2021年01月21日
サンティアゴ・デ・クーバで交通事故 2人が重傷 停止信号を無視
Cubadebate、2021年1月21日
2021年1月21日、サンティアゴ・デ・クーバの歴史地区のサン・フランシスコ通りとカルバリオ通りの交差点で起きた交通事故では、「止まれ」の信号標識を無視した結果、2人が命の危険がある重傷を負った。
Santiago de Cuba: Dos personas lesionadas por no respetar la señal semafórica de Pare
http://www.cubadebate.cu/noticias/2021/01/21/santiago-de-cuba-dos-personas-lesionadas-por-no-respetar-la-senal-semaforica-de-pare/
ラウル・カストロ第一書記とミゲル・ディアスカネル大統領 ルーラ元ブラジル大統領と会談
(左より)ラウル・カストロ・ルス第一書記、ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルバ元ブラジル大統領、ミゲル・ディアスカネル・ベルムーデス大統領、マヌエル・マレーロ・クルース首相、ブルーノ・ロドリゲス・パリージャ外相
Granma、2021年1月19日
キューバ共産党中央委員会第一書記のラウル・カストロ・ルス将軍と、キューバ共和国大統領のミゲル・ディアスカネル・ベルムーデスは、きょう火曜日(1月19日)、同国を訪問中のルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルバ元ブラジル大統領と会談した。
親愛なる雰囲気のもと、キューバの最高幹部たちと、ブラジル労働党の名誉大統領は、両国および両党の歴史的な兄弟姉妹的関係について語り合った。
ルーラは、自身の完全なる自由の要求におけるキューバ国民の連帯に感謝し、ドナルド・トランプ米国大統領政権による経済封鎖の激化と、テロ支援国リストへのキューバの追加を非難した。また、キューバ医療団がブラジルでおこなった人道的活動を顕彰し、現在キューバの援助隊が世界各地で提供している支援を賞賛した。
この会談には、マヌエル・マレーロ・クルース首相やブルーノ・ロドリゲス・パリージャ外相のほか、ブラジルのジャーナリストで政治家・文筆家のフェルナンド・ゴメス・デ・モライスも同席した。
キューバTV(2021年1月19日)
Sostienen Raúl y Díaz-Canel encuentro con Lula
http://www.granma.cu/cuba/2021-01-19/sostienen-raul-y-diaz-canel-encuentro-con-lula-19-01-2021-20-01-59
2021年01月20日
キューバの新型コロナワクチン 世界の注目を浴びるか
ビセンテ・ベレス・ベンコモ所長
Radio Habana Cuba、2021年1月20日、ACN
きょう水曜日(1月20日)の外国メディアによるフィンレイ・ワクチン研究所(IFV)所長との記者会見によって、新型コロナウイルスに対する有望なキューバのワクチン候補に関する、世界の報道における沈黙が破られ始める可能性がある。
IFVによるツイートは、ビセンテ・ベレス・ベンコモがわが国公認の複数メディアの質問に応答した、と明らかにした。
この日、世界保健機関(WHO)は、治療可能性の能力独占に反対し、連帯するよう呼びかけていた。
WHOはまた最近、新型コロナウイルスの世界的伝染が終わりなく致命的に続いているため、緊急的なワクチン使用を検討していた。
キューバは4種類のワクチン候補の臨床試験をさまざまな段階で成功しており、今年四半期において国内での集中的な接種キャンペーンを計画している。
キューバはまた、新型コロナウイルスに対する衛生ガイドラインや新たなバイオテクノロジー製品について、他国と交流をおこなってきており、災害や重い疫病に関する専門医療援助隊によっておよそ40の国や地域を前線で支援している。
これらの達成にもかかわらず、公共の議題におけるパンデミックの重要性に反して、世界の主要メディアでは沈黙が続いている。
キューバTV(2021年1月18日)
Vacuna contra la COVID-19: el mundo podría girar hacia Cuba
http://www.radiohc.cu/noticias/salud/245246-vacuna-contra-la-covid-19-el-mundo-podria-girar-hacia-cuba
キューバ野球リーグ 準々決勝の組み合わせ決まる インドゥストゥリアレス対グランマなど
昨季プレーオフのインドゥストゥリアレス対グランマ戦
JIT、2021年1月20日、Mario Martín Martín記者
