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2020年12月21日
檍原の古傳説地 その4
「日向」は國名
其の國名として用ひられたりしものなることは、古事記傳にもすでに引けるが如く、日本紀神功皇后條に、住吉三神の託宣を記して、
諾尊禊祓の筑紫ノ日向ノ橘ノ小門の地名に見ゆる日向は、是れ直に我が日向の國にして、所謂橘の小門が其の域内の地なりと信ぜられたりしことは、毫末(ごうまつ)の疑を容れざるなり。
閑話休題
其の國名として用ひられたりしものなることは、古事記傳にもすでに引けるが如く、日本紀神功皇后條に、住吉三神の託宣を記して、
日向國の橘の小戸の水底(みなそこ)に居て、水葉(みなは)も稚(わか)やかに出で居る神、名は表筒男、中筒男、底筒男の~あり。とあるによりても知るを得べし。
諾尊禊祓の筑紫ノ日向ノ橘ノ小門の地名に見ゆる日向は、是れ直に我が日向の國にして、所謂橘の小門が其の域内の地なりと信ぜられたりしことは、毫末(ごうまつ)の疑を容れざるなり。
閑話休題
タグ:神功皇后
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