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2019年12月10日

適度に、”人に頼る力”。

激動の1ヵ月を過ごすことになった
一番大きな問題、未知の口座発覚事件。

→「罪悪感との延長戦。
https://fanblogs.jp/yaritaikotohanokosazuyaru/archive/383/0

僕はずっと、一人で闘うことばかり考えていたが、
思い切って、相談室の担当さんへ相談してみた。



あの親の待ち構える
ピラニアの池に飛び込む覚悟ができず、
悶々としたまま仕事する日々。

こんな、完全なる身内のごたごた、
極めてパーソナルな問題を相談することに
すごく申し訳なさを抱えていた。



しかし、ダメ元で相談したのに、
意外な答えが返ってきた。

「理琉が長年苦しんできた、問題の核となるのは
生活でも就職でもなく、親の問題。

それについて、一人で立ち向かうことに
大きな負担があるのならそこは気にせず
相談してください。」

「来週のどこかで、区役所の担当と自分が同席して
親と話し合いの場を設けましょう。」



というわけで、なんと同席してもらえることに。

なんてこと。

こんなに手厚くサポートしてくれるなんて。

なんだか大ごとになってしまったが、
予想もしていなかった2人の援軍をもらい、

ピラニアの池に一人で飛び込み
余計に傷ついて終わる可能性はぐんと低くなった。



僕は人を頼るのが下手だ。

誰にも相談せずに一人で抱えて、

どうしようもなくなったり
限界を超えて爆発して、
初めて周りが気づく。

だけど、おかしくなるまで
誰にも相談していないから、

周りからしたら、どうしていきなり爆発したり
様子がおかしくなったのかがさっぱりわからない。

だからこれまで、心身に不調をきたし、
いろんなパフォーマンスが落ちた時、

周りに状況を伝えていないせいで
「お前に責任がある」と見られたり
誤解されてきたんじゃないだろうか。



僕は人に頼っていい部分と、
自分でなんとかすべき部分の境界線を引くのが下手。

何かを人にお願いすることも下手。

自分でなんとかしようとする。

やむを得ず、人にお願いすることになっても、

それは自分でやれる範疇だったんじゃないか、
こんなことで人の手を煩わせて申し訳ない、
そんな思いが最初に出てきてしまう。



もっと人を頼っていいと言われても、
適切な頼り方をあまり学んでいないから、

自分ひとりでできる範囲を明らかに超え、
手遅れに近づいてから初めて打ち明け、
実際に手遅れになることが多い。

決して、「何が何でも一人でなんとかしてやる」と
意地になっているつもりはないのに、
気づいた時にはもうガス欠。

自分の問題は自分で何とかする、
と言えば聞こえはいいが、

そこには僕が大嫌いなはずの
精神論、根性論がかなり含まれている。

なんという矛盾。



自分の中だけではきっと、
相談室の担当さんとケースワーカーさんに
援軍同席してもらうという方法は思いつかなかった。

というか、
家族と悪い関係した作れなかったのは自分の問題なのに、
それに助け船を出してもらうなんて…と
恐れ多いような感情を持っていた。

障害者福祉に携わってる人たちはすごいなと、
改めて思った。



今回のように、僕には自分の体力、精神力で
やれる範囲とあふれる範囲を見極める力が必要。

そうしないとどんどん苦しくなるし、
周りもどう対応したらいいかわからなくて、
自他ともにマイナスになってしまう。

罪悪感、後ろめたさ、申し訳なさとうまく付き合って、
頼るべきは頼る。

一人で闘えないと判断したら、
適切な形で助けを求める。

この大きな山場を乗り越えた先には、
適度に人に頼る力を育てる自分がいる。


posted by 理琉(ワタル) at 00:34 | TrackBack(0) | 生き方

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自閉傾向の強い広汎性発達障害。鬱病から再起後、低収入セミリタイア生活をしながら好きなスポーツと創作活動に没頭中。バスケ・草野球・ブログ/小説執筆・MMD動画制作・Vroidstudioオリキャラデザインに熱中。左利き。 →YouTubeチャンネル
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