2024年10月28日
カミーロ・シエンフエゴス 行方不明から65年 キューバ指導者が追悼
Radio Habana Cuba、2024年10月28日
キューバのミゲル・ディアスカネル大統領はきょう(10月28日)、自身のXアカウントを通じて、行方不明から65周年を迎えた、革命の闘士で指導者のカミーロ・シエンフエゴスを回想した。
Xに投稿したメッセージのなかで大統領は、ヤグアハイの英雄としても知られるカミーロにキューバ国家が捧げる賛辞にふれ、彼の愛国心や、正義への熱意、キューバ革命とフィデル・カストロへの絶対的忠誠を強調した。
ディアスカネル大統領はまた、カミーロ・シエンフエゴスの永遠の人物像に関する、キューバ革命の歴史的指導者フィデル・カストロの言葉を思い起こした。
「フィデルの言葉:カミーロは民衆の中から出てきて、自身の非凡な才能を強化し成長させることができた。しかしわたしはわが国の若者たちが旋盤のそばにいるのを見るとき、研究室にいるのを見るとき、10時間、12時間、13時間、14時間働いているのを見るとき、民衆の中にはたくさんのカミーロがいる、というあの深い確信を一層強固にする」、と大統領は書いた。
一方、マヌエル・マレーロ首相は、ヤグアハイの英雄の「キューバへの愛」や「フィデル・カストロとキューバ革命に対する忠誠」は、新世代にとっての模範となっている、と強調した。
カミーロ・シエンフエゴス(1932-1959)は若い時分から、フルヘンシオ・バティスタ独裁を打倒した武勲の中心的柱の一人として、キューバ革命過程と結びついた。
闘争過程においては、グランマ号による遠征隊員であり、叛乱軍の司令官、西部地方への侵攻のリーダーの一人であった。
エルネスト・チェ・ゲバラとの友好の絆によって彼は、アルゼンチン系キューバ人ゲリラであるチェの切り離せない同志となった。
1959年1月1日の革命勝利後、叛乱軍の参謀総長の職につき、その責務により、中東部カマグエイ県で蜂起を企図した脱走兵ウベルト・マトスを逮捕する役目を担った。
その帰還において、ハバナに向っていた飛行機が嵐の中で消息を絶った。
彼を追悼するため、キューバ国民、とりわけ子どもたちは、海や川に花を投げ入れ、彼の人生と業績に敬意を表する。
キューバTV カミーロへのキューバ指導部の追悼(2024年10月28日)
キューバTV カミーロへのキューバ国民の追悼(2024年10月28日)
キューバTV カミーロ消息不明の経緯(2024年10月28日)
キューバTV エウセビオ・レアルが語るカミーロ(2024年10月28日)
Dirigentes cubanos evocan al revolucionario Camilo Cienfuegos
https://www.radiohc.cu/noticias/nacionales/368413-dirigentes-cubanos-evocan-al-revolucionario-camilo-cienfuegos
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