2021年01月14日
ハバナ 限定的国内感染段階へ 回復への規制緩和段階から後退
マスクの正しい着用がハバナでの対策のひとつとして求められている
Cubadebate、2021年1月14日、Abel Padrón Padilla記者(文・写真)
ハバナは現在直面する疫学的状況のため、国内限定感染の段階に後退する。そのため、これまでの各段階の経験に基づいて再発を抑止するための一連の対策を講じながら、この疫病を断ち切ることが不可欠になる。
新型コロナウイルス感染症に立ち向かうハバナ
ソーシャルディスタンスは、ハバナが現在直面している限定的国内感染の段階において、必須の遵守義務である
ハバナが限定的国内感染の段階にあっても、同市の都市交通はサービス提供を続ける
キューバTV(2021年1月13日)
ACN(2021年1月13日)
La Habana pasa a la fase de transmisión autóctona limitada
http://www.cubadebate.cu/fotorreportajes/2021/01/14/la-habana-pasa-a-la-fase-de-transmision-autoctona-limitada/
2021年01月13日
シエゴ・デ・アビラで電動バイク爆発による住居火災事故 死傷者は無し
Invasor、2021年1月13日
午後3時ごろ、シエゴ・デ・アビラ市中央部のリベルタ通りマセオ〜シモン・レジェス間で起きた中規模の火災では、負傷者や死者の報告はない。
火災の原因は、住居の一つで充電されていた電動バイクの爆発であり、それが他の家屋にも広がり、そのうち3軒に大きな被害が出たことが、予備情報として明らかになっている。
最寄りの家屋の状態を考えると、火災の広がりが助長される環境にあったにもかかわらず、現地には消防隊がすぐにかけつけ、そのことが大きな被害を生じるのを防いだ。
県の党第一書記カルロス・ルイス・ガリード・ペレスをはじめとする当地の幹部たちも現地にかけつけ、被害者たちへの連帯と必要な支援を示した。
「言葉がない」というのが、火災を起こした住居の所有者ヤネト・バルガス・ロハスが記者に対して話せた唯一のせりふだった。
インバソールの記者ホセ・アレマン・メサは、この火災事故の瞬間と、消防隊および警察隊の行動を生中継した。
インバソールの記者ホセ・アレマン・メサによる動画(2021年1月13日)
インバソールの記者ホセ・アレマン・メサによる動画(2021年1月13日)
Sin víctimas fatales incendio en la ciudad de Ciego de Ávila
http://www.invasor.cu/es/secciones/sociedad/sin-victimas-fatales-incendio-en-la-ciudad-de-ciego-de-avila?fbclid=IwAR3Uhc2_b1w8xeLrI6yGiA_5bX31urd4T-h46MvLF80VOCg32Bup3eNsDF0
ボリビアのエボ・モラレス元大統領 新型コロナウイルス感染 現在良好に回復中
エボ・モラレス大統領
Sierra Maestra、2021年1月13日、PL
ボリビアのエボ・モラレス元大統領が新型コロナウイルスに感染し、コチャバンバ市の病院で入院しており、中程度の肺炎から回復中である、ときょう(1月13日)地元メディアが伝えた。
モラレス元大統領は月曜日(1月11日)に息苦しさを訴え、ロス・オリーボス病院に入院し、状態を確認する検査を終えたあとすぐに、個室で隔離された、と日刊紙ロス・ティエンポスが明らかにした。
同紙の記事によると、モラレス元大統領の体調は安定しており、必要な医療を受けている。
また、新聞オピニオン紙は、肺に損傷がある、と報じている。
モラレス元大統領はツイッターで、「私の健康状態を心配して問い合わせしてきた責任感のあるジャーナリストや真摯なメディア」に感謝を表明した。
テレスール(2021年1月13日)
EXPRESIDENTE DE BOLIVIA EVO MORALES POSITIVO A LA COVID-19
http://www.sierramaestra.cu/index.php/mundo/35807-expresidente-de-bolivia-evo-morales-positivo-a-la-covid-19
メキシコ 1月12日の新型コロナウイルス死者1314人 過去最多を記録
