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
確かに教訓はその通り。
ただ、この話にはどうしても納得いかない。
悪いのは、先に仕掛けたネズミ。
牡ウシの力云々の教訓は、
とばっちりで炙り出されただけ。
ネズミがやったことは、
「自分から仕掛けておいて
安全な場所から偉そうに講釈を垂れる」
このネズミの姑息さは、
現代のネット誹謗中傷問題に似ている。
ネットなら匿名、
ネズミなら穴ぐらという安全地帯から
気ままにいたずらを仕掛ける。
まずくなったらそこへ逃げ込んでしまえば、
何を言おうと自分に危害は及ばない。
「怒りに任せて愚かなことをした」
という役をやらされた牡ウシの悔しさは、
いったいどこへ向かえばいいんだろう。
この話の教訓は、本当に
Might may not always be right.
それでいいんだろうか?
- 英語動画を英語字幕で視聴
- シャドーイング
- 英語に文字起こし
- 日本語に翻訳
流暢までの道のりを歩き出したばかりです。
ブログでは以下を綴ります。
ー英語学習・目次ー
- 本日の参考動画
- 英語に文字起こし
- 日本語に翻訳
- 所感
1.本日の参考動画
2.英語に文字起こし
『The Mouse and the Bull』
One summer afternoon, a mouse came out of his hole and saw a bull fast asleep under a tree.
The loud snore invoked the curiosity of the mouse.
"Wow! How huge his nostrils snore!"
Exclaimed the mouse entered it and came out just for fun.
The bull woke up and cried in pain.
Hearing this, the mouse got scared and started running.
The bull gave a good chase but in vain.
The mouse went into his hole.
However the bull was not ready to give up.
He angrily below,
"You silly Mouse, how dare you I'll teach you a lesson."
"Oh, sorry. Oh mighty bull I did this just for fun."
said the mouse.
But the bull was not convinced.
He angrily dashed his head against the wall hoping he would break the wall and capture the mouse.
He dashed and dashed until he became tired.
"Oh foolish bull, just because you're big and strong."
"It doesn't mean that you can achieve anything."
"Stop breaking your head and go now!"
mocked the mouse.
The bull understood the truth in the words of the mouse.
He silently walked away.
Moral;
Might may not always be right.
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
3.日本語に翻訳
『ネズミと牡ウシ』
ある夏の午後、ネズミが穴から出てきて、
牡ウシが木の下でぐっすり眠っているのを見ました。
牡ウシの大きないびきは、
ネズミの好奇心を呼び起こしました。
「うわぁ!牡ウシの鼻の穴はなんと大きいんだろう!」
ネズミはそう叫び、ただのいたずらのつもりで
牡ウシの鼻の穴を出たり入ったりしました。
牡ウシは目を覚まし、痛みで叫びました。
これを聞いて、ネズミは怖くなり逃げました。
牡ウシはよく追いかけましたが、ムダでした。
ネズミは穴ぐらに入りました。
しかし、牡ウシは
あきらめるつもりはありませんでした。
牡ウシ怒り、下のネズミに向かって言いました。
「バカなネズミだ、よくもこんなことができるな。
どうなるか教えてやろう。」
「ああ、ごめんなさい。強き牡ウシ。
私はただ、いたずらのつもりでやっただけです。」
ネズミは言いました。
しかし、牡ウシは納得しませんでした。
牡ウシは壁を壊してネズミを捕まえようと、
怒って頭を壁にぶつけました。
牡ウシ疲れるまで、壁に向かってダッシュし続けました。
「バカな牡ウシだ。
あなたが大きくて強いからといって
それで何でもできるわけではない。
頭を打ち付けるのをやめて、今すぐ立ち去りなさい!」
ネズミはそう言って、牡ウシをあざけりました。
牡ウシはネズミの言葉で真実を理解し、
静かに立ち去りました。
<教訓>
力が常に正しいとは限りません。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
4.所感
確かに教訓はその通り。
ただ、この話にはどうしても納得いかない。
悪いのは、先に仕掛けたネズミ。
牡ウシの力云々の教訓は、
とばっちりで炙り出されただけ。
ネズミがやったことは、
「自分から仕掛けておいて
安全な場所から偉そうに講釈を垂れる」
このネズミの姑息さは、
現代のネット誹謗中傷問題に似ている。
ネットなら匿名、
ネズミなら穴ぐらという安全地帯から
気ままにいたずらを仕掛ける。
まずくなったらそこへ逃げ込んでしまえば、
何を言おうと自分に危害は及ばない。
「怒りに任せて愚かなことをした」
という役をやらされた牡ウシの悔しさは、
いったいどこへ向かえばいいんだろう。
この話の教訓は、本当に
Might may not always be right.
それでいいんだろうか?
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