2016年02月03日
包丁の「研ぎ癖」修理(成形)
使い込まれた業務用の包丁は、
定期的に成形が必要
長い間、包丁を使用していると研ぎ癖が出て、弓状のきれいな刃線が崩れてきます。
業務用包丁は、多くの場合自身で研がれていますが、少しずつ刃線が変形してきます。同時に刃の減りも合わさって時間の経過と共に下記の写真の様に変形するケースがあります。
こうなると、砥石だけでの成形はとても時間がかかりますし、砥石も相当減ってしまいます。
このお客様は、サンドイッチのカット用に30センチ越えの片刃牛刀をお持ち下さいました。
パン専用なので、小刃はすこし鋭角に研ぐ事になりました。
![DSCN3087.JPG](/togibose/file/DSCN3087.JPG)
▲持ち込まれる包丁の中で、比較的多いのが研ぎ癖が出たものです。普段は、ご自身で研がれているのですが、今回修理に持ち込まれました。
▼完成▼
![DSCN3091.JPG](/togibose/file/DSCN3091.JPG)
▲刃線を整え、小刃も鋭く研ぎ、スムーズな食い込む様に鏡面に仕上げました。柄の汚れも落としておきました。常々、包丁の生命力に感心します。どんなに汚れていても、欠けたり刃こぼれしていても、なんとか戻るもですから驚きです。
これで、またおいしいサンドイッチをカットして下さい。
定期的に成形が必要
長い間、包丁を使用していると研ぎ癖が出て、弓状のきれいな刃線が崩れてきます。
業務用包丁は、多くの場合自身で研がれていますが、少しずつ刃線が変形してきます。同時に刃の減りも合わさって時間の経過と共に下記の写真の様に変形するケースがあります。
こうなると、砥石だけでの成形はとても時間がかかりますし、砥石も相当減ってしまいます。
このお客様は、サンドイッチのカット用に30センチ越えの片刃牛刀をお持ち下さいました。
パン専用なので、小刃はすこし鋭角に研ぐ事になりました。
▲持ち込まれる包丁の中で、比較的多いのが研ぎ癖が出たものです。普段は、ご自身で研がれているのですが、今回修理に持ち込まれました。
▲刃線を整え、小刃も鋭く研ぎ、スムーズな食い込む様に鏡面に仕上げました。柄の汚れも落としておきました。常々、包丁の生命力に感心します。どんなに汚れていても、欠けたり刃こぼれしていても、なんとか戻るもですから驚きです。
これで、またおいしいサンドイッチをカットして下さい。
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