小豆洗いの小手先大工猫日記

３月22日に【可笑しな営業コマーシャル】と題し投稿している。
そう言うテレビコマーシャルを見ると、世の中どう見ても将来的に「これに応募した人たちは5年過ぎた頃には詐欺にあったと思うだろうな」と思うのであった。

前回投稿したのは、一口100万円支払い、年利６％で年に６回金銭を受け取れるシステムの【みんなで大家さん】なる私としては絶対信じていない老後資金の運営手段である。
今回は【リースバック】というこれまた将来的に関与した人は絶対不利になるシステムであると思われる老後の生き方をサポートするシステムであると宣伝していたが、これとて体のいい詐欺に近い商品だと私は思っている。

ネット投稿記事を先日見たが、関係した人たちは大変だろうなと同情と哀れみを禁じ得なかった。
それは息子さんからの投稿記事であった。
両親が毎月温泉旅行に行っており、それまで固定資産税が高いのなどとこぼしていたので問いただしたところ父親が家屋を売却し、毎月19万円支払いながら生活しているとの事であったらしい。
近隣の状況からすると12万円位が相場だから15万位払っているのかと思っていたらしいがはるかに高い19万円、年間230万円も支払わねばならず10年もしたら自宅を出なければならなくなる恐れであると。



芸能人を使い派手なコマーシャル宣伝しており、まことしやかに「売っても一定金額を支払いすれば、そこに住み続けられます。また買い戻す事も出来ます。これが安心安全なリースバックと言うシステムです」とテレビで流れていますが、一時金が欲しい老人はだまされやすいのです。
判断能力、意志能力を有する成人であれば（一般的には誰でも含まれる）、簡単に契約できるから怖いのです。

世の中そんなに甘くはないのが判らないのかな。
目先の欲に絡んで変な事に手を出さない事です。
美味しい話、儲かる話は他人には教えません。
儲かる、利益が上がる事ならば、人に任さず自分が銀行から借りてでも投資します。
人に出資させて設かりますよと言う話ならば、それはすでにあなたが存する商売なのです。
人の為に出資するのは他人を儲けさせるだけで、出資した人は泥沼に落ち込むだけなのです。