アフィリエイト広告を利用しています

広告

posted by fanblog

2020年09月16日

【遺跡調査とビッグデータ×AI】「遺跡がしゃべってくれたら、歴史がわかるのに。AIで実現できないかな」。

AIの基礎知識を学べる本
『ビジュアルAI』を読んでいたときの

「こんなことができたらいいな」
という思いつき。



遺跡がしゃべってくれたら、歴史がわかるのに。

そうだ。
遺跡=ビッグデータだとしたら、

AIで分析・言語化できれば
遺跡にしゃべってもらえるのでは?




実現できるかどうかは度外視して、
突飛なアイディアの1つとして共有したい。


ー目次ー
  1. 仮定:遺跡=ビッグデータ
  2. 具体案:遺跡が浴びてきた音声を、AIで頻度分析
  3. 問題点:悪用すると、とんでもない監視社会になる
  4. 歴史の謎は、謎のままの方がおもしろい?

1.仮定:遺跡=ビッグデータ

考えてみれば、遺跡はビッグデータだ。

造られてから、
そこで起きた膨大な出来事の情報を
すべて肌で感じ、刻み込んできたんだから。


そして、
遺跡がビッグデータだとしたら、
そのビッグデータをAIで分析、言語化できれば。

文字通り、遺跡がしゃべって
歴史を伝えてくれるんじゃないだろうか。




突飛な思いつきと、自分でも思った。

だけど、
実現できるかどうかはともかく、おもしろそう。

2.具体案:遺跡が浴びてきた音声を、AIで頻度分析

具体的に、AIでどうやって分析しよう。

たとえば。

その建物や、周りの自然環境が
どんな音声を浴びてきたか、
どんな気温や天候の変化を浴びてきたか。

剣と剣が交わる音
燃え上がる炎の熱
言い争う人間の声

城壁を構成するレンガ1つ1つに、
そんな音声や温度が刻み込まれているとしたら。

暗号解読で使う頻度分析のように、
AIでその情報を分析できないだろうか。


顔認証や、音声認識と、
温度センサーの技術を組み合わせたりして。



もしそれが実現したら、たとえば。

この部屋では
英語のこの言葉が多く飛び交っていた
男性or女性の声の割合が高かった

言い争いが多かった
争いの原因はこんな内容が多かった
言葉のなまりの傾向はこうだった

遺跡のこの方面で
温度の変化が特に多かった

人が多く集まったようだ
多くの攻勢を受けたようだ




そんな、当時の人々のやり取りまで。

鮮明によみがえらせることも
できるんじゃないだろうか。


3.問題点:悪用すると、とんでもない監視社会になる

人間は現時点でタイムマシンを発明していない。

だからこそ、
ずっとそこに建ってた遺跡は
誰よりも正確な情報を持っている。

限りなく信頼性の高い証言をしてくれるだろう。



ただ、これを悪用すると
とんでもない監視社会になってしまう。

一般の建物に
この技術を人知れず埋め込んでおけば、
どんな監視役よりも優秀なストーカーと化す。


建物のある場所から
プライベートという言葉が消えるかも知れない。



だから実現してないのかな。
技術的、そして、人道的な理由で。



「こんな便利な技術を与えたら、あいつら悪用するぞ」

「信頼できないな。
遺跡にしゃべってもらう技術はまだ与えないでおこう。」


もしかしたら、昔の人たちはあの世で
そんな相談をしてるのかも知れない。

下界の様子をずっと眺めながら。

4.歴史の謎は、謎のままの方がおもしろい?

日本史にも、無数の謎がある。

邪馬台国がどこにあったのか
空白の4世紀に何があったのか
本能寺の変、真実は何だったのか


歴史の謎を、僕らは知りたくて仕方ない。
そのために日夜、研究が続けられている。



だけど、もしすべてがわかってしまったら。

きっと僕らは、一時の知的好奇心とひきかえに
永遠の寂しさと向き合わなければいけなくなる。




邪馬台国は近畿だ、九州だ、四国だ、
大和政権の正体はこうだ、いやちがう、こうだ。

そうやって議論すること、
いろんな仮説に想像をふくらますこと、
それが歴史のおもしろさでもある。



だから、
遺跡にしゃべってもらう技術は
実現しない方がいいのかも知れない。

歴史の謎は、謎のままにしておいた方が
いいのかも知れない。


知らないことは、残しておいた方が楽しいから。



ーーAIとは何か、できることは何か、基礎を学ぼうーー

posted by 理琉(ワタル) at 19:47 | TrackBack(0) | 生き方

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/10183423

※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック
検索
プロフィール
理琉(ワタル)さんの画像
理琉(ワタル)
自閉傾向の強い広汎性発達障害。鬱病から再起後、低収入セミリタイア生活をしながら好きなスポーツと創作活動に没頭中。バスケ・草野球・ブログ/小説執筆・MMD動画制作・Vroidstudioオリキャラデザインに熱中。左利き。 →YouTubeチャンネル
プロフィール
最新記事
カテゴリーアーカイブ
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。