Radio Rebelde、2021年1月13日
メキシコの保健当局は今週火曜日(1月12日)、直近24時間のあいだの新型コロナウイルスによる死者が1314人にのぼり、同感染症による1日の死者数が過去最多を記録した、と発表した。
ウゴ・ロペス-ガテル保健副大臣は記者会見で、メキシコは今週火曜日に累計の新型コロナウイルス感染者が155万6028人に達した、つまり、前日と比べて1万4395人増えた、と述べた。
副大臣は、同日判明した1314人の死者を加えて、新型コロナウイルスによる累計死者数は、13万5682人に達した、と述べた。また同日までに116万8354人が回復した、と説明した。
今週火曜日(1月12日)、メキシコは、医薬品会社ファイザーが開発した新型コロナウイルスワクチンを40万人分受け取った。現在コロナウイルスとの戦いの最前線にいる医療従事者に焦点をあてた大量の予防接種を開始する予定である。
「これで新型コロナウイルスの患者と対面する医療従事者のワクチン接種が可能となる。明日からすべての連邦機関に配布していき、新たな範囲に広げていく」、とホルヘ・アルコセール保健相は述べた。
メキシコ保健省記者会見(2021年1月12日)
México registra nuevo récord de muertes diarias por la Covid-19
https://www.radiorebelde.cu/noticia/mexico-registra-nuevo-record-de-muertes-diarias-por-la-covid-19-20210113/
2021年01月12日
キューバ 過去最多の487人感染 2人死亡 新型コロナウイルス感染
Radio Habana Cuba、2021年1月12日
キューバ公衆衛生省の国家防疫局長のフランシスコ・ドゥラン博士はきょう火曜日(1月12日)、直近の24時間における、新型コロナウイルス感染による死者2人と、陽性反応者487人を発表した。これで国内での感染者は累計1万5494人となった。
ドゥラン博士は恒例の記者会見のなかで、昨日終了時点で6212人が入院しており、そのうち2131人に感染の疑いがあり、3057人に感染が確認されており、1024人が防疫的警戒の状態にある、と報告した。
ドゥラン博士は、キューバは昨日1万4350人に検査を実施し、これで検査数は累計162万9164人となった、と説明した。
博士は、今回新たに判明した感染者の感染源について、406人が他の感染者から、44人が海外で、37人が感染源不明、と発表した。
今回の新たな感染者487人全体のうち、男性が227人、女性が260人である。また年齢別では19歳未満が感染率50%となり、乳幼児期では241人が入院し(乳児1人と青少年3人が重症)、1600人が回復した。19歳から39歳では180人、40歳から59歳では185人、63歳以上では72人が感染者と判明した。
ドゥラン博士は、国内累計1万5494人の感染者のうち、3057人が入院を続けており、そのうち3032人が安定した回復を示していると述べた。死者は155人(そのうち本日は2人)が報告されている。2人の避難者と、28人の帰国者は変わらずで、回復者数は1万2252人(本日は230人が退院)に上っている。8人が危篤状態、17人が重体と報告されている。
Cuba confirma dos fallecidos y 487 casos de covid-19 en la última jornada
http://www.radiohc.cu/noticias/nacionales/244369-cuba-confirma-dos-fallecidos-y-487-casos-de-covid-19-en-la-ultima-jornada
キューバ 米国によるテロ支援国家指定を糾弾
Cubadebate、2021年1月12日
キューバ共和国外務省声明
キューバ外務省は、米国政府が皮肉で偽善的な行為においてキューバをテロ支援国家として詐欺的に指定したことについて、最大限強い言葉で糾弾する。
数か月前から、米国務省の一方的なリストにキューバを追加する可能性について検討されてきた。このリストは、何の権限も合法性もなく、正当な動機にもかけたまま、テロリズムとその影響に言及して、国々を指定するものであり、米帝国主義の気まぐれへの屈服に抵抗する国々に対して、強制的な経済的措置を適用するための中傷的手段である。
