2016年12月24日
マタンサス66勝目、キューバ野球年間最多勝記録に並ぶ
マタンサス、キューバ野球年間最多勝記録に並ぶ
マタンサスはきょう(12月24日)グランマとのダブルヘッダーに連勝し、2002年〜2003年シーズンにインドゥストリアレスが達成した90試合制での年間最多勝利記録66勝に並んだ。
マタンサスはきょうの1試合目に、13安打の打撃と、先発Frank Montiehtの6回1/3におよぶ投球により、6対1で勝利した。Frank Montiehtは、6安打1失点、3三振、2四球、1死球と好投した。
インドゥストリアレスの記録に並んだ2試合目では、16安打の打棒と、新人Dairon Duránによる先発投手の好投により、11対0と8回コールド勝ちした。Dairon Duránは、7回を1単打、1二塁打のみに抑え、グランマ打線に得点を与えなかった。ビジャ・クララもオルギンとのダブルヘッダーに連勝し、3位争いにおける2試合のアドバンテージを可能にした。
ビジャ・クララは1試合目にYeniet Pérez三塁手の2点本塁打を含む10安打を放ち、先発のAlain Sánchez投手は6回を9安打1失点に抑え、5対3と勝利した。
中継ぎのMarlon Romero投手が8回に2点を奪われたあと、2点差で登板したYasmany Hernández投手は、対戦した打者4人を完全に抑え、試合を終わらせた。
ビジャ・クララは2試合目も4投手による継投でオルギン打線を散発3安打に抑え、5対1と連勝した。
昨季王者シエゴ・デ・アビラはカマグエイと星を分けた。
1試合目はシエゴ・デ・アビラの右腕Vladimir Garcíaがカマグエイ打線を8回9安打2失点(1自責点)に抑え、5対2で勝利した。打線ではRaúl González二塁手が4打数3安打、1本塁打、2打点、2得点と活躍した。
2戦目ではカマグエイが、7対0と完封勝ちした。カマグエイの先発Rodolfo Sorísは7回2/3を投げ5安打無失点、抑えのÁngel Ramírezは対戦打者4人を完全に抑えた。
明日日曜日は、これらの組み合わせによる連戦が終了する。
Matanzas iguala récord de victorias en Serie Nacional de Béisbol
http://www.cubadebate.cu/noticias/2016/12/24/matanzas-iguala-record-de-victorias-en-serie-nacional-de-beisbol/#.WF8ziNLhDIU
2016年12月22日
マタンサス64勝目、シーズン最多勝利新記録まであと3勝
マタンサス三連勝、シーズン最多勝利新記録にあと3勝
野球国内リーグ首位のマタンサスはきょう(12月22日)、ビジャ・クララを三タテで下し、国内リーグのシーズン最多勝利新記録67勝まであと3勝とせまった。
現在のシーズン最多勝利記録は2002年〜2003年シーズンにインドゥストリアレスが全90試合の日程で記録した66勝である。
マタンサスはきょうの試合で、Víctor Víctor Mesaによる本塁打と、Yordanis SamónとYurisbel Gracialによる三塁打を含む13安打を放ち、11対4で勝利した。
ビジャ・クララの先発Yosvany Torres(補強選手)は、5回を9安打8失点と乱れ、国内リーグ自己通算100勝目のチャンスを再度逃した。
グランマは昨季王者シエゴ・デ・アビラに12対0で7回コールド勝ちし、三連戦のストレート負けを逃れた。打線は15安打を放ち、先発の右腕Lázaro Blancoは、13勝目に一番乗りした。
Lázaro Blancoは、味方打撃陣から初回に4点のバックアップも受け、シエゴ・デ・アビラに対し6安打、2三振、無四球と好投した。
グランマ打撃陣では、Héctor Arias三塁手が4打数4安打4打点1得点と際立った活躍をした。
第二ステージに進出した6チームの中での5位争いでは、オルギンがカマグエイを4対1で下し、三連戦三連勝を果たした。
オルギンの先発Meracles Orisは8回1/3を投げ、カマグエイ打線を5安打1失点に抑える好投をした。