第60期キューバ野球リーグは一次ラウンド最終試合でインドゥストゥリアレスがピナール・デル・リオを10対6で破り、準々決勝の組み合わせが次のように決まった。
インドゥストゥリアレスはグランマと、ピナール・デル・リオはサンクティ・スピリトゥスと対戦する。ほかの2試合は、マタンサス対シエンフエゴス、サンティアゴ・デ・クーバ対ラス・トゥナスとなる。
もちろん、すべての試合は興味深いものだが、なかでもこの一つ目の試合(インドゥストゥリアレス対グランマ)はより多くの注目を奪うに違いない。
きょうの最終試合ではインドゥストゥリアレスもピナール・デル・リオも控え選手が大半のラインナップだった。勝利チームのインドゥストゥリアレスではユスニエル・ロサバルが5安打、ヨシマル・キンタナが3安打と活躍した。
エディ・アベル・ガルシアが4回と5回の2イニングを投げ、勝利投手となった、ホルヘ・アンドレス・モンターノが敗戦投手となった。ロベルト・アセベドとランディ・リナーレスが本塁打を放った。
明日木曜日は、新型コロナウイルスによるパンデミックとの戦いを強いられているリーグのプレーオフについて新たな詳細が発表される予定である。
インドゥストゥリアレス対ピナール・デル・リオ(2021年1月20日)
60 SNB: definidos los pareos para cuartos de final
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=194652
2021年01月18日
「バスを待ちながら」の映画監督フアン・カルロス・タビーオ死去
フアン・カルロス・タビーオ
Cubadebate、2021年1月18日
映画監督のフアン・カルロス・タビーオがきょう1月18日の未明、ハバナで死去した。
1943年生まれのタビーオは、そのさまざまな作風の自作の影響力によって、観客と批評家の双方から評価された。喜劇の古典「セ・ペルムータ」(1985年)は、「キューバのスター」ロシータ・フォルネースの演技も相まって際立っている。
この名高い映画作家は、自身が終生擁護した喜劇ジャンルにおける明白な傑作「プラフ」(1988年)のほか、トマス・グティエレス・アレアとの共作「苺とチョコレート」(1993年)と「グアンタナメラ」(1995年)などの活動が評価され、2014年のキューバ映画大賞を受賞した。
「バスを待ちながら」(2000年)と「豊穣の角」(2008年)が最新作である。
キューバ映画界に重要な遺産を残し、模範を築いたこの多作の作家の遺体は火葬される予定であり、近日中に葬儀について発表がなされる。
(Cubacineの情報による)
映画「セ・ペルムータ」のフォルネース出演場面
映画「プラフ」完全版
映画「バスを待ちながら」一部場面
映画「苺とチョコレート」一部場面
映画「グアンタナメラ」完全版
映画「豊穣の角」予告編
フアン・カルロス・タビーオ インタビュー(2017年)
Director de cine Juan Carlos Tabío falleció hoy en La Habana
http://www.cubadebate.cu/noticias/2021/01/18/director-de-cine-juan-carlos-tabio-fallecio-hoy-en-la-habana/
2021年01月17日
キューバ 新たな感染者650人 死者4人 新型コロナウイルス状況
フランシスコ・ドゥラン博士
Radio Rebelde、2021年1月17日
キューバはきょう(1月17日)、新型コロナウイルス感染症の新たな感染者650人が判明した、とキューバ疫学局長のフランシス・ドゥラン博士がテレビ記者会見で発表した。
ドゥラン博士は、国内の分子生物学18か所の研究所において昨日、1万946件の検査が処理された、と説明した。
集中治療室では46人が治療を受けており、そのうち11人が危篤、35人が重体の状態である、と博士は述べた。
子どもの事例については4人の子どもが重症だが安定しており、また男の乳幼児1人が危険な状態にある、と博士は説明した。
博士は、昨日死亡した4人の死を悼み、全国での死者が累計170人に達したことを悲しんだ。またこの日、363人が退院した、と博士は強調した。
昨年3月以降、本日まで、キューバでは1万8151人が新型コロナウイルスに感染した。
新たな感染者651人、累計18151人
新たな退院者363人、累計13543人
キューバTV フランシスコ・ドゥラン博士テレビ会見(2021年1月17日)
Reportan en Cuba 650 nuevos casos de COVID-19 (+Video)
https://www.radiorebelde.cu/noticia/reportan-en-cuba-650-nuevos-casos-de-covid-19-20210117/