今回のポンペオ米国務長官の声明は、信用を失い、不誠実で、道義的に破綻した政府の傲慢な行為である。その真の動機が、キューバと米国の二国間関係における回復のあらゆる見通しを追加的に阻害することであるのは疑う余地がなく知られている。
キューバがテロリズム支援国家でないことはすべての人が認識している事実である。わが国のよく知られた政策と非の打ちどころのない行動は、国家テロをはじめとするあらゆる形態のテロリズムについて、誰によってであれ、誰に対してであれ、またどこで行われようとも、拒絶する。
キューバはテロリズムの犠牲となった国家であり、わが国民はそれを実際に体験している。米国政府による犯罪行為あるいは政府機関の許容のもと同国の領土から実行され支援された行為によって、死者は3478人、重傷者は2099人に及ぶ。
キューバ国民は、このような繊細なテーマを政治的日和見主義という下劣な目的のために操作しようとするあらゆる策略について、軽蔑とともに拒絶する。
2021年1月11日、ハバナ
キューバTV(2021年1月11日)
Condena firme y absoluta a la fraudulenta calificación de Cuba como Estado patrocinador del terrorismo
http://www.cubadebate.cu/noticias/2021/01/12/condena-firme-y-absoluta-a-la-fraudulenta-calificacion-de-cuba-como-estado-patrocinador-del-terrorismo/
2021年01月11日
シエンフエゴスチーム 全員にPCR検査実施 感染者2人に加え3人が発症か
Radio Rebelde、2021年1月11日、Mireya Ojeda Cabrera記者
野球のシエンフエゴスチームは、新型コロナウイルス感染の疑いのため、県防衛評議会と公衆保健局の指示を遵守し、シエンフエゴス・スポーツホテルセンターで隔離状態にある。
メンバーのうち3人に症状が出始め、接触者のカテゴリーから感染疑いのカテゴリーに移り、この月曜日(1月11日)、シエンフエゴスチーム全体の結果を把握するため全員にPCR検査が実施された、と県保健局の警戒センター長アレリス・クレスポ・ガルシア女史は記者会見で発表した。
シエンフエゴスチームではシエンフエゴス市在住のメンバー2人がPCR検査で陽性となり新型コロナウイルス感染の無症状者として報告され、うち1人は接触者61人、もう一人は合計82人の接触者を申告した。
パンデミック開始から292日が立ち、シエンフエゴスは累計感染者221人を記録しており、そのうち100人は外部からの発生で、121人は県内での発生となる。1月10日終了時点で感染確認者のうち56人がマタンサスの各病院とシエンフエゴス専門外来センターに入院しており、とても良好な回復をみせている。
クレスポ・ガルシア博士は、安全対策を極度に講じた上での必要な規律の大切さを訴えている。あらゆる場所でのマスク着用必須、ソーシャルディスタンス、手指と表面の消毒である。
Aislado cienfueguero equipo de béisbol Los Elefantes por la COVID-19
https://www.radiorebelde.cu/noticia/aislado-cienfueguero-equipo-de-beisbol-los-elefantes-por-la-covid-19-20210111/
カラコル、パルマーレスら新たに4社 CUC払いを受け入れへ
Cubadebate、2021年1月11日、ACN
チェーン店「カラコル」、ホテル関連会社「パルマーレス」、芸術文学販促代理店(アルテックス)、音楽録音編集会社(エグレム)の各社は、CUCでの支払いを受け取るよう、全国で手配した。国が実行している通貨整備に含まれる通貨統一の一環である。
このように自身のツイッターで述べた改革大綱実行常設委員会のマリーノ・ムリージョ委員長は、これらの新たな施設は、すでに実施中の「シメックス・コーポレーション」や、チェーン店「カリベ」に続くものである、と説明した。
「シメックスとカリベに続いて、全国のカラコル、パルマーレス、アルテックス、エグレム各社の合計500か所以上の施設でもきょう以降徐々にCUCの支払いが受け取れるよう、環境が整った」、とムリージョ委員長はツイートした。
ムリージョ委員長はまた同じツイッターで、釣りはCUPのみとなり、1回の購入ではCUCとCUPおよびカード払いを併用できる、と説明している。