今度の土曜日と日曜日は、カマグエイ対シエゴ・デ・アビラ(ホーム)、ビジャ・クララ対オルギン(ホーム)、マタンサス対グランマ(ホーム)という組み合わせによる連戦が予定されている。
SNB: Matanzas completa barrida y se pone a tres victorias del récord
http://www.cubadebate.cu/noticias/2016/12/22/snb-matanzas-completa-barrida-y-se-pone-a-tres-victorias-del-record/#.WF3lSNLhDIU
2016年12月19日
フレデリク・セペダをWBC代表に キューバでキャンペーンが展開
フレデリク・セペダ
Vanguardia、2016年12月19日、Mayli Estévez Pérez記者
WBC大会、セペダ作戦
2017年のWBC大会代表候補選手からフレデリク・セペダ外野手が除外されたことで、キューバの各メディアでは、セペダを代表候補選手に加えるキャンペーンが展開されている。
国際大会で認められた一人の強打者をキューバチームに加える必要性には、どんな人間であっても異をとなえはしない。キューバは、民族(国境で分けて考えない概念)として、そのような選手を所有している。米大リーグに数名、日本リーグにひとり(アルフレド・デスパイネ)、国内リーグにはごくごくわずか。メジャーリーグの選手たちを検討する選択肢がない状況での、第6回WBC大会に向けての有無を言わせない明白な除外は、多くの野球ファンをサンクティ・スピリトゥスに注目させた。(*ブログ主注:サンクティ・スピリトゥスからは一人も候補選手が選ばれなかった)
もっとも注目を浴びた事例は、サンクティ・スピリトゥスのフレデリク・セペダである。彼は、日本で祖国のために戦うであろう代表チームへの加入条件を、今シーズン開始時から満たしてきた。自身の日本での成績は芳しくなかったものの、日本という国やその試合スタイルを細部まで熟知している。これさえも補足的な利点となる。
「来年のWBC出場を夢見ている。実現すれば、おそらく4回すべてに出場した唯一のキューバ選手になるだろうし、安打、打点、本塁打あるいは得点は自己記録やキューバ記録を更新するだろう」、とセペダは9月にJoel García記者に対して語っている。
「目標はWBCだ。まずは国内シリーズに照準をあわせる。なぜならそこで結果を出さなければその後はないからだ。成績を残し、もちろんキューバ代表に加わるよう努力する。私はただひたすらすべての日々をグラウンドに捧げるようにする。そのことが結果を残してくれるだろう。」、とこれも同じ9月に同記者に語っている。サンクティ・スピリトゥスにとっての今季リーグが終了した時点のことである。彼はこれを、当時二度目の手術をしたばかりのひざのマッサージ治療の最中に、ベッド上からおこなっていた。
「(二次ラウンドに進出する)6チーム以外にもすぐれた選手はたくさんいる。セペダだけについて話してるんじゃないよ、チームが要請した要件を満たしていなかったとしても、彼らは代表候補選手の対象となるべきだ。国内シリーズを戦ったのだから。」、とセペダは11月にエスカンブライ紙のElsa Ramos記者に語っている。リーグ第二次ラウンドが始まり、セペダが健康上の理由により選ばれなかったときのことだ。
しかし、サンクティ・スピリトゥスのような弱小チームで39試合に出場し、打率.373はリーグ9位、長打率.560はリーグ8位、OPS1.045はリーグ6位、さらには22打点、18得点をあげた。セペダは、いまだ本調子ではないにもかかわらず、今回話題になっている代表候補選手50人中でも数番目の位置にいる。このことは、東京ドームの清掃夫でさえよく知っていることだ。
