2021年01月15日
キューバでの電動バイク爆発による火災事故件数 2020年は485件 前年の2倍増
Granma、2021年1月15日、Suremys Pavón Madera記者
2020年の電動バイクによる火災は2019年と比較して2倍に増えたことを、キューバ消防隊が発表した数字は示している。
キューバTVで放送されたレポートでは、2017年以降、これらの事故が恒常的に起きていることが明らかにされている。これまで最も多くの事故が起きた年は221件の2019年だったが、2020年は10月7日までに485件を記録した。そのうちハバナが186件で最多の県だった。
今年1月14日にシエゴ・デ・アビラで、充電していた電動バイクの爆発により起きた中規模の火災の結果、4軒の家屋が被害を受けた。負傷者や死者はいなかった。
2017年から2020年のあいだ、電動バイクはキューバでの火災の主要な原因の一つであった。事故の半数は夜間に起き、107件は管理せずに充電したまま放置したことから引き起こされており、このため内務省はそのパラメーターに注意を払うよう推奨している。
これらの事故のほかの原因としては、バッテリーの過熱のほかに、当該バイクのシステムに適合していない何らかの使用があり、この例としては、メーカーが勧告している注意を考慮しない充電方法や、当該バイクの本来のシステムには適合していない修理を行うためのアクセサリーの使用などがある、と消防隊の専門家は指摘している。
駐車場や車庫あるいは住居の内部にいたるまでが、これらの事故が発生した主な場所に含まれる。「結果として、38人が被害を受け、そのうち33人が負傷し、5人が死亡、およそ400万ペソの物的被害が生じている」、とレポートは明らかにした。
しかし、それらを省くのは解決ではない。充電する前にバッテリーを室温まで冷ますこと。メーカーの指示に反する改変をしないこと、自家製や手作りのリチウムバッテリーの使用を避けること。
キューバTV(2021年1月14日)
Incendios en motos eléctricas se duplicaron en 2020
http://www.granma.cu/cuba/2021-01-15/incendios-en-motos-electricas-se-duplicaron-en-2020-15-01-2021-15-01-08
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