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2016年04月30日

デス・プルーフ in グラインドハウス(2007アメリカ)

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監督・脚本/ クエンティン・タランティーノ
製作/クエンティン・タランティーノ、ロバート・ロドリゲス、エリザベス・アヴェラン、エリカ・スタインバーグ

about the movie

テキサス州オースティンの地元ラジオ局の 人気DJジャングル・ジュリアは、長年の親友シャナの運転する車で、久しぶりに街にやって来た友人アーリーンと共に出かけた。しかし、怪しい車に乗った男 がジュリアたちの前に何度もあらわれることにアーリーンは気付く。彼は、女の子たちが向かったバー「テキサス・チリ・パーラー」にも現れ、スタントマン・ マイクと名乗り、ジュリアがラジオで放送したことについて、アーリーンに話しかけてくるのだった。怪しみながらも、個性的なマイクとのやり取りを楽しんで から、アーリーンとジュリアたちはバーを出て、ラナの運転の車に乗り帰路に着く。マイクも、パムと約束したために彼女を送ろうとしていた。マイクは自分の 車を、カースタントのための耐死仕様(デス・プルーフ)だとパムに話す。そして発車させたとたん、マイクはおぞましい本性を現し、女の子たちは、みんな悲惨な目に遭うことになった。(wikipediaより引用)

ネタバレreview


タランティーノ復活だーい!

もー笑った。しかしこれ、さらにタランティーノファンしか楽しめないような感じ。割とポップな雰囲気で進むのかと思ったら、途中で顔面ぶつけて血だらけで死ぬわ、足が吹っ飛ぶわ、顔面タイヤで轢いちゃうわ、ちょっとえぐくなってきたので驚いた。KILL BILLの時はグロテスクな描写はあったけど、コミカルに描かれていたので、目玉がつぶされちゃたりしたって生首飛んだって気持ち悪くはない。でも今回はそういったとこがわりとリアルだった。

で、車のエンジン音が苦手な私は、スタントマン・マイクのぶるんぶるん言うエンジン音でちょっと最初から気持ち悪くなってた。そこにグロテスクなシーンで追い討ちをかけられて、このままだとちょっと嫌な感じだなあ…気持ち悪くなるかも…と思ってたところで逆転。ちりばめられていた笑いが多くなって来て、嫌いなカーチェイスも多いに楽しめた。

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キャストは後半のほうのメインになる二人、ゾーイのほうはタランティーノの好みな女優じゃなさそうで意外だなあと思ってみていたら、そういうことですか。まさか自分でスタントやっちまうとは…、めちゃめちゃかっこよかった。ラストには一番好きなキャラになっとりましたよ。車から吹っ飛ばされた後に草むらからピョンと出てくるとこなんてすごい笑えたし。出来るだけ情報を知らないで見たから、まったくキャストについても知らず、彼女がKILLBILLのユマのスタントだとは知らなかった。そういえばDVDの特典かなんかにスタントの彼女がちらっと映ってたとこがあったっけな。

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とにかく、いろんな意味で暴走しまくりの映画。これは静まり返ってみるんじゃなくて、ポップコーンとか食べながら大笑いして見ると、とても楽しめると思う。今回はタランティーノファンと一緒に見に行ったので、細かなとこで笑うところが同じで良かった。ラストなんて二人で爆笑(場内でうちらだけだったが)。みんななんであのラストで笑わずに居られるんだ。わりと衝撃だったんですけど。

細かいとこでは、おなじみの「レッド・アップル(タラ映画に必ずどこかに出てくるタバコ)」も出てて嬉しかったし、台詞では「兄貴はスタントマン・ボブ」だの「“怒りの葡萄”と一緒にいろっての?」だの「間違ってもキウイをオージーって言っちゃいけないよ」だの、、吹き出すところがたくさんあって喉が渇いた。女たちのリアルな会話も、さすがという感じだった。ほんとに会話書くのうまいなー。あと、男たちがどれも情けなくかっこわるく描かれてたのも面白かった。スタントマンマイクも最終的には…だし。女たちが男のことをべらべらと下品に話すのも、内容は的を得ていて、これをタラが書いたと思うとまたおもしろい。

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タランティーノってどこまでセンスが良いんだか。これだけ自由に映画作りをしているのにハリウッドに居られるって、すごい。すれすれだけど…。ロドリゲスは、もうちっとちゃんとしてるもんね。あんなラストにゃーしないと思うよ…。

そしていつものことながら、音楽も最高にカッコいい。さっそくサントラを流してます。今回の中でお気に入りなのは、「Down In Mexico」。劇中で会話にもなってた「Dave Dee, Dozy, Beaky, Mick & Tich」のもいい。

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とりあえずここしばらくは昔の作品からサントラを流しまくってます。レザボアの「Stuck In The Middle With You」「Hooked On A Feeling」、パルプフィクションの「Miserlou」「You Never Can Tell」「Surf Rider」「Girl, You'll Be A Woman Soon」、キルビルの「Bang Bang (My Baby Shot Me Down)」「Twisted Nerve」「Green Hornet」「Don't Let Me Be Misunderstood」………、、タランティーノ選曲の音楽ってのは文句の付け用がなくセンスがよくて、タラ選曲のBGMを流すバーとかあれば確実に通う。

半年くらい前にタラモードな時があって、DVDやサントラやマニア本なんかをひっぱり出して浸かってたんだけど、しばらくはまたタランティーノ漬け。あー、ロドリゲスのが楽しみだなあ。今からもうDVD発売も楽しみだし。

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映画館で観た最新映画から、昔の名作まで 幅広くと見せかけて、かなり偏った映画オタクが、ゆるーく感想を書いているブログです。 単館系は、音楽モノの映画、美術モノの映画、歴史映画が好物。 好きな監督はタランティーノ、ウディアレン、園子温、スティーブン・ダルドリー、フランソワ・オゾン、イリャニトゥ、デル・トロなどなど。 雑食に映画を観て、雑多な映画感想を書いております。※感想は鑑賞した当時のものです。
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