このため、セペダが代表候補に選ばれなかった以降、オペレーション・セペダ(セペダ作戦)とでもいうべき状況が広がっている。セペダを彼がもともといるべきであった場所に配置しろという声である。これは当然のことだ。この一般的反応の熱気におされて、プレーオフ4チームへの補強に選ばれるであろう選手たちの相場一覧が出現した。セペダは、その文字通りの意味ではないにしても、そのリストの先頭にいた。その意味は、この背番号24の選手は準決勝に進出するチームのどれかに補強選手として加わるだろう、というものだ。ビジャ・クララのチームに近い関係者によれば、Heriberto Suárezコミッショナーによるこの召集は決して隠されることなく、コミッショナーの最近のビジャ・クララへの訪問は、このサンクティ・スピリトゥスの強打者の選抜を意図したものだったといわれている。
国内メディアもこのキャンペーンに加わった。執筆媒体、ラジオおよびテレビ媒体は、セペダがWBC代表チームに加わる必要性について論じている。直近では、Liván Peña医師がテレビ放送に登場した。背番号24の男がなぜ手術後の回復を完全に待たずにチームに加入したのか、その献身について触れた医師は、現在すでにセペダがよい状態にあり、2017年の野球界におけるもっとも重要な国際イベントに彼が登場するという夢が実現する願望を語った。
思うに、セペダは、第三回WBCのときの同志アリエル・ペスターノ(Ariel Pestano)のようにはならないだろう。今回は意見すべき人たちがそれをおこなっている。今回は退場に向けての叱責ではなく、不公正さへの叱責がある。もし1月28日に発表される日本行きの代表チームメンバーに、2015年のカリビアン・シリーズMVP選手がいるなら、小さなモーターが大きなモーターを動かしたのだから、多少のことではある。しかし本質的には、キューバで本来選ばれるべき選手たちが誰も現れていないというのも現実である。
Clásico Mundial: Operación Cepeda
http://www.vanguardia.cu/deporte/7954-clasico-mundial-operacion-cepeda
2016年12月17日
マタンサス60勝目、年間最多勝利記録に近づく
JIT、2016年12月17日、Tony Díaz Susavila記者
マタンサス、年間最多勝利記録に近づく
今週土曜日(12月17日)、首位のマタンサスは、オルギンを9対0で破り、シリーズ90試合制における年間最多勝利記録にまた一歩近づいた。
ビクトル・メサ率いるチームはこれで今季60勝11敗とし、2003年の第42期リーグにおいて、レイ・ビセンテ・アングラーダ(Rey Vicente Anglada)監督率いるインドゥストリアレスが記録したリーグ年間最多勝利記録にあと6と迫った。
マタンサスは、ビジターとして登場したこのビクトリア・ヒロン球場での試合で17安打を放ち、その力を発揮した。
ビクトル・ビクトル・メサ(Víctor Víctor Mesa)とアリエル・サンチェス(Ariel Sánchez)による2本塁打と、アニバル・メディーナの三塁打により、初回に6点をあげた。
ほかのマタンサスの打撃陣も安打を重ね、先発Frank Monthietと抑えYoel Suárezは失点を許さなかった。
しかしマタンサスは残塁9を数え、オルギンは残塁8だった。オルギンの先発Carlos Santiestebanはアウトひとつもとれずに降板した。
きょうの注目すべき結果は、カマグエイがグランマとのダブルヘッダーを5対4、14対4(8回コールド)と連勝したことである。
グランマの先発Yoalkis Cruzは立ち上がりが悪く、2回2/3を維持するのがやっとの状態で、チームの敗北を招いた。
この右腕からカマグエイ打線は4得点を奪い、その後のリリーフ陣に対しても抑えのLeorisbel Sánchez以外の投手から得点を重ねた。
Jorge Cardosaは4打数2安打、1二塁打、1本塁打、4打点と大当たりし、この日のCándido González球場でもっとも活躍したカマグエイの打者となった。
(*ブログ主注:公式サイトによると、これはJorge Cardosaではなく、4番のALEXANDER AYALA GARCIAが正しいと思われる)
きょうのこのほかの試合では、昨季王者のシエゴ・デ・アビラがビジャ・クララとのダブルヘッダーを7対5、8対5と2連勝した。
きょうの全試合(5試合)では、合計6本塁打、61得点、123安打、10失策がうまれた。
