2020年02月24日
U23キューバ代表 アルゼンチンに10対0コールド勝ち パブロ・ルイス・ギジェン無安打無得点試合
パブロ・ルイス・ギジェン
Radio Habana Cuba、2020年2月24日
ホンジュラスで開催中のU23世界大会予選でキューバ代表チームは投手陣のふたたびの素晴らしい活躍によりアルゼンチンチームを10対0で破った。
この試合でビジャ・クララの右腕パブロ・ルイス・ギジェンは無安打無得点試合を達成した。初回のセサル・プリエトの失策により完全試合は逃した。
5イニングで9三振を奪ったギジェンには打撃陣の支援がつき、アルゼンチンチームにコールド勝ちした。
キューバ投手陣はここ2試合で1安打しか打たれておらず、全4試合で無敗を維持している。
キューバチームはグループBでトップに立っており、ニカラグアでおこなわれる最終ラウンドへの進出が決まっている。
今回の試合は、近年の国際大会におけるキューバ代表チームによる最高のパフォーマンスの一つであり、明日の地元チームとの試合が残っているグループラウンドは無敗で終えるに違いない。
!Pablo Luis Guillén cerca del juego perfecto!
http://www.radiohc.cu/noticias/deportes/215241-!pablo-luis-guillen-cerca-del-juego-perfecto!
2020年02月23日
U23キューバ代表 コロンビアに3対0 スーパーラウンド進出決定 ブライアン・チー5回まで完全の好投
ブライアン・チー
JIT、2020年2月23日、PL
右腕ブライアン・チーのあわや完全試合という好投によりキューバはきょう日曜日(2月23日)コロンビアを3対0で完封し、U23野球世界大会米大陸予選のスーパーラウンド進出を決めた。
時速96マイルの直球でコロンビア打線を翻弄したハバナの投手ブライアン・チーは、ホンジュラス首都のエクトル・ソーサ球場で対戦した最初の15人の打者を連続で打ち取った。
6回表の先頭打者ダーウィン・バーベルが、右翼フェンス直撃の二塁打を放ち、完全試合の夢を打ち崩した。
コロンビアの左腕エンリケ・ペレスは、キューバの強力打線を3安打3失点に抑え、立派にチーに対抗した。
キューバリーグではチー同様にインドゥストゥリアレスに所属しているアンディ・ロドリゲスは、制球に難があったが、1四球と2三振で最後の打者を抑え、この試合のセーブをあげた。
初戦のパナマ戦ときょう日曜日のコロンビア戦での辛勝と、土曜日のグアテマラ戦の大勝によって、キューバチームはすでに、水曜日から始まるスーパーラウンドの舞台マナグアへ移動するため荷物をまとめることができる。
その前に、予選ラウンドを無敗で終わらせるためには、月曜日と火曜日に、より競争力の少ないチーム、アルゼンチンとホンジュラスとの試合が残っている。
Cuba está en súper ronda del Premundial sub-23 de béisbol
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=140978
2020年02月22日
U23キューバ代表 初戦勝利 3対2でパナマを破る ダニエル・ペレス勝ち越し2点二塁打
4番打者ダニエル・ペレス、勝ち越しの2点二塁打
JIT、2020年2月22日
ホンジュラスのテグシガルパにあるエクトル・ソーサ球場で開催のU23野球世界大会予選でキューバはパナマと対戦し、8回表にシエンフエゴスの一塁手ダニエル・ペレスの二塁打が走者2人を本塁に還し、3対2で初戦を制した。
キューバの4番打者ぺレスは試合開始時に先制の適時打を放っていたが、3回裏にパナマがサンクティ・スピリトゥスのユディエル・ゴンサーレス左翼手の失策で1対1の同点に追いついた。
それが唯一許した得点となった先発のヨシマル・コウシンは、マウンドにいた6回2/3の間、90マイル以上のスピードを維持した。
7回のピンチにはハバナの抑えアンディ・ロドリゲスがマウンドに上がり三振に切って取り、最終の8回も同じく切り抜け、勝利投手となった。
アブラアム・アテンシオがパナマの先発だった(5回2/3、6安打、2三振、3四球)。負け投手は救援のメリトン・レジェスだった。
8回表にタイブレークルールとなり(このカテゴリは7イニング制)、キューバは走者にセサル・プリエトとロイデル・チャペリーを配置した。
この状況でサンクティ・スピリトゥスのディスマニ・オルティスは三振したが、ダニエル・ペレスが外野中堅に2点適時打を放った。
パナマはその裏反撃し、アンディ・ロドリゲスから1点を奪い、さらに同点の走者を三塁としたが、才能あるハバナの投手アンディは次の打者をマヤベケの遊撃手ランヘル・ラモスへのフライに打ち取り、さらに続く打者から三振を奪い、逃げ切った。
