明日死んでも後悔しない生き方をする

ここ最近のバスケが
どうもうまくいっていない原因が

たぶん考え過ぎてること。

物事を深く考えるのは僕の良さだけど、
考え過ぎて深みにハマることが多々あるのも事実。



シュートを根本から改造中で
入る時と入らない時の落差が激しい時期、
※「シュートを根本から変える。」
https://fanblogs.jp/yaritaikotohanokosazuyaru/archive/42/0

ディフェンス面で指摘されて悔しい思いと、
動きの修正にもトライしている時期、
※「この悔しさを忘れるな。」
https://fanblogs.jp/yaritaikotohanokosazuyaru/archive/77/0

色んなことを考え過ぎて、
自分からバスケを下手にしてしまってる。



運動、競技の現場では、
とっさのひらめきや感覚で
身体が勝手に動いてるはず。

歩く、走る、自転車に乗る、
この時に脚の角度や体幹など意識してないはず。

試合中に多少考えてることがあったとしても、
いざプレーの現場に出くわしたら一瞬、
うだうだ考えてたら間に合わない。



元来が楽観的とは言えない性格、
ただでさえ考え過ぎ易い僕に、
さらに考えるネタを増やすことは自滅行為。

寝る前に、その日のうまく行ったプレーを
頭の中で反芻し続けてきたはずなのに、
いつの間にか失敗したプレーばかりを考えてる。

周りに気を遣い過ぎて、
自分に気を遣い過ぎて、
余裕と楽しみと遊び心を自分で奪ってしまってる。



抜け出したい。
抜け出したい。



30点、40点取った時に沈めたシュートの感覚を、
10以上アシストを決めた時に通したパスの軌道を、

自分の身体は覚えてるはず。

あの時はとっさのことで、
何も考えてなかったじゃないか。

ボールがリングに吸い込まれる光景、
パスした味方がシュートを決める光景、
頭の中と目の前にはそれだけが広がっていたはずだ。



ヒカルの碁、伊角慎一郎が
心の動揺によってプロ試験や大舞台で散って来たことに悩み、
中国棋院へ修業に行った時、

師匠とも言える楊海は”石だけを見ろ”と言葉をかけ、
彼を覚醒させた。

いら立ち、あせり、不安、力み、緊張、プレッシャー……
つきまとう感情に振り回されるなっ！

キミにとって1番大切なことだ、石だけを見ろっ！
これは自覚と訓練でできるっ！

元々の性格なんて関係ない、
習得できる技術さこんなもん。

ヒカルの碁 16巻 より

今の僕は考え過ぎて、”石”ならぬ
”ボールとリング”だけを見ていない、
伊角君と同じように不安定な状態。

どれだけボールを無意識にリングに通してきたか、
刻み込まれた自分の無意識をもっと信じてやろう。



誰かにやいやい言われたって
その場は怖いし悔しいけど、

これまで決めてきたシュートと、
その後に沈めるシュートが否定されたわけじゃない。

スラムダンク、インターハイ1回戦：湘北-豊玉
コート外の問題により終盤まで集中力のなかった
豊玉の選手たちが、

恩師の言葉を思い出し、
100％バスケを楽しみ始め、真の力を発揮する。

北野前監督＞
バスケットは好きか…？

選手たち＞
ゲームそのものを楽しむことを…
もうずっと忘れとった気がする…

あきらめるのは早い

勝つで…！
勝った方が100倍楽しいもんな。

SLAM DUNK 24巻 より

今、僕が最もやるべきことは
シューティングでもチームプレーでもない。

バスケに夢中になること、
バスケを楽しむことだ。