明日、連盟によると、サブシリーズ12の試合がおこなわれる。
また、マタンサスは、Alexander Bustamante Guerraの負傷により、Roberto Loredo Sarríaの加入が報告された。
Bustamante投手はリリーフとして20試合に登板し3勝1敗、防御率3.74を記録していた。
Matanzas se acerca a récord de victorias
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=39800
2016年12月10日
アリエル・ボレーロの現役引退式、12月19日に開催
アリエル・ボレーロ、12月19日に公式引退セレモニーを予定
ビジャ・クララのレジェンド、44歳のアリエル・ボレーロ一塁手が12月19日(月曜日)、現役引退する。ビジャ・クララの野球コミッショナーであるエルネスト・ルイスがバングアルディア紙の記者に伝えた。
当日の引退セレモニーは、ここ数年ボレーロが加入していた2チーム、ビジャ・クララとシエゴ・デ・アビラとの間の試合のあとに予定されている。ボレーロは、2012年-2013年シーズンではビジャ・クララでリーグを制覇し、ロヘル・マチャド率いるシエゴ・デ・アビラへの補強選手として2014年-2015年シーズンと、2015年-2016年シーズンにおいて王者となった。
キューバ野球リーグで2000安打以上(2061安打)と400二塁打以上(412二塁打)の両方を達成している唯一の打者であるボレーロは、ビジャ・クララとシエゴ・デ・アビラのアイドルである。ビジャ・クララ加入時には、シエゴ・デ・アビラ地域での滞在のために招待文書が送られた。ビジャ・クララのサンディーノ球場での引退式に向けて、シエゴ・デ・アビラ当局は出席する意向を示している。
Ariel Borrero tendrá ceremonia oficial de retiro el próximo 19 de diciembre
http://www.cubadebate.cu/noticias/2016/12/10/ariel-borrero-tendra-ceremonia-oficial-de-retiro-el-proximo-19-de-diciembre/#.WE2BZNLhDIU
*元記事 バングアルディア紙、2016年12月7日、Osvaldo Rojas Garay記者
Nueva fecha para el adiós de Borrero: lunes 19 de diciembre
http://www.vanguardia.cu/deporte/7865-nueva-fecha-para-el-adios-de-borrero-lunes-19-de-diciembre
キューバ野球国内リーグ補強可能選手追加発表 フレデリク・セペダら19人
国内リーグ準決勝への補強可能選手19人追加発表
キューバ野球全国執行部は、来年1月からの第56期シリーズポストシーズンに残る4チームへの補強可能選手の人数を追加した。補強は12月29日に予定されている。
今週金曜日(12月9日)の発表によると、現ステージに選ばれていない19選手が各監督の自由裁量となる。また脱落する2チーム(おそらくオルギンとカマグエイと予想される)からの選手も同様である。
今回の発表では明示されてはいないが、これらすべての選手は、カリビアン・シリーズやWBCでのキューバ代表選手として選ばれうる対象にある、と考えられる。
今回発表された追加19選手は以下の通り。
捕手: Olber A. Peña Sánchez (PRI) y Jordanys Acebal Pérez (IJV).
内野手: Yosbel Sánchez Zayas (IND), Dainer Gálvez Guerra (IJV), Michel Enríquez Tamayo (IJV), Yariel Duque Salgado (ART), Jorge L. Barcelán Rodríguez (MAY) y Daviel Gómez Montero (SSP).