2021年01月16日
キューバ 革命家ルベン・マルティネス・ビジェナを追悼 没後87年
ルベン・マルティネス・ビジェナ
Radio Habana Cuba、2021年1月16日、PL
キューバのミゲル・ディアスカネル大統領はきょう(1月16日)ツイッターで、没後87年を迎えたキューバ人革命家・知識人のルベン・マルティネス・ビジェナを追悼した。
キューバは永遠の革命家の記憶に追悼をささげる、と書いた大統領は、「偉大な愛国者で知識人の美しい偉業」を賞賛し、ビジェナの言葉の一節を引いた。「学ばなければならない。何があろうとも、革命のために喜んで戦わなければならない」。
ルベン・マルティネス・ビジェナは、キューバの最も重要な歴史的出来事の一つである「13人の抗議」(1923年)を率い、このときこの若き弁護士はアルフレド・サヤス政権が関わっていた策動を非難した。
知識人ビジェナはキューバ共産党およびキューバ全国労働者連盟において重要な役割を担った。
ビジェナは、健康悪化にも関わらず、革命的なゼネラル・ストライキを主導し、1933年8月12日のヘラルド・マチャド独裁政権の打倒をもたらした。
ビジェナは結核のため、1934年1月16日、35歳のときに亡くなった。
キューバTV(2021年1月16日)
Díaz-Canel rinde homenaje a intelectual y revolucionario cubano
http://www.radiohc.cu/noticias/nacionales/244771-diaz-canel-rinde-homenaje-a-intelectual-y-revolucionario-cubano
2021年01月15日
マタンサス、サンティアゴ・デ・クーバ、グアンタナモの三県、限定的国内感染段階へ後退
ミゲル・ディアスカネル大統領(上段中央)
Radio Rebelde、2021年1月15日、Demetrio Villaurrutia Zulueta記者
一部の地域の複雑な疫学的状況に対応して、政府の臨時作業部会はきょう金曜日(1月15日)、マタンサス、サンティアゴ・デ・クーバ、グアンタナモの3県の、限定的国内感染段階への後退を承認した。
ミゲル・ディアスカネル大統領が主宰する会議には、党中央委員会第二書記のホセ・ラモン・マチャド・ベントゥーラや、マヌエル・マレーロ・クルース首相も出席し、新型コロナウイルスのより高度な管理と予防に影響し必要な厳格さをもって遵守されていない鍵となる側面を検討した。
ロベルト・モラーレス・オヘダ副首相は、直近の15日間において最大の感染者数が生じ、10万人あたりの感染率が増加を示しているマタンサス県の状況を報告した。
同じく、それぞれ回復段階の第一フェーズと第二フェーズにいたサンティアゴ・デ・クーバとグアンタナモの両地域の指標は、ここ数日のあいだ同感染症の管理における悪化を示しており、限定的国内感染段階に後退するに至った。
モラーレス・オヘダ副首相はまた、国内における新型コロナウイルスの高い伝播レベルを明らかにしているその疫学的推移によって、いくつかの都市が異なるフェーズに後退する、と発表した。
副首相は、新型コロナウイルスの限定的国内感染段階にいる都市は国内で現在62都市あり、このほか24都市が回復段階のいくつかのフェーズにおり、さらに82都市が新たな日常の段階を継続している、と述べた。
全体としては、きょう金曜日の3県の限定的国内感染段階への後退によって、国内でハバナを加えて4県となる。
一方、新たな日常段階には、サンクティ・スピリトゥス、ラス・トゥナス、オルギン、グランマ、イスラ・デ・ラ・フベントゥ特別自治区がとどまっており、回復第三フェーズにはピナール・デル・リオ、シエンフエゴス、シエゴ・デ・アビラ、カマグエイがおり、第二フェーズにはアルテミサ、マヤベケ、ビジャ・クララがいる。
政府の臨時作業部会は、感染者の接触者特定を早める戦略適用や、コミュニティーでの低い調査数の改善、実施されるPCR検査検体と結果を出す時間の迅速化、コロナ患者のための病床用意、プライマリヘルスケアの役割などを、深く分析した。
これに関して、マヌエル・マレーロ・クルース首相は、入国した旅行者への隔離期間中のフォローアップの必要性と重要性や、同感染症のより高度な管理を可能とする解決の追求、を強調した。
ハバナ、サンティアゴ・デ・クーバ、マタンサス、ビジャ・クララ、シエンフエゴス、グアンタナモ、シエゴ・デ・アビラ、サンクティ・スピリトゥス、オルギン各県は、前日木曜日終了時点で陽性者の最大の発生率の県として、臨時作業部会に報告した。
新型コロナウイルスに立ち向かうには、厳格さ、責任、家族と個人の正しい行動の必要性がふたたび明らかになっている。ここ数日のあいだ、全国で最多の感染者が報告されていることは、同ウイルスの感染力の証拠である。
