2021年01月06日
サンタ・クララ発着の交通機関運行休止 新型コロナウイルス感染症状況が悪化
Radio Rebelde、2021年1月6日、ACN
ビアヘーロ社はきょう(1月6日)公式サイトにおいて、ビジャ・クララ県のサンタ・クララ発着便の運行について、キューバ中部の同市が直面している新型コロナウイルス感染症の複雑な疫学的状況により、休止を発表した。
同市における新型コロナウイルス陽性者の増加を考慮して、2021年1月7日0時00分より、2月4日まで、国内バスや鉄道を含む乗客輸送サービスが休止される。
その報告によると、ハバナ-コラリージョ間とハバナ-カイバリエン間を運航しているバスはその経路を継続するが、後者はサンタ・クララ市の長距離ターミナルに入らない。
鉄道サービスにおいて、2021年1月6日の午後3時30分に首都ハバナを出発するサンティアゴ・デ・クーバ行きの列車番号No.1が、サンタ・クララに停車する最後の列車となる。そのため、同地へ旅行する予約済みの乗客やその意思のある利用客には、今回の措置について知らされなければならない。
そのリリースによると、同市の予約代理店は、その予約日が影響を受けた旅行者に対し、さまざまなチケット購入額の100%の払い戻しができる。
予約済みの旅行者は、1月31日までに払い戻しの手続きを準備でき、同様にサンタクララ行きの予約を発行しているさまざまな企業の代理店がこれを実施できる。
全国の予約代理店は、サンタ・クララ市を行き先とした交通サービスの予約を実行できない、とビアヘーロ社は説明し、これらの措置は同地区の状況が正常化するまで有効である、と述べた。
Suspenden transportación de pasajeros hacia y desde Santa Clara por la COVID-19
https://www.radiorebelde.cu/noticia/suspenden-transportacion-de-pasajeros-hacia-y-desde-santa-clara-por-la-covid-19-20210106/
ピナール・デル・リオ発着の国内バス運行再開へ 1月11日より 新型コロナ感染状況改善
Cubadebate、2021年1月6日
ビアヘーロ社は、ピナール・デル・リオ県の疫学的状況の改善を考慮し、2021年1月11日より、同地区発着の国内バス運行サービスの再開を決定した。
予約代理店は1月7日より30日の販売サイクルで、乗車券の商品化を開始する。以下の表は予定の出発回数を示している。
出発地・目的地・出発時間・帰還時間・運行日・備考
Reanudan servicios de ómnibus nacionales en Pinar del Río a partir del día 11 de enero
http://www.cubadebate.cu/noticias/2021/01/06/reanudan-servicios-de-omnibus-nacionales-en-pinar-del-rio-a-partir-del-dia-11-de-enero/
2021年01月05日
ピナール・デル・リオチーム 新型コロナウイルス陽性者1人判明 対戦したオルギンチームも隔離
JIT、2021年1月5日
キューバ野球コミッション(CNB)はきょう(1月5日)、今季出場しているピナール・デル・リオチームでの新型コロナウイルス陽性者1人の判明に関するプレスリリースを発表した。
その重要性と好機さに鑑み、本紙はこれを全文掲載する。
CNBによる声明
第60期キューバ野球リーグでの試合前にピナール・デル・リオチーム44人におこなわれたPCR検査の結果、新型コロナウイルス陽性者が1人判明した。
陽性反応を示した首脳陣の1人は入院し、その他のメンバーたちは隔離された。同チームとの三連戦の第一試合目をすでにカピタン・サンルイス球場でおこなっていたオルギンチームメンバーも同様に隔離されている。
ガイドラインの定めによれば、両チームは次回の検査まで5日間隔離される。
そのときはじめて残り試合のスケジュール再設定が決定されうる。
2021年1月5日、ハバナ
60 SNB: informan sobre positivo a la COVID-19 en Pinar del Río