外野手: Leonardo G. Urgellés González (IJV), Juan M. Soriano García (CFG), Frederich Cepeda Cruz (SSP) y Jorge A. Johnson Dixon (LTU).
投手: Frank L. Medina García (PRI), Eddy Abel García del Toro (IND), Luis M. Castro Ortiz (MAY), Alejandro Meneses Abelleira (LTU), Ulfrido García Andújar (SCU), Alberto Bicet Labrada (SCU) y Luis E. Castillo Muñoz (GTM).
Habilitan a 19 peloteros como posibles refuerzos para la semifinal de la SNB
http://www.cubadebate.cu/noticias/2016/12/10/habilitan-a-19-peloteros-como-posibles-refuerzos-para-la-semifinal-de-la-snb/#.WE113dLhDIU
2016年12月06日
キューバ 第四回WBC大会代表候補選手50人を発表
アルフレド・デスパイネ
Cubadebate、2016年12月6日
キューバ、第四回WBC大会代表候補50選手を発表
キューバ野球連盟はきょう(12月6日)、2017年3月6日から22日にかけて開催予定の第四回WBC大会に向けて、代表候補50選手を発表した。
大会組織委員会(米国大リーグ)に送られた候補選手リストには、日本リーグ所属の本塁打王アルフレド・デスパイネらが含まれている。
また、過去のWBC大会経験者8選手と、五輪大会経験者5選手が選ばれているのも注目される。
現在国内シリーズで首位を独走するマタンサスから11選手が選ばれている一方、まったく候補選手が選ばれなかったのが出場経験のあるフレデリク・セペダを擁するサンクティ・スピリトゥスと、シエンフエゴスの2チームである。
代表候補選手の構成は、捕手が5人、内野が15人(一塁6人、二塁3人、三塁4人、遊撃2人)、外野が6人、投手が24人、である。
キューバ野球連盟による発表によると、選抜の基準は、規律、グラウンド内外での献身、今季の全体成績、心身の状態、打順と守備の効果、対応能力、通算成績、によった。
また、今回の選抜は変更がありうる。というのは、現時点でのシリーズにおいて好調な状態にある選手を含んでいるからである。そのため来年2月6日までに変更される可能性があり、その場合昇格・降格が発表される。
最終のリストは1月末に発表される。全28選手で構成され、そのうち少なくとも、投手が13選手、捕手が2選手となる。
米大リーグに送られた仮リスト
捕手: Frank Camilo Morejón Reyes, Yulexis La Rosa Águila, Ariel Martínez Marrero, Osvaldo Vázquez Torres, Rafael Viñales Álvarez
一塁手: Alexander Mayeta Kerr, William Saavedra Valdés, Guillermo J. Avilés Difurnot, Yasiel Santoya Zulueta, Norel González Beltrán, Yordanis Samón Matamoros
二塁手: Raúl González Isidoria, Juan C. Torriente Núñez, Aníbal Medina Pérez
三塁手: Yurisbel Gracial García, Jeferson Delgado Castañeda, Yeniet Pérez Romero, Yunior Paumier Oliva
遊撃手: Yorbis Borroto Jáuregui, Alexander Ayala García
外野手: Edilse Silva La O, Alfredo Despaigne Rodríguez, Julio Pablo Martínez Sánchez, Víctor Víctor Mesa Ríos, Yoalkis Céspedes Maceo, Denis Laza Spencer
投手: Freddy Asiel Álvarez Sáez, Yosvany Torres Gómez, Yoanny Yera Montalvo, Vladimir García Escalante, Lázaro Blanco Matos, Jonder Martínez Martínez, Bladimir Baños Chacón, Alaín Sánchez Machado, Yoalkis Cruz Rondón, Robelio Carrillo Carbajal, Raidel Martínez Pérez, Erlis Casanova Callaba, José R. Rodríguez Méndez, Leandro Martínez Figueredo, Dairon Alexis Riera Ramírez, Leomil González Ercilla, Miguel Lahera Betancourt, Liván Moinelo Pita, Alexander Rodríguez Matos, Dany Aguilera Rives, José A. García Sánchez, Yoandry Ruiz Hernández, César García Rondón, Yasmany Hernández Rojas.
