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2021年03月10日

2月 全国の活火山活動状況 7火山に「火口周辺警報」

気象庁は8日、2月の全国の活火山の活動状況や警戒すべき点を発表しました。噴火が発生したり火山活動が高まったりしているとして全国の7火山に「火口周辺警報」が、1つの海底火山に「噴火警報(周辺海域)」が発表されています。
火口周辺警報は7火山

噴火で火口の周辺や居住地域の近くに影響が出るおそれがあるとして「火口周辺警報」が発表されているのは、
▽群馬県にある草津白根山の「白根山」
▽鹿児島県の「桜島」
▽「口永良部島」
▽「薩摩硫黄島」
▽「諏訪之瀬島」
▽小笠原諸島の「西之島」と「硫黄島」の合わせて7火山です。

噴火警戒レベル3は2火山
このうち、居住地の近くまで影響が出るおそれがある「入山規制」を示す、噴火警戒レベル3は「桜島」と「口永良部島」に発表されています。

〈桜島〉
桜島の南岳山頂火口では噴火活動が続いていて、大きな噴石は最大で火口から1000メートルから1400メートルの5合目に達し、噴煙は最高で火口から2300メートルまで上がりました。
気象庁は、桜島では噴火活動が緩やかに活発化する傾向があるとしています。
また、鹿児島湾にある姶良カルデラの地下には長期間にわたって供給されたマグマが蓄積された状態が続き、火山ガスの放出量が多い状態も続いていることから、噴火活動がさらに活発化する可能性があるとしています。
気象庁は、南岳山頂火口と昭和火口からおおむね2キロの範囲では大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼びかけています。

〈口永良部島〉
口永良部島では、2月21日以降、新岳の火口付近の浅い場所を震源とする火山性地震が多くなり、火山活動が高まった状態となっていることから、2月28日に火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベルを2から3に引き上げました。
気象庁は、火口からおおむね2キロの範囲では大きな噴石や火砕流に警戒し、向江浜地区から新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲は火砕流に警戒するよう呼びかけています。

噴火警戒レベル2は3火山

火口周辺への立ち入りが規制される噴火警戒レベル2は、
▽草津白根山の「白根山」
▽「薩摩硫黄島」
▽「諏訪之瀬島」の3つの火山に発表されています。

〈諏訪之瀬島〉
諏訪之瀬島の御岳火口では、やや活発な噴火活動が継続していて、3月6日の爆発に伴って、大きな噴石が最大で火口からおよそ900メートルまで達しました。
3月2日以降、爆発が増加しており火山活動が高まっています。
気象庁は、火口からおおむね1キロの範囲で大きな噴石に警戒するよう呼びかけています。

〈薩摩硫黄島〉
気象庁は、薩摩硫黄島について、3月8日から新たな警戒範囲の運用を始め、噴火警戒レベル2の場合は、火口から1キロの範囲から、500メートルに縮小しました。
薩摩硫黄島では、火山性地震や微動の発生状況に特段の変化はありませんが、夜間には「火映現象」が観測され、時折噴煙が高くなるなど、長期的には熱活動が高まった状態が続いています。
気象庁は、火口からおおむね500メートルの範囲で大きな噴石に警戒するよう呼びかけています。

〈草津白根山の白根山〉
草津白根山の「白根山」では、湯釜付近の浅い部分で火山性地震が継続的に発生していて、熱水活動も継続していると考えられています。
気象庁は、引き続き小規模な水蒸気噴火が発生する可能性があるとしていて、湯釜火口からおおむね1キロの範囲では大きな噴石に警戒するよう呼びかけています。

火口周辺警報は2火山

噴火警戒レベルが導入されていないものの「火口周辺警報」が発表されているのが、小笠原諸島の「西之島」と「硫黄島」です。

〈西之島〉
西之島では、2020年8月下旬以降、噴火は観測されていません。
火山活動は低下しているものの山頂火口内には噴気や高温域があり、今後噴火が再開する可能性があるとしています。
気象庁は「入山危険」を示す火口周辺警報を継続したうえで、山頂火口からおおむね1.5キロの範囲で大きな噴石や溶岩流に警戒を呼びかけています。

〈硫黄島〉
2018年9月に海底噴火が起きたと推定される硫黄島では長期的に島全体の隆起を示す地殻変動がみられていて、火山活動はやや活発な状態で推移しています。
また島内は全体的に地温が高く、多くの噴気孔などがあり、過去には小規模な噴火が発生しています。
気象庁は、火口周辺に影響を及ぼす噴火が発生するおそれがあるとして警戒を呼びかけています。
福徳岡ノ場に「噴火警報(周辺海域)」

小笠原諸島の近海にある海底火山の「福徳岡ノ場」では、周辺の海域に影響を及ぼす噴火が発生するおそれがあるとして「噴火警報(周辺海域)」が発表されています。

海上保安庁などによるこれまでの観測によりますと、周辺の海面には長期にわたって火山活動によるものとみられる変色が確認されています。

気象庁は、小規模な海底噴火が予想されるとして周辺海域で警戒を呼びかけています。
新燃岳はレベル1に引き下げ

霧島連山の新燃岳では、火口直下を震源とする火山性地震が2020年12月から増加し、多い状態が続いていましたが、1月から次第に減少し、先月以降は少ない状態で経過しています。

これらのことから、気象庁は、1日に噴火警戒レベルを2から1に引き下げました。

気象庁は、火口内部や西側斜面の割れ目付近では、火山灰の噴出や火山ガスなどに引き続き注意し、地元自治体の指示に従って危険な地域に立ち入らないよう呼びかけています。
噴火警報なし・噴火警戒レベル1も活火山

全国の活火山の中には噴火警報が発表されておらず、噴火警戒レベルが1の火山がありますが、過去に噴火を繰り返してきた活火山であることに変わりはありません。

北海道の十勝岳では、2020年6月に2000年以来となる火映が観測されたほか、火山性微動が観測されるなど、レベル1であっても火山活動は変化しています。

顕著な前兆が無い中で、突然の噴火が起こりうることも改めて認識する必要があります。
最新の情報確認を

各地の火山の活動状況や注意点は気象庁や各地の気象台、自治体のホームページなどで確認することができます。(NHKニュースより引用)

世界的にも火山活動や地震が増えています。
日頃から防災対策や備蓄など備えておきましょう!

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