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=194581
2021年01月04日
メキシカン・パシフィックリーグのプレーオフ キューバ選手活躍中
フアン・カルロス・ビエラ(上)とヨアンニ・ジェラ(下)
Radio Rebelde、2021年1月4日、Guillermo Rodríguez Hidalgo Gato記者
キューバ野球連盟と契約している合計3人の野球選手が、ここ数日、メキシカン・パシフィックリーグのプレーオフに出場している。
アルゴドネーロス・デ・グアサベにはヨアンニ・ジェラ投手がおり、トマテーロス・デ・クリアカーンとの準々決勝の初戦で投げた。マタンサスのジェラは5回を投げ、2四球5奪三振で、自責点はわずか1点だった。
一方、前年王者のトマテーロスでは、ヨエルキス・ギベルト外野手が活動している。サンティアゴのギベルトはこのプレーオフで8打数2安打、1三塁打、2得点、2打点をあげている。
このトマテーロスとグアサベとの準々決勝は、ここまで1勝1敗で並んでいる。
キューバ野球連盟を経由してプレーしているもう一人の選手がカルロス・フアン・ビエラ投手である。ラス・トゥナスのビエラはこの日曜日(1月3日)にヤキス・デ・シウダ・オブレゴンの一員としてデビューし、リリーフとして1回2/3を投げ、1安打、無失点に抑えた。
ヤキスはこの日曜日の勝利で、チャーロス・デ・ハリスコとの準々決勝を1勝1敗のタイとした。
このほかの準々決勝では、ナランヘーロス・デ・ヘルモシージョがベナードス・デ・マサトラーンに、スルターネス・デ・モンテレイがアギラス・デ・メヒカリに、それぞれ2連勝している。
きょう月曜日(1月4日)は移動日となる。4勝目をあげた各チームが準決勝に進む。
Intervienen peloteros cubanos en Liga ARCO Mexicana del Pacífico
https://www.radiorebelde.cu/noticia/intervienen-peloteros-cubanos-en-liga-arco-mexicana-del-pacifico-20210104/
サンティアゴ・デ・クーバチーム 新型コロナウイルス感染者1人判明 残り選手も隔離中
サンティアゴ・デ・クーバチーム
Cubadebate、2021年1月4日、Brita Garcia Alberteris記者
年末の休養のあとホテルに戻った野球のサンティアゴ・デ・クーバチームの選手から1人、新型コロナウイルス感染症の陽性者が判明した。
定められたガイドラインに基づき、選手たちにはランダム形式でPCR検査が実施され、ジェリ・マルティネス外野手に陽性反応が出た。同選手に症状はなく、アンブローシオ・グリージョ病院に入院中である。
チームの残りメンバーはホテル・デポルティボ・デ・ラ・シウダ・エロエで隔離されている。彼らにもPCR検査が実施されたが陰性だった。
既定の通り、分析を繰り返すために5日間待機しなければならない。陰性の場合、第60期キューバ野球リーグに復帰し、イスラ・デ・ラ・フベントゥとの再試合の実施となる。
選手たちの健康状態は現在まで安定している、と同県のINDER当局は伝えている。
Detectan caso positivo de COVID-19 en el equipo Santiago de Béisbol
http://www.cubadebate.cu/noticias/2021/01/04/detectan-caso-positivo-de-covid-19-en-el-equipo-santiago-de-beisbol/
2021年01月02日
パナマのコパ航空 ハバナへの運航週3回に減少 サンタクララとオルギン行きは休止
Cubadebate、2021年1月2日、PL
コパ航空は、キューバ政府が決定した国際旅行者入国の減少のため、パナマとハバナ間の運航を週3回に減少した。
この運航便は、キューバ首都のホセ・マルティ空港と、パナマ首都のトクメン空港の間を、火曜日、水曜日、木曜日に運航する。
同航空会社はまた、サンタ・クララおよびオルギン各空港への運航便の「次回通達までの」キャンセルを発表した。
さらに、コパ航空は、キューバにいる旅行者がその出発地点に戻れるように、特別運航便を運航する、と同社のウェブサイトに掲載された声明は記した。
往復の旅程の前半を完了した旅行者は、同航空会社の予約センターか営業所まで連絡しなければならない。