キューバは7安打(ダニエル・ペレスが3打数2安打3打点)、パナマは6安打(ハイロ・カリージョが3打数2安打)を放ち、失策は両チームとも1個だった。
エリエル・サンチェス監督が起用したラインナップは、セサル・プリエト(二塁、シエンフエゴス)、ロイデル・チャペリー(指名打者、カマグエイ)、ディスマニ・オルティス(右翼、サンクティ・スピリトゥス)、ダニエル・ペレス(一塁、シエンフエゴス)、ルイス・ゴンサーレス(中堅、シエンフエゴス)、ユディエル・ロドリゲス(左翼、シエゴ・デ・アビラ)、アンドリス・ペレス(捕手、マタンサス)、ランヘル・ラモス(遊撃、マヤベケ)、ロドレシス・モレノ(三塁、サンクティ・スピリトゥス)だった。
きょう土曜日(2月22日)キューバは午後2時から同じエクトル・ソーサ球場でグアテマラと対戦する。先発はピナール・デル・リオのフランク・アルバレスが発表されている。きょうはコロンビア対アルゼンチン、パナマ対ホンジュラスの試合もおこなわれる。
(Al Dia より)
先発ヨシマル・コウシン、6回1失点
救援アンディ・ロドリゲス、三振で逃げ切る
キューバ、パナマに勝利 パンアメリカン野球大会グループB
Triunfo cubano en premundial de béisbol sub-23
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=140966
2020年02月21日
フレデリク・セペダ インタビュー フィリップ・オーモン攻略を目指す
フレデリク・セペダ
Radio Rebelde、2020年2月21日、Guillermo Rodríguez Hidalgo Gato記者
米国アリゾナでの野球五輪予選でキューバ代表チームがすぐれたパフォーマンスを実現するためには、ここ最近の国際大会で失われている打棒の復活に多くを頼ることになる。
キューバ打撃陣を率いるために召集された選手の一人が、フレデリク・セペダ外野手である。今季のキューバ野球リーグでは、二次ラウンドやプレーオフでもインドゥストゥリアレスとともに、素晴らしいシーズンを送った。
ここ10年間の海外大会でもっとも安定した打者であるセペダは、東京五輪への出場権獲得は非常に難しい課題であることを認める。
- 各大会のレベルがそのたびに上がってきていることは誰にとっても明らかだ。五輪出場権を得るためにわれわれはハードなトレーニングを行っている。
セペダは、今年4月8日に40歳の誕生日を迎えるが、チームの核であり続けている。
- とても体調が良い。チームが必要とする場所で責任を担う用意がある。私がやるべきことは野球をプレーすることだ。健康でパワーを感じている限り、その願いはつねに変わらない。
フレデリク・セペダは、インドゥストゥリアレスチームが彼を受け入れてくれたことに感謝を示した。
- 素敵な経験だった。ハバナの人たちは、私がサンクティ・スピリトゥスチームにいても、いつも応援してくれる。今回の機会を与えてくれたチーム首脳陣と、私をリーダーとしてみてくれたチームメイトに感謝している。
セペダは、五輪予選の同グループにいるライバルチームについてコメントした。キューバ以外にはカナダ、ベネズエラ、コロンビアがいるが、これらのチームはここ最近の国際大会でわれわれを破っている。
- 大会はどれも厳しい。今度の大会はとても短期のイベントで、一つの試合が二次ラウンドへの道のりを決めてしまう。われわれにとってだけでなく、全チームにとってとても厳しい大会になる。これまでの大会でわれわれが持っていた欠陥を克服するよう戦っていく。
フレデリク・セペダは、チームも自身も、ふたたびカナダのフィリップ・オーモンとの対戦となったら、その投球を打ち崩せるように、多くの調整を行わなければならない、と語った。
- 彼を攻略しなければならない一番手が私自身なんだ。これまで2回対戦してまったく結果が出せていない。松坂大輔と対戦したときと似たような状況だ。松坂とはわれわれは3回対戦して抑えられた。
- とても攻撃的にストライクゾーンに投げ込んでくる投手だ。彼がたくさんの能力を持っていることは証明されているが、われわれにはすぐれた打撃陣がいる。
このニュース音声はこちらから。
フレデリク・セペダ インタビュー 映像+上記ラジオ音声
Frederich Cepeda: Mientras tenga salud, los deseos serán los mismos (+Audio)
http://www.radiorebelde.cu/noticia/frederich-cepeda-mientras-tenga-salud-deseos-seran-mismos-audio-20200221/