このニュースの音声はこちらから。
キューバTV(2021年1月15日)
キューバTV(2021年1月14日)
キューバTV サンティアゴ・デ・クーバ状況悪化(2021年1月13日)
Retornan Matanzas, Santiago de Cuba y Guantánamo a la etapa epidémica de la Fase de Transmisión Autóctona Limitada (+Audio)
https://www.radiorebelde.cu/noticia/retornan-matanzas-santiago-de-cuba-y-guantanamo-a-la-etapa-epidemica-de-la-fase-de-transmision-autoctona-limitada-20210115/
キューバでの観光業は継続 観光省が発表
Radio Habana Cuba、2021年1月15日、ACN
キューバ観光省(Mintur)はきょう金曜日(1月15日)、国内では、すべてのホテル施設に到着する海外からの観光客や労働者の健康保護を前提として、観光部門のサービス提供は続けられる、と発表した。
同省はツイッターで次のように説明した。「観光業の活動は、各地域での規制にもかかわらず、継続される。顧客と労働者の安全は、厳格な衛生・安全ガイドラインの実施によって保証される。#CubaTuDestinoSeguro #CubaTravel」
昨年12月1日の、国際観光の再開およびハバナのホセ・マルティ国際空港の稼働再開以降、公衆保健省は、パンデミックに立ち向かうこの新たな段階において労働者と顧客の安全を保証する施設とサービスに付与する「より衛生的で安全な観光業認証」を設けた。
新型コロナウイルスによって強いられた制限にも関わらず、その結果としての国際観光客の減少と、世界レベルでの観光業の発展がもたらされ、キューバは海外観光客にとっての安全な旅行先として確立している。
ラジオ・クバーナ(2021年1月13日)
Turismo en Cuba continúa con seguridad y protección frente a la COVID-19
http://www.radiohc.cu/noticias/economia/244754-turismo-en-cuba-continua-con-seguridad-y-proteccion-frente-a-la-covid-19
キューバでの電動バイク爆発による火災事故件数 2020年は485件 前年の2倍増
Granma、2021年1月15日、Suremys Pavón Madera記者
2020年の電動バイクによる火災は2019年と比較して2倍に増えたことを、キューバ消防隊が発表した数字は示している。
キューバTVで放送されたレポートでは、2017年以降、これらの事故が恒常的に起きていることが明らかにされている。これまで最も多くの事故が起きた年は221件の2019年だったが、2020年は10月7日までに485件を記録した。そのうちハバナが186件で最多の県だった。
今年1月14日にシエゴ・デ・アビラで、充電していた電動バイクの爆発により起きた中規模の火災の結果、4軒の家屋が被害を受けた。負傷者や死者はいなかった。
2017年から2020年のあいだ、電動バイクはキューバでの火災の主要な原因の一つであった。事故の半数は夜間に起き、107件は管理せずに充電したまま放置したことから引き起こされており、このため内務省はそのパラメーターに注意を払うよう推奨している。
これらの事故のほかの原因としては、バッテリーの過熱のほかに、当該バイクのシステムに適合していない何らかの使用があり、この例としては、メーカーが勧告している注意を考慮しない充電方法や、当該バイクの本来のシステムには適合していない修理を行うためのアクセサリーの使用などがある、と消防隊の専門家は指摘している。
駐車場や車庫あるいは住居の内部にいたるまでが、これらの事故が発生した主な場所に含まれる。「結果として、38人が被害を受け、そのうち33人が負傷し、5人が死亡、およそ400万ペソの物的被害が生じている」、とレポートは明らかにした。
しかし、それらを省くのは解決ではない。充電する前にバッテリーを室温まで冷ますこと。メーカーの指示に反する改変をしないこと、自家製や手作りのリチウムバッテリーの使用を避けること。
キューバTV(2021年1月14日)
Incendios en motos eléctricas se duplicaron en 2020
http://www.granma.cu/cuba/2021-01-15/incendios-en-motos-electricas-se-duplicaron-en-2020-15-01-2021-15-01-08