Cuba divulga prenómina de 50 peloteros al IV Clásico Mundial
http://www.cubadebate.cu/noticias/2016/12/06/dan-a-conocer-preseleccion-de-50-peloteros-al-iv-clasico-mundial/#.WEeCUdLhDIU
2016年11月27日
フレデリク・セペダ・インタビュー フィデルは死んでない (音声つき)
Radio Sancti Spíritus、2016年11月27日、Elsa Ramos Ramírez記者
フレデリク・セペダ: 私にとってフィデルは死んでいない
フィデルの死はサンクティ・スピリトゥスの野球選手フレデリク・セペダに衝撃を与えた。セペダは司令官と何度か会う機会を持った。司令官はセペダのスポーツ選手としての行動や社会活動を賞賛した。セペダは野球にかかわる間柄からキューバ指導者の息子と兄弟のような親しい関係にもある。
(インタビュー音声ファイルあり)
Frederich Cepeda: Fidel para mi no ha muerto
http://www.radiosanctispiritus.cu/es/2016/11/frederich-cepeda-fidel-para-mi-no-ha-muerto-audio/
2016年11月24日
米国テキサスのライス大学野球部、キューバで5番勝負
JIT、2016年11月24日、Tony Díaz Susavila記者
テキサスの大学生がキューバで試合
西部地域で5試合をおこなう
米国のライス大学の野球チームが明日(11月25日)から来月2日まで、キューバで5番勝負をおこなう。野球全国執行部(DNB)のJesús Barrosoがきょう本サイトに語った。
この大学は、米国で二番目に人口と面積があるテキサス州の南部に位置するヒューストンの大学である。
連日午後1時半からキューバ西部地域各県の大学のチームと対戦する。
試合日程は以下の通り。
11月25日、アルテミサ、 7月26日球場
11月27日、マジャベケ、ネルソン・フェルナンデス球場
11月29日、ピナール・デル・リオ、カピタン・サン・ルイス球場
11月30日、ハバナ、ラティーノアメリカーノ球場
12月2日、シエンフエゴス、9月5日球場
Universitarios de Texas jugarán en Cuba
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=39685
2016年11月23日
アルフレド・デスパイネ ロング・インタビュー われわれには野球の血が流れている
アルフレド・デスパイネ
Granma、2016年11月23日、 Aliet Arzola Lima記者
アルフレド・デスパイネがマルティレス・デ・バルバードス球場のダグアウトから出てくると、観客は熱狂する。歌声と喝采が鳴り響く。キューバ野球最高の強打者である彼は、ホームランでスポットライトを独占し、ファンをひきつけてきた。
彼のウォーミングアップのルーチンは簡素である。ストレッチと軽いランニングに30回から40回の素振りをおこなう。観客席からの歓声のなかで彼のバットはなりひびく。デスパイネは自分がリーダーであることを自覚しているが、チームの同僚たちとも、ファンたちとも、いとも簡単に自由にふさわしくふるまう。ファンたちはこのホームラン王からサインや写真の申し出に対する否定的な返答を決してもらわない。
そのようなレベルの期待は当然である。日本のプロ野球のパシフィック・リーグで戦う千葉ロッテ・マリーンズのユニフォームを着たデスパイネは、2016年の最も優れたラテン系選手のひとりだった。24本塁打、27二塁打、92得点をあげ、打率.280、長打率は.480だった。
さらに、三振の頻度(570打数89三振)は2015年(409打数89三振)と比較して顕著に減少した。一方、四球の数は49から64に増え、出塁率を.352から.361に増加させ、難しい日本の投手陣に対する反応の良さを明確に示した。