2020年02月17日
U23キューバ代表チーム発表 セサル・プリエトら29人 世界大会米大陸予選に出場
セサル・プリエト(左)とジョシマル・コウシン(右)
Radio Habana Cuba、2020年2月17日
野球のU23パンアメリカン大会(世界大会予選)に出場するキューバ代表チームが、正式に発表された。
このチームは、今季キューバ野球リーグ決勝戦で活躍したセサル・プリエトとジョシマル・コウシンの2選手が先頭に立ち、エリエル・サンチェス監督が指揮をとる。
キューバ代表チームは、ホンジュラスでの予選ラウンドで、パナマ、コロンビア、アルゼンチン、グアテマラ、地元ホンジュラスと同グループである。
上位3チームがニカラグアで開催されるスーパーラウンドへの出場権を獲得する。
U23キューバ代表チーム
捕手
1 Lázaro Ramón Martín Álvarez
2 Andrys Pérez Garía
3 Loidel Rodríguez Peralta
一塁手
4 Daniel Pérez Pérez
5 Diasmany Palacio Rodríguez
内野手
6 César Prieto Echevarría
7 Rangel Ramos Pozo
8 Rodoleisi Moreno González
9 Juan Carlos López Rojas
外野手
10 Ottoniel González Véliz
11 Luis Enrique González Duncan
12 Yuddiel González Torres
13 Loidel Chapellí Zulueta
14 Dismany Rafael Ortiz Lugones
投手
15 Josimar Isacc Cousín la Rosa
16 Jonathan Carbó Campoalegre
17 Yandy Molina Barrios
18 Bryan Anthony Chi Montoya
19 Alyanser Álvarez del Sol
20 Frank Abel Álvarez Díaz
21 Yankiel Mauris Gutiérrez
22 Andy Amaury Rodríguez Valdés
23 Pablo Luis Guillén Díaz
24 Naykel Yoel Cruz Zaldívar
監督・コーチ
25 Eriel Sánchez León/ 監督
26 Dianny Guedes Medina/ 補佐
27 Dioel Reyes Viquillón/ 補佐
28 Elizardo Guilart Serrano/ 投手コーチ
29 Roberto Isidro González Bonachea/ Delegado
キューバTV(2020年2月9日)
出陣式(2020年2月18日)
César Prieto y Josimar Cousín encabezan nómina cubana al Panamericano sub-23
http://www.radiohc.cu/noticias/deportes/214628-cesar-prieto-y-josimar-cousin-encabezan-nomina-cubana-al-panamericano-sub-23
2020年02月16日
エリスベル・アルエバルエナ ダブルヘッダーで3本塁打 ニカラグアU23チームとの対抗戦
エリスベル・アルエバルエナ
Radio Habana Cuba、2020年2月16日、PL
ニカラグアU23チームとの土曜日(2月15日)のダブルヘッダーでは、元大リーガーで、マタンサスの遊撃手であるエリスベル・アルエバルエナが、初戦で2本塁打、二戦目でもさらに本塁打を放ち、主役を奪った。
米大リーグのロサンゼルス・ドジャースの往年の遊撃手アルエバルエナは、第59期キューバ野球リーグのレギュラーシーズンで半月出場しない期間があったにもかかわらず本塁打王となった所以を見せつけた。
「私はドジャースの組織内に5年間いた。向こうでのトレーニングはキューバとはとても違っていて、日々のトレーニングと多くのウエイトでパワーを増やすことができた」、とアルエバルエナは土曜日の試合後に説明した。彼のチームは地元チームに9対4、7対1で連勝した。
ただし守備面では、セサル・プリエトとのすぐれた連携プレーはあったものの、自身のベストには程遠かった。
「そっち(守備)は少しだけ気にしている。望んでいる状態ではない。しかし少しトレーニングが必要なだけだ。毎日プレーし実戦していれば、それらの欠陥は磨かれると思っている」、とアルエバルエナは話した。