キューバ人の帰国のためには、駐パナマのキューバ領事館にあらかじめ連絡をとることが必要条件である、と声明は述べている。
コパ航空は、購入済みの航空券は今年の12月31日まで有効であり、これはリコンファームを実施する必要はなく、利用者は旅行代理店や同航空会社のカスタマーセンターを通じて、その出発日を繰り延べることができる、と説明している。
利用者に提供されるその他の選択肢は、航空券の価値に基づく返金か、または、航空券の価値に20%を加えた旅行チケットの発行である。
Copa Airlines redujo a tres sus vuelos semanales entre Panamá y La Habana
http://www.cubadebate.cu/noticias/2021/01/02/copa-airlines-redujo-a-tres-sus-vuelos-semanales-entre-panama-y-la-habana/
ハイチの航空会社サンライズ・エアウェイズ キューバへの運航はサンティアゴ・デ・クーバ行き週1回に
サンライズ・エアウェイズ
Cubadebate、2021年1月2日、PL
ハイチの航空会社サンライズ・エアウェイズは、。旅行者の入国を減らすというキューバ政府の決定により、キューバへの運航は週1回だけになる、と発表した。
1月6日以降、同社の航空便はポルトープランスとサンティアゴ・デ・クーバの間を毎週水曜日に運航し、最短滞在を1週間とする。
キューバへの帰国便が影響を受けるハバナ、カマグエイ、オルギンからの乗客たちは、空席状況に応じて、サンティアゴ・デ・クーバでのみ庇護されうる、と声明は説明した。
キャンセル便でのキューバ行きあるいはキューバ発での旅行を予定していた人びとは、サンライズ・エアウェイズがスケジュールを調整できるようになるとすぐに、手数料や期日制限なく、改めて予約することができる、とその声明は述べている。
キューバに入国するすべての乗客は、その運航便出発72時間前のPCR検査による陰性証明を取っていなければならない、と声明はつけくわえた。
新型コロナウイルス持ち込み事例の増加に対して、キューバ当局は12月末に、米国、ドミニカ共和国、メキシコ、ハイチ、バハマなどの国々からの航空便の制限を発表した。
キューバ民間航空協会は、疫学的状況が許せばすぐに、これらの国々からの航空便の頻度を段階的に復旧する、と述べた。
サンライズ・エアウェイズは2010年に設立され、翌年国内での運航を開始した。2017年2月にキューバでのオペレーションを開始し、そのとき以来、ハイチのトゥーサン・ルーヴェルチュール国際空港からキューバの4都市への、安定した直行便を維持している。
同航空会社はまた、ドミニカ共和国首都のサント・ドミンゴとハバナ間も就航している。
Aerolínea de Haití operará un solo vuelo semanal a Cuba
http://www.radiohc.cu/noticias/nacionales/243556-aerolinea-de-haiti-operara-un-solo-vuelo-semanal-a-cuba
キューバ コロナ禍においても乳幼児死亡率を下げる 2020年は4.9を記録
Radio Habana Cuba、2021年1月2日、PL
新型コロナウイルス感染症のパンデミックによって生じた衛生危機にも関わらず、キューバは2020年、乳幼児死亡率が1000人あたり4.9を記録した、とキューバ公衆保健省(MINSAP)が発表した。
同省の医療統計記録局によると、この数字は前年と比べて36人減を示している。
キューバでは10万5030人の子どもたちが生まれ(2019年と比較して4686人減)、全国32都市では1歳未満の死亡者は発生しなかった。
キューバはまた2020年に、先天奇形による死亡率が出生1000人あたり0.7という史上最も低い数字を記録し、5歳未満の死亡率(出生1000人あたり)は、2019年の6.6から、2020年は6.2に減少した。
一方、1歳から4歳までの就学前の年齢層の死亡者の指標は、1万人あたり3.5から2.8に減少し(死亡数は37人減)、5歳から14歳までの就学児童の死亡率は、1万人あたり2.0から1.6へ減少(死亡数は50人減)した。
