2020年11月17日
【英語シャドーイング学習】『The Milkmaid and Her Pail』 〜イソップ物語・ミルクメイドとバケツ。自分を励ます”捕らぬ狸の皮算用”、期待を捨てる勇気〜。
僕は毎朝、以下の手順で英語を学んでいます。
流暢までの道のりを歩き出したばかりです。
ブログでは以下を綴ります。
ー英語学習・目次ー
『The Milkmaid and Her Pail』
A milkmaid was walking to the market with a pail of milk on her head.
As she was walking, she started wondering about what she would do with the money she would get for the milk.
She thought, "I will buy hens from the farmer. The hens will lay eggs every morning. Once the eggs have hatched. I will sell the chicks for money."
"With that money, I will buy a nice dress and wear it to the fair. Men will want to talk to me, and women will be jealous of me. I'll toss my hair like this."
As she thought, she tossed her head back.
The pail fell on the ground and the milk was spilled.
The milkmaid was sad.
She went back home and told her mother what had happened.
Her mother replied: "My dear, do not count your chickens before they hatch."
<Moral of the Story>
You should not count on something before it happens.
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『ミルクメイドとバケツ』
ミルクメイドが
頭に牛乳を入れたバケツを持って
市場に歩いていました。
彼女は歩きながら、牛乳を売ったお金で
何をしようか想像し始めました。
「私は農家から鶏を買います。
そしたら鶏は毎朝産卵します。
卵が孵化したら、ひよこを売ります」
「そのお金で、素敵なドレスを買って、
パーティに着て行きます。
男性は私に話しかけたがり、女性は私に嫉妬します。
私はこんなふうに頭をつんとそらします。」
彼女が思ったように、頭を後ろにそらしました。
するとバケツが地面に落ち、牛乳がこぼれました。
ミルクメイドは悲しみました。
彼女は家に帰り、
何が起こったのかを母親に話しました。
彼女の母親はこう答えました。
「愛する娘よ、孵化する前に鶏を数えないでね。」
<物語の教訓>
それが起こる前に何かを当てにしてはいけません。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
”捕らぬ狸の皮算用”は、
よくない意味で使われることが多い。
理由はおそらく、
「今がおろそかになっては元も子もない」
未来を想像するのは、
今やるべきことをやってからだ、
という戒めもあるんだろう。
本当に”捕らぬ狸の皮算用”は
よくないことか。
たいていの人は、
してしまうものじゃないだろうか。
だったらいっそ、今に力を注ぐ励みにするために、
”皮算用”を肯定してもいいんじゃないだろうか。
ただ、”皮算用”を励みにする時には1つ、
気をつけることがあるように思う。
それは、
想像と期待を分けること。
期待を捨てる勇気を持つこと。
期待と現実の落差が大きいほど、
悲しみも大きくなる。
悲しみはやがて、
自己否定や無力感につながっていく。
例えば、
「どうしてうまくいかないんだ」
「こんなはずじゃなかった」
”皮算用”は期待ではなく励みにする。
そうすればきっと、
現実の自分への絶望を小さくでき、
今に集中する励みになるんじゃないだろうか。
- 英語動画を英語字幕で視聴
- シャドーイング
- 英語に文字起こし
- 日本語に翻訳
流暢までの道のりを歩き出したばかりです。
ブログでは以下を綴ります。
ー英語学習・目次ー
- 本日の参考動画
- 英語に文字起こし
- 日本語に翻訳
- 所感
1.本日の参考動画
2.英語に文字起こし
『The Milkmaid and Her Pail』
A milkmaid was walking to the market with a pail of milk on her head.
As she was walking, she started wondering about what she would do with the money she would get for the milk.
She thought, "I will buy hens from the farmer. The hens will lay eggs every morning. Once the eggs have hatched. I will sell the chicks for money."
"With that money, I will buy a nice dress and wear it to the fair. Men will want to talk to me, and women will be jealous of me. I'll toss my hair like this."
As she thought, she tossed her head back.
The pail fell on the ground and the milk was spilled.
The milkmaid was sad.
She went back home and told her mother what had happened.
Her mother replied: "My dear, do not count your chickens before they hatch."
<Moral of the Story>
You should not count on something before it happens.
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
3.日本語に翻訳
『ミルクメイドとバケツ』
ミルクメイドが
頭に牛乳を入れたバケツを持って
市場に歩いていました。
彼女は歩きながら、牛乳を売ったお金で
何をしようか想像し始めました。
「私は農家から鶏を買います。
そしたら鶏は毎朝産卵します。
卵が孵化したら、ひよこを売ります」
「そのお金で、素敵なドレスを買って、
パーティに着て行きます。
男性は私に話しかけたがり、女性は私に嫉妬します。
私はこんなふうに頭をつんとそらします。」
彼女が思ったように、頭を後ろにそらしました。
するとバケツが地面に落ち、牛乳がこぼれました。
ミルクメイドは悲しみました。
彼女は家に帰り、
何が起こったのかを母親に話しました。
彼女の母親はこう答えました。
「愛する娘よ、孵化する前に鶏を数えないでね。」
<物語の教訓>
それが起こる前に何かを当てにしてはいけません。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
4.所感
”捕らぬ狸の皮算用”は、
よくない意味で使われることが多い。
理由はおそらく、
「今がおろそかになっては元も子もない」
未来を想像するのは、
今やるべきことをやってからだ、
という戒めもあるんだろう。
本当に”捕らぬ狸の皮算用”は
よくないことか。
たいていの人は、
してしまうものじゃないだろうか。
だったらいっそ、今に力を注ぐ励みにするために、
”皮算用”を肯定してもいいんじゃないだろうか。
ただ、”皮算用”を励みにする時には1つ、
気をつけることがあるように思う。
それは、
想像と期待を分けること。
期待を捨てる勇気を持つこと。
期待と現実の落差が大きいほど、
悲しみも大きくなる。
悲しみはやがて、
自己否定や無力感につながっていく。
例えば、
「どうしてうまくいかないんだ」
「こんなはずじゃなかった」
”皮算用”は期待ではなく励みにする。
そうすればきっと、
現実の自分への絶望を小さくでき、
今に集中する励みになるんじゃないだろうか。
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