2020年01月03日
里帰り、『紅い牙』柴田昌弘氏の世界にひたる。
叔父と叔母が
「帰っといで」と言ってくれて、
ただいま母方祖父母の家に里帰り中。
夏に祖父の四十九日で来て以来。
小さい頃から今に至るまで、
ここへ里帰りすると必ず
帰り際に泣いてしまう。
→「帰り際の涙。」
https://fanblogs.jp/yaritaikotohanokosazuyaru/archive/271/0
それはそうと、帰るたび
とても楽しみにしていることがある。
それは叔父叔母が学生時代に愛読していた
70〜80年代の漫画を読みふけること。
僕は子どもの頃、実家でも漫画はたくさん読んだが、
どちらかというと自分が生まれる前の漫画を
ここで読みふけって育った。
特に好きなのが、柴田昌弘氏の作品。
少女漫画の雑誌で連載されたが、
どちらかというとSFに近い。
『紅い牙』シリーズと、
ここには全巻はないが
『ラブシンクロイド』が一番好き。
柴田昌弘氏の作品は、僕にとって
一度読んだだけでは世界観の理解が難しい、
設定がよくわからないまま終わるというのが
第一印象だった。
だけど何度も読み返して
世界観や設定が頭に入ってくると、
どんどん面白さが湧き出てくる。
そんな深すぎる、かつ話の規模が大きい
壮大な世界にじっくり浸れるところが好き。
後味の悪いラストやバッドエンドも多く、
人生や生き方、在り方など
いろいろ考えさせられるところも好き。
昨今はこういう深い作品よりも
日常を描いた、深く考えず軽く触れられるものが
人気が高いと聞いたことがある。
僕はそういうストーリーも好きだけど、
この前読んだ『風の谷のナウシカ』原作みたいに
じっくり考えて深く入り込める漫画の方が好ましい。
小さい頃から、こういう深く壮大な物語に
日常的に触れていたのが下地としてあったから、
ナウシカ原作にこれだけはまったのかもしれない。
→「『風の谷のナウシカ』原作、残酷描写にいちいち心痛める。」
https://fanblogs.jp/yaritaikotohanokosazuyaru/archive/401/0
「好きな漫画」の話になった時、
僕は周りと話が合わなくなることを恐れ、
ずっと『紅い牙』『ラブシンクロイド』と
答えられずに過ごしてきた。
自分が生まれる前の作品、
カテゴリ的には少女漫画に分類、
だからなかなか「好きな漫画」と言えなかった。
書店やブックオフに行っても、
新しいものではないのでお目にかかれない。
でも、例えばネットショップなどで
手に入れるのは逆にもったない気もする。
里帰りして、この家で
少し色あせた初版本を読めることを
最高の楽しみにとっておきたいから。
「帰っといで」と言ってくれて、
ただいま母方祖父母の家に里帰り中。
夏に祖父の四十九日で来て以来。
小さい頃から今に至るまで、
ここへ里帰りすると必ず
帰り際に泣いてしまう。
→「帰り際の涙。」
https://fanblogs.jp/yaritaikotohanokosazuyaru/archive/271/0
それはそうと、帰るたび
とても楽しみにしていることがある。
それは叔父叔母が学生時代に愛読していた
70〜80年代の漫画を読みふけること。
僕は子どもの頃、実家でも漫画はたくさん読んだが、
どちらかというと自分が生まれる前の漫画を
ここで読みふけって育った。
特に好きなのが、柴田昌弘氏の作品。
少女漫画の雑誌で連載されたが、
どちらかというとSFに近い。
『紅い牙』シリーズと、
ここには全巻はないが
『ラブシンクロイド』が一番好き。
柴田昌弘氏の作品は、僕にとって
一度読んだだけでは世界観の理解が難しい、
設定がよくわからないまま終わるというのが
第一印象だった。
だけど何度も読み返して
世界観や設定が頭に入ってくると、
どんどん面白さが湧き出てくる。
そんな深すぎる、かつ話の規模が大きい
壮大な世界にじっくり浸れるところが好き。
後味の悪いラストやバッドエンドも多く、
人生や生き方、在り方など
いろいろ考えさせられるところも好き。
昨今はこういう深い作品よりも
日常を描いた、深く考えず軽く触れられるものが
人気が高いと聞いたことがある。
僕はそういうストーリーも好きだけど、
この前読んだ『風の谷のナウシカ』原作みたいに
じっくり考えて深く入り込める漫画の方が好ましい。
小さい頃から、こういう深く壮大な物語に
日常的に触れていたのが下地としてあったから、
ナウシカ原作にこれだけはまったのかもしれない。
→「『風の谷のナウシカ』原作、残酷描写にいちいち心痛める。」
https://fanblogs.jp/yaritaikotohanokosazuyaru/archive/401/0
「好きな漫画」の話になった時、
僕は周りと話が合わなくなることを恐れ、
ずっと『紅い牙』『ラブシンクロイド』と
答えられずに過ごしてきた。
自分が生まれる前の作品、
カテゴリ的には少女漫画に分類、
だからなかなか「好きな漫画」と言えなかった。
書店やブックオフに行っても、
新しいものではないのでお目にかかれない。
でも、例えばネットショップなどで
手に入れるのは逆にもったない気もする。
里帰りして、この家で
少し色あせた初版本を読めることを
最高の楽しみにとっておきたいから。
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