2019年04月26日
気が抜けない、は最高の誉め言葉。
先日のゲームのインターバルで、
仲間の1人からこんなことを言われた。
「理琉をディフェンスする時は一瞬も気が抜けなくて嫌だ」
場面的にお世辞や皮肉の可能性は低いので、
本心で言ってくれたとすると、
これは僕にとって最高の賛辞だ。
僕はアイソレーションから1on1をがんがん仕掛けたり
ボールを長く保持しドリブルで相手をかわす、
というプレイスタイルではなく、
基本的には相手が目を離すまで
ひらすらオフボールムーブを続けている。
→「選手、理琉の特徴。」
https://fanblogs.jp/yaritaikotohanokosazuyaru/archive/19/0
自分が相手の視界から消えた瞬間に裏へ抜け出す、
フリーでもらってキャッチ&シュート、
もしくは止めに来た相手を抜いてのペネトレイト、
オフェンス時の主な挙動はこの3つくらいで、
複雑なことは特に何もしていない。
基本的にいつもボールから一番遠い場所に居る上に
個人技がずば抜けているわけでもない。
言ってみれば脇役なのに「気が抜けない」ということは
こいつは常に警戒しておかないと危ない、と
それだけ相手に脅威を与えられている証拠。
チームにはスキルが高く1on1が得意な選手は居るし、
ゴール下の強さと長さ、素早さを兼ね備えた
190センチのセンターも居る。
それなのに相手が、
そういう選手のヘルプディフェンスを捨ててまで
僕をフェイスガードして来ることがある。
当然ボールをもらうことはより厳しくなるが、
これほど誇らしく、選手冥利に尽きることはない。
実際にボールをもらう、相手を崩す、
30点40点を稼ぐ、絶妙なアシストパスを通すといった
スタッツに残るプレーとは違い、
相手のディフェンスを1人自分へ割かせる、
実質的に4on4のようにさせるプレーは
記録、スタッツに残らない。
だけど、ボールを持たなくても
常に相手にストレスを与え続ける存在は
司令塔やスコアラー、シューターと同じくらい
「価値のある選手」「嫌な選手」ができることだと思う。
だから僕にとっては、
「シュートが上手い」「パスが上手い」はもちろん嬉しいが
「気が抜けない」は誰でも言われるわけではないので一際嬉しい。
NBAでは、糊のようにチームワークの相性を繋ぎ、
オフェンスの流れをスムーズにしてくれる選手、
得点やアシストといった
明確なスタッツに残らない貢献ができる選手を
「Glue Guy」(グルーガイ)と呼ぶ。
僕は図らずもグルーガイの役割ができているなら
それが自分の長所であり「価値のある選手」の証。
そして今回、こうやって書き出すことでまた1つ
自分のプレイスタイルを深く知る機会に恵まれたことに感謝する。
仲間の1人からこんなことを言われた。
「理琉をディフェンスする時は一瞬も気が抜けなくて嫌だ」
場面的にお世辞や皮肉の可能性は低いので、
本心で言ってくれたとすると、
これは僕にとって最高の賛辞だ。
僕はアイソレーションから1on1をがんがん仕掛けたり
ボールを長く保持しドリブルで相手をかわす、
というプレイスタイルではなく、
基本的には相手が目を離すまで
ひらすらオフボールムーブを続けている。
→「選手、理琉の特徴。」
https://fanblogs.jp/yaritaikotohanokosazuyaru/archive/19/0
自分が相手の視界から消えた瞬間に裏へ抜け出す、
フリーでもらってキャッチ&シュート、
もしくは止めに来た相手を抜いてのペネトレイト、
オフェンス時の主な挙動はこの3つくらいで、
複雑なことは特に何もしていない。
基本的にいつもボールから一番遠い場所に居る上に
個人技がずば抜けているわけでもない。
言ってみれば脇役なのに「気が抜けない」ということは
こいつは常に警戒しておかないと危ない、と
それだけ相手に脅威を与えられている証拠。
チームにはスキルが高く1on1が得意な選手は居るし、
ゴール下の強さと長さ、素早さを兼ね備えた
190センチのセンターも居る。
それなのに相手が、
そういう選手のヘルプディフェンスを捨ててまで
僕をフェイスガードして来ることがある。
当然ボールをもらうことはより厳しくなるが、
これほど誇らしく、選手冥利に尽きることはない。
実際にボールをもらう、相手を崩す、
30点40点を稼ぐ、絶妙なアシストパスを通すといった
スタッツに残るプレーとは違い、
相手のディフェンスを1人自分へ割かせる、
実質的に4on4のようにさせるプレーは
記録、スタッツに残らない。
だけど、ボールを持たなくても
常に相手にストレスを与え続ける存在は
司令塔やスコアラー、シューターと同じくらい
「価値のある選手」「嫌な選手」ができることだと思う。
だから僕にとっては、
「シュートが上手い」「パスが上手い」はもちろん嬉しいが
「気が抜けない」は誰でも言われるわけではないので一際嬉しい。
うちには点をとれる奴がいる
オレが30点も40点も入れる必要はない
オレはチームの主役じゃなくていい
陵南高校キャプテン 魚住純
「SLAM DUNK 20巻」 より
NBAでは、糊のようにチームワークの相性を繋ぎ、
オフェンスの流れをスムーズにしてくれる選手、
得点やアシストといった
明確なスタッツに残らない貢献ができる選手を
「Glue Guy」(グルーガイ)と呼ぶ。
僕は図らずもグルーガイの役割ができているなら
それが自分の長所であり「価値のある選手」の証。
そして今回、こうやって書き出すことでまた1つ
自分のプレイスタイルを深く知る機会に恵まれたことに感謝する。
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