間違いないことは、背番号11の29歳の選手アルエバルエナは、そのポジションにおけるキューバ最高の選手であり、マタンサスの29年ぶりのキューバリーグ制覇における柱の一人だった、ということである。
「このチームは私がキューバ野球への復帰で出会うことができた最高のものだ。キューバで勝つために何年も戦ってきて、ついに今年王者になることができた。たくさんのすぐれた波動があり、若い選手たちはすぐれた働きと方向性を見せた」、とアルエバルエナは述べた。
デニス・マルティネス球場でのアルエバルエナによって示されたパワーに触発され、マタンサスチームはきょう日曜日(2月16日)、ニカラグアでの4連戦を勝利で締めることを目指す。
きょうの相手は、先週金曜日と同じく、ニカラグアの成人代表チームである。その初戦での3対3の引き分けのあとの勝利を狙っている。
マタンサス対U23ニカラグア ダブルヘッダー1試合目(2020年2月15日)
マタンサス対U23ニカラグア ダブルヘッダー2試合目(2020年2月15日)
Arruebarruena se robó el show con par de jonrones
http://www.radiohc.cu/noticias/deportes/214546-arruebarruena-se-robo-el-show-con-par-de-jonrones
2020年02月12日
アレクサンデル・アヤラ インタビュー 強化試合3試合で4本塁打
アレクサンデル・アヤラ
Radio Habana Cuba、2020年2月12日、Guillermo Rodríguez Hidalgo Gato記者
米アリゾナで3月22日から開催される野球五輪予選のキューバ代表候補選手たちは、ラティーノアメリカーノ球場で強化試合を続けている。
きょう水曜日(2月12日)はU23チームと対戦し、ふたたび強力な打撃を見せ、11対5で勝利した。相手チームの投手陣はヨシマル・コウシンのケースを除き、それほど厳しいものではないが。
ミゲル・ボロート率いる代表チームは、12安打を放ち、そのうち3本が本塁打で、1本がフレデリク・セペダ、2本がアレクサンデル・アヤラ遊撃手によるもので、アヤラは強化試合わずか3試合で第4号に到達した。U23チームでは、9回裏の代打デニス・ペニャが本塁打を放った。
U23チームは9安打で、そのうちの5本はスター選手カルロス・フアン・ビエラ投手から3回までに放ったものだった。失策はロドレシ・モレノ三塁手による1失策だけだった。
キューバ代表候補メンバーのうちもっとも状態のいい打者は間違いなくアレクサンデル・アヤラである。きょうの試合では3打数3安打、2本塁打、1二塁打、3得点、3打点だった。アヤラは本紙に対し、現在の状態について語った。
- 重いバットとボールを使って特別な取り組みをしている。ジムではウエイトとたくさんのトレーニングをおこなっている。いい当たりが出ているけど、本塁打を狙っているわけではまったくなく、ただしっかりミートすることを心がけている。
アヤラは、アリゾナでいま持っているレベルに近づくことは可能かどうかについて、話した。
- 私はつねにポジティブに考える。状態はより良くなるものだ。つねに自分のベストを出しにグラウンドに出る。私の精神力はとても強い。グラウンドに入るときは、すべてうまくいくと考えている。まだ足りていないことがたくさんあるが、すでに選手の大半がボールを力強くミートしているのを見ることができている。
カマグエイチームの主将アヤラは、現在は基本的に遊撃のポジションでトレーニングしているが、三塁に移るのもなんの支障もない、と述べた。
- いまはここで取り組んでいるが、私は起用されるところならどこでも、一塁でも三塁でも、守ることができる。小さいときから、亡くなった祖父に、野球選手はオールラウンドプレーヤーになるべきだ、と教わってきた。
スコア
キューバ: 11 12 0
U23 : 5 9 1
勝利: ウベル・メヒアス
敗戦: ヨシマル・コウシン
本塁打:アレクサンデル・アヤラ2本、フレデリク・セペダ、デニス・ペニャ(U23)
このニュースのラジオ音声はこちらから。
セサル・プリエト
En Audio: Siguen los bates calientes en el Cuba
http://www.radiorebelde.cu/noticia/alexander-ayala-20200212/
2020年02月11日
ヨルダン・マンドゥレイ オルギン県シリーズに参加
ヨルダン・マンドゥレイ(左から2人目)、「バケーロス・デル・オエステ」チームと、ブエナベントゥーラ球場にて
Radio Juvenil、2020年2月11日、Iraldo Leyva Castro記者
