2019年11月22日
「いいことなんてないですよ」。
お昼休憩中。
就労移行支援での、
とある利用者さんと実習生さんとの会話で
利用者さんが言っていた言葉。
「生きとってもいいことないですよ、
しんどいことばっかりです。」
これを聞いた時、その人には悪いと思いながら、
僕は少し救われた気持ちになっていた。
その理由は、とっくにわかり切っていること、
いや、みんながわかり切ったフリをしながらも、
どこかで自分だけだと信じたいこと。
「あぁ、僕だけじゃないんだなぁ。」
みんな、何かしらのしんどいこと、辛いこと、
不安なこと、悲しい思い出、忘れたい過去を抱えてる。
それは、当たり前と言えるほど正論。
なのに、自分が辛い時は
その当たり前の正論は自分だけに当てはまる、
などと錯覚する。
いや、錯覚したいのかも知れない。
自分の苦しみが一番だと、みんな思いたい。
僕にだって、みんなにだって、
これまで生きてきて辛いこと一色じゃなくて、
大小いろんな「いいこと」があったはず。
苦しみは視野を奪う。
過去にあった「いいこと」や、
今この瞬間、自分に十分足りてることを、
目の前にあっても見えなくさせる。
僕は彼の「生きとってもいいことない」を聞くまで、
完全に視野を奪われていた。
あなたも辛いんだね、僕も一緒だよ、などという
仲間意識とは少し違う。
かといって、これを「共感」と呼べるのかは
わからない。
「僕だけじゃない」と気づいたことで、
少し心が軽くなったのは事実。
何とも中途半端であいまいな気持ちだけど、
今朝、死にそうな顔で出勤を諦めていたら
出逢えなかった言葉。
みんな何かを抱えてるという当たり前に
気づかせてくれた言葉。
今日、休まず行ってよかった。
就労移行支援での、
とある利用者さんと実習生さんとの会話で
利用者さんが言っていた言葉。
「生きとってもいいことないですよ、
しんどいことばっかりです。」
これを聞いた時、その人には悪いと思いながら、
僕は少し救われた気持ちになっていた。
その理由は、とっくにわかり切っていること、
いや、みんながわかり切ったフリをしながらも、
どこかで自分だけだと信じたいこと。
「あぁ、僕だけじゃないんだなぁ。」
みんな、何かしらのしんどいこと、辛いこと、
不安なこと、悲しい思い出、忘れたい過去を抱えてる。
それは、当たり前と言えるほど正論。
なのに、自分が辛い時は
その当たり前の正論は自分だけに当てはまる、
などと錯覚する。
いや、錯覚したいのかも知れない。
自分の苦しみが一番だと、みんな思いたい。
僕にだって、みんなにだって、
これまで生きてきて辛いこと一色じゃなくて、
大小いろんな「いいこと」があったはず。
苦しみは視野を奪う。
過去にあった「いいこと」や、
今この瞬間、自分に十分足りてることを、
目の前にあっても見えなくさせる。
僕は彼の「生きとってもいいことない」を聞くまで、
完全に視野を奪われていた。
あなたも辛いんだね、僕も一緒だよ、などという
仲間意識とは少し違う。
かといって、これを「共感」と呼べるのかは
わからない。
「僕だけじゃない」と気づいたことで、
少し心が軽くなったのは事実。
何とも中途半端であいまいな気持ちだけど、
今朝、死にそうな顔で出勤を諦めていたら
出逢えなかった言葉。
みんな何かを抱えてるという当たり前に
気づかせてくれた言葉。
今日、休まず行ってよかった。
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