2020年03月17日
親が海外旅行を楽しむ姿が、いちばん嬉しかった。
無言で心の通い合いのない、
作業所のような家庭で育った僕が
親に対していちばん嬉しかったこと。
それは
両親が海外旅行を楽しんでいる姿を見れたこと。
どうしてかというと、僕は、
親にモノを与えられることが嬉しいんじゃないんだ
親が人生を楽しんでいる姿を見せて
”生きるのは楽しい”と態度で示してくれることが嬉しいんだ
と気づいたから。
親が不機嫌で辛そうな姿、
無表情な作業員のような姿を見ていて、
僕はこの世界で生きることへの認識が歪んだ。
生きるってこんなに辛いんだ
人生ってこんなに我慢ばかりしないといけないんだ
と思い込んでいた。
笑えるようなことがなく
楽しめるようなことがなく
徹夜で仕事してストレス溜めて
作業のように手を動かして
生きてくって、楽しくないんだ。
そうやって、自分の人生に希望が持てなくなった。
そこまでなら、まだよかった。
じゃあ、この2人はどうしてこんなに
我慢ばかりの人生を生きてるの?って考えた時、
その矛先は自分に向かっていった。
生きてくのは辛い
生きてくのは我慢ばかり
その原因は
自分が生まれたからじゃないか?
歪んだ人生観を抱えたまま
僕は社会人になり、鬱病になり、
やっぱり人生は辛いんだと思い込んでいた。
そんな折、定年を数年後に控えていた父が
急に海外旅行にハマり始めた。
中国、韓国、ベトナム、台湾と、
半年おきに母と2人でアジア各国に出かけていく。
この2人に、人生を楽しむという概念があったんだと衝撃だった。
「母に笑っていてほしかった。」
https://fanblogs.jp/yaritaikotohanokosazuyaru/archive/478/0
でも触れたんだけど、
僕はモノやお金を与えられなくて
怒ったり悲しんだりしているんじゃなかった。
ご飯を作ってもらった
家と服を用意してもらった
大学に進ませてもらった
もちろん、それらはありがたいこと。
だけどやっぱり、
いちばん見ていたかったのは
親が人生を楽しんでいる姿。
生きるのはこんなに楽しいんだよと
態度で示してくれる姿なんだと気づいた。
子どもの気持ちを知ろうとしない彼らに、
僕の気持ちを受け止めてほしかったと思ってる。
もし彼らが、僕が小さい頃からずっと
楽しく生きているように見えていたら、
その渇望は変わっていたのかな。
親はこんなに楽しく生きてるんだから、
僕は生まれてきてもよかったと思えていたかな。
今、僕は人生を楽しめるようになってきたから、
こんな”たられば”を語る心の余裕が、やっとできた。
作業所のような家庭で育った僕が
親に対していちばん嬉しかったこと。
それは
両親が海外旅行を楽しんでいる姿を見れたこと。
どうしてかというと、僕は、
親にモノを与えられることが嬉しいんじゃないんだ
親が人生を楽しんでいる姿を見せて
”生きるのは楽しい”と態度で示してくれることが嬉しいんだ
と気づいたから。
親が不機嫌で辛そうな姿、
無表情な作業員のような姿を見ていて、
僕はこの世界で生きることへの認識が歪んだ。
生きるってこんなに辛いんだ
人生ってこんなに我慢ばかりしないといけないんだ
と思い込んでいた。
笑えるようなことがなく
楽しめるようなことがなく
徹夜で仕事してストレス溜めて
作業のように手を動かして
生きてくって、楽しくないんだ。
そうやって、自分の人生に希望が持てなくなった。
そこまでなら、まだよかった。
じゃあ、この2人はどうしてこんなに
我慢ばかりの人生を生きてるの?って考えた時、
その矛先は自分に向かっていった。
生きてくのは辛い
生きてくのは我慢ばかり
その原因は
自分が生まれたからじゃないか?
歪んだ人生観を抱えたまま
僕は社会人になり、鬱病になり、
やっぱり人生は辛いんだと思い込んでいた。
そんな折、定年を数年後に控えていた父が
急に海外旅行にハマり始めた。
中国、韓国、ベトナム、台湾と、
半年おきに母と2人でアジア各国に出かけていく。
この2人に、人生を楽しむという概念があったんだと衝撃だった。
「母に笑っていてほしかった。」
https://fanblogs.jp/yaritaikotohanokosazuyaru/archive/478/0
でも触れたんだけど、
僕はモノやお金を与えられなくて
怒ったり悲しんだりしているんじゃなかった。
ご飯を作ってもらった
家と服を用意してもらった
大学に進ませてもらった
もちろん、それらはありがたいこと。
だけどやっぱり、
いちばん見ていたかったのは
親が人生を楽しんでいる姿。
生きるのはこんなに楽しいんだよと
態度で示してくれる姿なんだと気づいた。
子どもの気持ちを知ろうとしない彼らに、
僕の気持ちを受け止めてほしかったと思ってる。
もし彼らが、僕が小さい頃からずっと
楽しく生きているように見えていたら、
その渇望は変わっていたのかな。
親はこんなに楽しく生きてるんだから、
僕は生まれてきてもよかったと思えていたかな。
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