彼がキューバに戻ったあとは、その打席ごとに、多くの携帯フラッシュがたかれ、その恐るべき打棒を録画する。球場は彼を見るためだけに満員になる。
- キューバ・リーグへの再加入はどんな感じですか。
少しずつ様子を見ている。まだ試合数が少ないので、トーナメントでの投手陣との対戦機会を多く持とうとしている。彼らは日本リーグとは同じレベルではないから。それほど難しくはないだろうと考えている。スピードは劣るし、球種もすくない。
さらに、打席で5〜6球見れているという事実は私を有利にする。もし彼らがストライクゾーンに投げてきて、1〜2球で打たなければならないとしたら、もっと難しくなるだろう。これまではたくさんの四球をもらってきた。カーブやスライダー、早いストレートや遅いストレートなどを見てきている。たとえ悪いゾーンに投げてきたとしても、私が早く適応するのに役立つ。
- 日本で残した質的な飛躍に満足はしていますか。
もう向こうで3年やって、春のトレーニングの間、3月に費やす時間のおかげで、よいよい状態に落ち着けている。結果が出せて、143試合のトーナメントではよくあることだがケガで何試合かは欠場したものの、とてもよい数字を残せた。
オープン戦の期間が重要なのは、統計は役にたたず、公式戦において対戦するであろうスター選手たちによって自分の調子を測れるからだ。それらの試合は研究に役立つ。たとえば、ボールを打つことなく、いろいろな投手陣との対戦機会が得られる。ただ彼らが投げてくる投球を見るんだ。これは長いシーズンに立ち向かうすべてのプロ選手にとって必要なことだ。
- ジャーナリストのFrancys Romero記者とのインタビューのなかであなたは、WBCにむけての目標は持っていない、と表現していましたね。その点についてなにかコメントできることはありますか。
WBCにむけての目標はなにも持ってない。なぜなら、すべては契約次第だからだ。参加するのに問題はないと思う。でもプロ球団は時には許可を出し、時には許可を出さない。私はただ参加が受け入れられるのを待つだけだ。プレーし続け、準備を続ける。そしてもしその機会がくれば、キューバチームが前進するように最善をつくすよ。
- それでは日本で活動を続けるのですか
3件のとてもよいオファーがきていて、そのうちのどれに決まるのか待っているところだ。まずはそれらすべての球団と会談を持ち、そのあと正しい決定をしなければならない。
- それらのオファーはどれも多くの要求が予想されますね・・・
もちろん、それらの球団はすべて、ロッテ・マリーンズを含めて、リーグの中のとても強いチームだ。それに中日ドラゴンズはとても競争力があるし、福岡ソフトバンク・ホークスは昨年まで二年連続の王者であり、今季は勝てなかったが、もっとも優れた選手たちが所属している。間違いなくトーナメントで最も強いチームだ。
- WBCで日本野球と再度戦うことは、キューバにとってひとつの挑戦となりますね・・・
日本の投手陣は剛速球をたくさん投げてくる。大半は手がつけられない。だからバッターボックスではとても忍耐が必要となる。打撃は、以前のようにヒットを打ち、走り、ボールをミートし、といった形ではない。いまはものすごく力強さがあり、ホームランダービーのトップ選手たちは年間30本、35本、44本の本塁打を打つ。その面は強化されている。
- その厳しい大会に直面するわが国の野球についての見通しはどうですか
キューバ野球は少し元気がなくなってきている。海外への亡命や流出によりレベルが下がっているのは誰の目にも明らかなことだ。しかし、われわれにはもともと野球の血が流れているし、WBCでは若者とベテランをミックスして立ち向かうことになる。前進しながら、完璧な成績を残すために戦うことだろう。
Despaigne al bate
http://www.granma.cu/deportes/2016-11-23/despaigne-al-bate-23-11-2016-14-11-11