発表されていたとおり、先週土曜日(2月8日)、マタンサス市の、美しく古風なサウト劇場で、直近のキューバ野球リーグでもっとも活躍した野球選手とチームへの授賞パーティーが開催され、そのなかで、オルギンとカリスト・ガルシア市のファンの喜びのために、われらのアイドル、ヨルダン・マンドゥレイ・エスカローナが、今季の最優秀遊撃手として、ゴールデングローブ賞を受賞した。
数日前、ここオルランド・プロエンサ・ベラ球場での地元チーム、バケーロスチームとのデビュー戦において、マンドゥレイは次のように述べた。「歯がゆい気持ちだ。それは否定しない。自分は米国アリゾナでの五輪予選のための代表候補チームにふさわしかったと思っている。少し前までは授賞式には行かないと考えていた。でも家族や多くの友人たちから反対されて、堂々と行くことにした」
少なくとも、数多くのファンや、専門家たちのある重要なグループにとっては、「マンドゥ」(野球ファンにおけるマンドゥレイの愛称)には不公平だったことは疑いがない。というのはこんにち、そして歴史的に見ても、マンドゥレイは遊撃のポジションにおいて代表候補に選ばれた2人の選手よりも堅実で華麗な選手であるからだ。しかし、同点に追いつくかリードするかという、打点をあげるべき重要な攻撃場面に送られるなら、われらのマンドゥレイが誰かの二番手ではない、ということに気づくだろう。
国際的にみてアルエバルエナとは比較のされようがない。アルエバルエナはキューバ代表チームとのキャリアを持たないからだ。アヤラと対置した場合、アヤラは打率が少し上で、長打では大きく上回っている。ただし、野球選手の質を示す指標の一つである打点を見ると、アヤラが1点上回っているだけだ。これで言えるのは、マンドゥレイの打撃は粗く、ホームに還るプレーも少ないが、肝心のときに力を発揮する、ということだ。
そしてさらに彼が偉大なのは、地元の市チームのメンバーになり、キューバ代表のユニフォームを着て、ファンを魅了しているという事実である。そのプレーは、あらゆるリーグの、つまり世界中のリーグの、最高の選手をも羨む必要のないものである。
ヨルダン・マンドゥレイ、ブエナベントゥーラ球場に彼のプレーを見に来たカリストガルシア市の野球少年たちに挨拶
Manduley con guante de oro y voluntad de acero
http://www.radiojuvenil.icrt.cu/noticias/deportivas/6378-manduley-con-guante-de-oro-y-voluntad-de-acero
2020年02月10日
マタンサス U23代表候補チームとの強化試合勝利
Radio Rebelde、2020年2月10日、Guillermo Rodríguez Hidalgo Gato記者
マタンサスチームがU23チームとの強化試合で、第59期キューバ野球リーグ終盤で見せたとおりの力を見せ、9対4で初戦勝利をおさめた。
アルマンド・フェレール監督率いるチームは、レギュラー選手の半数以上がいない状態のなかで、好調な打線を見せ、登板した4投手もいい投球を見せた。
この点についてフェレール監督は、チームがきょうラティーノアメリカーノ球場で見せた状態に満足している、と話した。
両チームは準備段階にある。わずかトレーニング4回のセッションしか経ていない現在の状態で、10安打を放つことができた。これはニカラグアでできることの良い前兆である。
一方、U23代表監督のエリエル・サンチェスは、わが国の成人リーグでの多くの経験を経た選手たちとの今回の対抗戦はひじょうに有益である、と述べた。
- ここまで非常にうまく進んでいる。サンクティ・スピリトゥスでトレーニングを始めて以降、何の問題も起きていない。サンクティ・スピリトゥスではわがチーム内で5試合、地元の代表候補チームと2試合、の計7試合戦って、8選手をカットした。今回ここでの試合で、チームと正レギュラーを最終的にまとめる目的で調整していくことができる。
五輪王者のサンチェス監督は、2月21日から始まるホンジュラスでの世界予選での代表メンバーは、今回の強化試合が終わるとすぐに発表される、と語った。
- キューバ代表候補チームとの強化試合が2試合残っているが、代表メンバーとして最高の状態にある選手を決めるために、他県との強化試合を少なくともあと2試合調整する必要がある。
エリエル・サンチェスU23監督は、このチームの主要な強みは投手陣である、と述べた。
- ヨシマル・コウシンとブリアン・チーがわが投手陣の二本柱であることは誰の目にも明らかである。さらに全員がしっかり準備できており、大会で勝つための大きな条件を兼ね備えている。
