ビックリ　ポン　天草市　医師赤ベェー始末記

　　今日の気分は最悪極まりナ〜イ。叫びだしたいほど。何で何で？？？
　　そりゃそうだよ、毎日毎日、病気、病気。肝硬変、肝硬変。
　　可笑しくも成るさ。脳みそば〜んだよ。
　　タイトルは明るく明るくなんて、真逆の事　書いてるけど、本心は怒り、怒り。

　　午後から太陽も顔を出し、迷いの渦の渦中の俺を誘っているよう。
　　渋々腰を挙げ、いつものコースへと足を運ぶ。
　　数年前まで、愛犬子鉄君にセガマレ共に歩いたこの道。

　　今年の空の色も紺碧なのか。見る目が可笑しいのかどうかは定かではない。青い色が薄い。
　　近所の若い青年がおれの横を、颯爽と通り過ぎてゆく。
　　軽く会釈をしながら遠ざかる　其の姿に、我が身の老いを感じるのは当然のこと。

　　幾つに成ったんだろう。それすら解らぬほど仕事に追われていたのだろうか。何ともいい難い・？？？
　　肝硬変、肝硬変に成ったらもう元へは戻らぬ終着駅。空しい余生だろう。

　　ふねに乗って存分つりを楽しみ、大漁に乾杯で、友人らと共に語り明かそうか。
　　そんなことを夢見て、一心不乱に生きてきたのに、余命幾ばくも無い今になって何という試練だろうか。

　　今日の散歩は久々に快調。足取りも軽く歩け歩け。地獄の底まで歩け歩け。
　　でも死は嫌なんだろうな、勤めて散歩にでかけるもんな〜。
　　死んでもいいなんて思っていたなら、こんなに努力しないもんな〜。

　　でも元気ならわざわざ歩く必要はないのに。無駄な努力にならなきゃ良いけど。
　　いつも散歩で一緒に成っていた近所の友人は、今なお病院から帰ってこない。
　　このまま病院で帰らぬ人になちゃったり、しないよね〜。そんな噂の病院じゃないし。

　　お〜頭の中の悪魔が又　目を覚ました。怖い怖い、本当に病は気から。俺は毎日病だ。
　　ヤッパリ病の元凶は此処からか。徐霊の為必ずや真相を解明せねば。
　　何度でも、何度でも、何度でも、再検証、再検証、再検証。

　　明るい光ももう真近、手の届くところまで来ているみたい。諦めず前進、前進。と云うことでたまには明るく。
　　でした。お粗末さまでした。

　　でも病気って本当大変、健康の大切さを改めて実感させられた、この1年。
　　
　　でも現代は病気も交通事故と一緒で、好もうが好むまいが、向こうからやってくることも
　　注意一秒怪我一生。怪我で済めば、傷が癒えたら　ハイ元通り。で良いけどね〜。進め〜進め〜。