2020年02月11日
ヨルダン・マンドゥレイ オルギン県シリーズに参加
ヨルダン・マンドゥレイ(左から2人目)、「バケーロス・デル・オエステ」チームと、ブエナベントゥーラ球場にて
Radio Juvenil、2020年2月11日、Iraldo Leyva Castro記者
発表されていたとおり、先週土曜日(2月8日)、マタンサス市の、美しく古風なサウト劇場で、直近のキューバ野球リーグでもっとも活躍した野球選手とチームへの授賞パーティーが開催され、そのなかで、オルギンとカリスト・ガルシア市のファンの喜びのために、われらのアイドル、ヨルダン・マンドゥレイ・エスカローナが、今季の最優秀遊撃手として、ゴールデングローブ賞を受賞した。
数日前、ここオルランド・プロエンサ・ベラ球場での地元チーム、バケーロスチームとのデビュー戦において、マンドゥレイは次のように述べた。「歯がゆい気持ちだ。それは否定しない。自分は米国アリゾナでの五輪予選のための代表候補チームにふさわしかったと思っている。少し前までは授賞式には行かないと考えていた。でも家族や多くの友人たちから反対されて、堂々と行くことにした」
少なくとも、数多くのファンや、専門家たちのある重要なグループにとっては、「マンドゥ」(野球ファンにおけるマンドゥレイの愛称)には不公平だったことは疑いがない。というのはこんにち、そして歴史的に見ても、マンドゥレイは遊撃のポジションにおいて代表候補に選ばれた2人の選手よりも堅実で華麗な選手であるからだ。しかし、同点に追いつくかリードするかという、打点をあげるべき重要な攻撃場面に送られるなら、われらのマンドゥレイが誰かの二番手ではない、ということに気づくだろう。
国際的にみてアルエバルエナとは比較のされようがない。アルエバルエナはキューバ代表チームとのキャリアを持たないからだ。アヤラと対置した場合、アヤラは打率が少し上で、長打では大きく上回っている。ただし、野球選手の質を示す指標の一つである打点を見ると、アヤラが1点上回っているだけだ。これで言えるのは、マンドゥレイの打撃は粗く、ホームに還るプレーも少ないが、肝心のときに力を発揮する、ということだ。
そしてさらに彼が偉大なのは、地元の市チームのメンバーになり、キューバ代表のユニフォームを着て、ファンを魅了しているという事実である。そのプレーは、あらゆるリーグの、つまり世界中のリーグの、最高の選手をも羨む必要のないものである。
ヨルダン・マンドゥレイ、ブエナベントゥーラ球場に彼のプレーを見に来たカリストガルシア市の野球少年たちに挨拶
Manduley con guante de oro y voluntad de acero
http://www.radiojuvenil.icrt.cu/noticias/deportivas/6378-manduley-con-guante-de-oro-y-voluntad-de-acero
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