明日火曜日(2月11日)、マタンサスチームはマナグア渡航前の最後の強化試合をキューバ代表候補チームとおこなう。マナグアでは現地ニカラグアの選抜2チームと4試合の強化試合をおこなう予定である。
明日の試合は午後1時から開始され、マタンサスチームの先発はダビド・メナ、一方アルマンド・フェレール監督はたくさんの投手陣を起用することを考えている。
マタンサス対U23代表チーム スコア
マタンサス: 9 10 0
U23代表 : 4 11 3
勝利投手:イランディ・カストロ
敗戦投手:カルロス・フォント
本塁打:
ハビエル・カメーロ(マタンサス)
セサル・プリエト、ライコ・サントス (以上U23)
活躍した選手:
マタンサス
ダイニエル・ガルベス、3打数2安打1得点
エドゥアルド・ブランコ、4打数2安打1得点
フアン・ミゲル・バスケス、5打数2安打1打点
U23代表チーム
ディアスマニ・パラシオ、4打数3安打1打点1得点
セサル・プリエト、4打数2安打1本塁打1打点1得点
ラサロ・マルティン、3打数2安打1打点1四球
このニュースのラジオ音声はこちらから。
イランディ・カストロ(マタンサス)、勝利投手に
ハビエル・カメーロ(マタンサス)、本塁打で勝利に貢献
ライコ・サントス(U23)、先制2点本塁打
キューバTV マタンサス対U23チーム 4回〜7回(2020年2月10日)
キューバTV マタンサス対U23チーム 7回以降(2020年2月10日)
En Audio: Cocodrilos comienzan como mismo terminaron
http://www.radiorebelde.cu/noticia/cocodrilos-matanzas-20200210/
2020年02月09日
キューバ代表候補チーム U23代表候補チームに敗れる
ブリアン・チー、5回を投げわずか1失点で勝利投手に
Radio Habana Cuba、2020年2月9日、PL
来たる海外大会への準備の一環として、キューバ成人とU23のそれぞれ代表候補チームがきょう日曜日(2月9日)、ハバナのラティーノアメリカーノ球場で野球の対抗戦を開始した。
両チームのメンバーのベストな状態を目指した試みのなかで、若きU23チームが2対1で初戦を制し、ブリアン・チーが勝利投手、アンヘル・サンチェスが敗戦投手、アンディ・ロドリゲスがセーブをあげた。
直近の情報によると、この調整のためのプログラムには、明日月曜日から、キューバリーグ今季王者のマタンサスチームも加わる。
最終的な代表メンバーチームは3月22日から26日にかけて米国アリゾナでの五輪予選に出場する。この大会には米大陸の8チームが参加し、1位チームに2020年東京五輪の出場権が与えられ、2位と3位のチームは4月に台北でおこなわれる五輪最終予選に出場する。
キューバはカナダ、コロンビア、ベネズエラとともにグループBに属し、一方、米国、プエルトリコ、ニカラグア、ドミニカ共和国はグループAを構成する。
一方、U23チームは世界大会予選となる同カテゴリのパンアメリカン大会に出場する。これは2月19日から3月1日にかけておこなわれ、全12チームが参加する。
元捕手のエリエル・サンチェス率いるU23キューバチームは、ホンジュラスで開催されるグループBに属し、アルゼンチン、コロンビア、グアテマラ、パナマ、地元ホンジュラスの各チームと対戦する。
マナグアで開かれるグループAにはブラジル、コスタリカ、エルサルバドル、ドミニカ共和国、ベネズエラ、地元ニカラグアが属し、スーパーラウンドは2月26日から29日まで同じくマナグアでおこなわれ、世界大会に進出する上位3チームが決定する。
また、第59期国内リーグ王者のマタンサスは、2月14日から16日、アウグスト・C・サンディーノ将軍と世界的詩人ルベン・ダリオの国の連合軍との対抗戦4試合で、その才能を発揮する。
マタンサスチームはマナグア市のデニス・マルティネス球場で、2月14日と16日、ニカラグアの成人代表チームと対戦し、2月15日は、ニカラグアのU23主要チームと7イニングのダブルヘッダーを戦う。
結果:
U23キューバ 2 5 0.
キューバ 1 7 2
勝利:ブリアン・チー
敗戦:アンヘル・サンチェス
セーブ:アンディ・ロドリゲス
ダニエル・ペレス、U23チーム初の打点
フレデリク・セペダ、キューバ代表候補チーム唯一の打点をあげる
キューバ成人代表対U23代表 初戦 9回最後のシーン(2020年2月9日)
Inician tope beisbolero preselecciones nacionales de Cuba
http://www.radiohc.cu/noticias/deportes/214023-inician-tope-beisbolero-preselecciones-nacionales-de-cuba