2017年01月24日
新渡戸稲造の「武士道」を読み返す(2017年1月)
先日の大相撲初場所で「稀勢の里」関が優勝した時に、何とは無しに新渡戸稲造(にとべいなぞう)の「武士道」を思い出しました。「武士道」って言うのはその言葉はさておき、日本人が意識せずに持っている「心の奥底の共通の哲学」みたいなものだと認識しております。稀勢の里関の相撲の取り口は、「真っ向勝負」であり、最近大相撲で良く見る立会いでの苦し紛れの「変化」とか「かわす」とかの相撲ではありませんでした。過去にここ一番の取り組みで勝てなかった苦しい時期を乗り越えての優勝に歓喜したファンも多くいたと思います。「やったねえ〜!」そして「おめでとう!」ですね。 この「武士道」という本ですが、時代の変化とともに少しづつ遠ざかっていそうな「日本人の心」を大変わかりやすく説明しています。もともとは新渡戸稲造が明治32年(1899年)に英文で書いた「The Soul of Japan」が源です。写真の「武士道」は岬龍一郎氏が翻訳したPHP文庫本です。巻末に解説として岬氏のコメントが載っていますが、ここを読んでから本文を読むと良いかもしれません。余談になりますが、この本の発刊直後、当時のアメリカ大統領であったセオドア・ルーズベルトが、大変感動し家族や友人にこの本を配ったことが逸話として残っています。その後、色々な言語で翻訳されて現在に至っております。 最近は、時代が流れ「グローバル化」の波に押されたり「効率化」の推進で、少しだけ「味気のない」社会になっているような気もしますが、やはり日本人には「サムライ」のDNAが埋め込まれていて、再度「日本人らしさ」って何かな?との認識が必要ではないか? っと改めて思いました。 ではでは ありがとうございました。
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