妊婦や産後の女性、小児科の患者のケアのためにそれぞれ定められた保健ガイドラインのおかげで、国は新型コロナウイルス感染症による母親の死亡も乳幼児の死亡も報告する必要なく1年を締めくくった。
今回の報告によると、2020年の妊産婦死亡率は10万人あたり40人であり、これは37.4だった前年よりも多い死亡数を示している。
例年と同じく、母子ケアプログラムは国家保健システムにおいて優先して継続され、より良い結果を確保する行動は引き続き強化され、より良い産前産後の健康と、健康な乳幼児へとつながっていく、とMINSAPは説明した。
キューバ各県別の乳幼児死亡率(2020年)
キューバTV(2021年1月2日)
Cuba redujo mortalidad infantil en 2020 pese a Covid-19
http://www.radiohc.cu/noticias/nacionales/243528-cuba-redujo-mortalidad-infantil-en-2020-pese-a-covid-19
2021年01月01日
FARC キューバ革命62周年を祝う
Radio Habana Cuba、2021年1月1日、PL
人民革命代替勢力党(FARC)はキューバ革命勝利62周年を祝し、キューバ国民とその指導者たちの偉業に感謝した。
「きょうキューバ革命62周年を迎える。フィデル(カストロ)、カミーロ(シエンフエゴス)、(ホセ)マルティの国民よ、平和と幸福の指針を示してくれてありがとう」、とこのコロンビアの政治勢力はツイッターで述べた。
このメッセージとともに同党が添付した、キューバ革命の歴史的指導者フィデル・カストロによる反帝国主義演説では、世界中で毎年飢えや治癒できる病気で死んでいる数千万人の人類の名のもとに、平和について語ることはできない、と述べられている。
数百万人の文盲の人びとの名のもとに、平和について語ることはできない。富める国々による貧しい国々の搾取は止めねばならない。富める国々に対し私は貢献するよう語りかける。貧しい国々に対し私は分配するよう語りかける、とフィデルは話した。
言葉はもうたくさんだ、必要なのは行動である、とフィデルは国連の代表者たちを前にした演説を締めくくった。
フィデル・カストロ国連演説1979年
Felicitan al pueblo de Cuba en el 62 aniversario de Revolución
http://www.radiohc.cu/noticias/nacionales/243493-felicitan-al-pueblo-de-cuba-en-el-62-aniversario-de-revolucion
2020年12月31日
キューバ 挑戦と勝利の2020年を終える
ブルーノ・ロドリゲス外相
Radio Habana Cuba、2020年12月31日、ACN
キューバのブルーノ・ロドリゲス外相はきょう木曜日(12月31日)、ツイッターで、「キューバは挑戦・犠牲・勝利の1年であった2020年を見送る。今年、キューバ革命の外交はその義務を果たした」、と述べた。
ロドリゲス外相はまた、キューバ外務省(MINREX)や外交ミッションの構成員全員とその家族に対して、そのあらゆる献身について祝福した。
「挑戦・犠牲・勝利の1年であった2020年が終わる。今年、革命の外交はその義務を果たしてきた。キューバ外務省と外交ミッションのメンバーとその家族に対し、"外務省の遺産"へのその献身と貢献について、祝福を」、と外相はツイートした。
キューバ外務省はきょう、ツイッターに、経済社会発展モデルの更新手続きの一環としてキューバは法と制度を強化し続けていく、と投稿した。
これは、あらゆる人権の促進と保護におけるその業績をさらにいっそう改善することを目的としている、と外務省は述べている。
一方、キューバ大統領府の公式アカウントは、「キューバは命への愛情と勝利への信念に満ちた一年を見送る。そして毎年の1月同様、国家と国旗に満ちて、2021年を迎える準備をしている」、とツイートした。
Finaliza el 2020, un año de retos y victorias para Cuba
http://www.radiohc.cu/noticias/nacionales/243446-finaliza-el-2020-un-ano-de-retos-y-victorias-para-cuba