キューバTV (2121年1月12日)
Habilitan nuevas entidades comerciales para recibir el pago en CUC
http://www.cubadebate.cu/noticias/2021/01/11/habilitan-nuevas-entidades-comerciales-para-recibir-el-pago-en-cuc/
サンティアゴ・デ・クーバ コロナ感染者増加で規制強化 回復第二段階に後退
サンティアゴ・デ・クーバ、新型コロナ陽性者が増加
Radio Habana Cuba、2021年1月11日、PL
直近の新型コロナ感染者の数が全国最多になったキューバ東部サンティアゴ・デ・クーバ県は、直面するパンデミックの悪化に対して新たな規制を適用する。
負の疫学的行動の結果として、同地域は回復第二段階に後退するとともに、県都サンティアゴ・デ・クーバ市はここ最近の感染者数の高い割合のため、第一段階に戻った。
この状況のもっとも象徴的な場所の一つが、同市でもっとも人口が多い地区の一つであるサンタ・バルバラ人民評議会である。ここは23ブロックに4千人以上が隔離され39人の感染者が判明し、教育やサービスのセンターの機能が麻痺している。
人びとの密集や、もっとも脆弱な人びとを守る日常的使用の物資や食料の配布偏りなどを避けるため、県防衛評議会は、公共交通と飲食施設の制限を決定した。
同県は6か月以上感染者ゼロを続けたが、ここ数週間のぶり返しにより、キューバでPCR検査を始めた最初の3機関のうちの一つであるモレクラール生物研究所によるPCR検査分析の日々のキャパシティーを高めることを強いられた。
この土曜日(1月9日)は89人の感染者が判明し、サンティアゴは感染率を大幅に上げた。これには海外旅行者とその家族や隣人による疫学的規範の違反が影響している。
キューバTV(2021年1月10日)
ルイス・エウヘニオ・バルデス・ガルシア県防衛評議会顧問(2021年1月8日)
キューバTV パルマ・ソリアーノで感染者増加(2021年1月7日)
Santiago de Cuba adopta nuevas restricciones ante espiral de la pandemia
http://www.radiohc.cu/noticias/nacionales/244260-santiago-de-cuba-adopta-nuevas-restricciones-ante-espiral-de-la-pandemia
キューバ セリア・サンチェスを追悼 没後41年
セリア・サンチェス
Radio Habana Cuba、2021年1月11日、PL
キューバはきょう、キューバの革命プロセスにおける女性参加の中心的な象徴のひとりで、1980年の1月11日にハバナで死去したセリア・サンチェスを回想する。
キューバのオリエンテ地方で生まれた若きサンチェスはとても早い時期に、フルヘンシオ・バティスタの独裁政権に反対する組織に加わり、そのあとフィデル・カストロが指揮する7月26日運動の一員となる。
セリアの地下活動における働きは、独裁政権との戦いを始めるために11月25日以降メキシコから航海していたグランマ号の遠征隊員82人のキューバへの上陸作戦にとって決定的だった。
1957年3月にセリア・サンチェスはシエラ・マエストラに登り、叛乱軍に加わり、この軍事組織において戦闘員の地位を占めた最初の女性となった。セリアはまた、ゲリラ戦の後衛への支援として機能したマリアナ・グラハレス女性大隊の創設の主要な促進者だった。
1959年1月1日の革命勝利後は、重要な任務や責務を担い、キューバ共産党中央委員会やキューバ女性連盟全国指導部メンバー、国会議員、国家評議会書記を務めた。
サンチェスはまた、ゲリラ戦に関するあらゆる情報を収集し整理することにも専念し、1964年には国家評議会歴史問題事務所の創設を実現させた。
キューバTV(2021年1月11日)
El pueblo cubano recuerda hoy a la extraordinaria revolucionaria Celia Sánchez
http://www.radiohc.cu/noticias/nacionales/244244-el-pueblo-cubano-recuerda-hoy-a-la-extraordinaria-revolucionaria-celia-sanchez