2022年07月23日
ウクライナの穀物輸出再開、ロシア含む4者が合意署名…オデーサなど3港の航路確保へ
【カイロ=上地洋実、ニューヨーク=寺口亮一】ロシア軍の黒海封鎖によりウクライナ産穀物の輸出が停滞している問題で、ロシアとウクライナ、トルコ、国連の4者は22日、トルコのイスタンブールで海上輸送の再開に向けた合意文書に署名した。ロシアのウクライナ侵略によって引き起こされた世界的な食糧危機の解決につながるかどうかが注目される。
国連高官によると、合意文書では、ウクライナの穀物輸出拠点のオデーサ、チョルノモルシク、ユジニの計3港から穀物を輸送する船の運航を可能にする航路の確保が主眼だ。加えて、航路の安全を維持する「調整センター」をイスタンブールに設置することや、ロシアとウクライナの双方が輸送船を攻撃しないことなども文書に含まれた。黒海に敷設された機雷については、撤去せず、ウクライナ側が安全な航路確保を行う。このため、穀物の搬出開始までには数週間かかるとみられる。合意の有効期間は120日間で、更新可能だ。
署名式には、ロシアのセルゲイ・ショイグ国防相、ウクライナのオレクサンドル・クブラコフ・インフラ相、トルコのタイップ・エルドアン大統領と国連のアントニオ・グテレス事務総長が出席した。署名は、ロシアとウクライナそれぞれが、トルコ、国連と交わす形で行われた。ウクライナがロシアと直接署名することを回避したとみられる。
タス通信によると、ショイグ氏は署名式の後、報道陣に対し、合意文書は「ウクライナの管理下で船舶が安全に航行できる『人道的回廊』について規定している」と説明した。
読売新聞(Yahoo!ニュースより引用)
少しは物価高が下がるといいのだけど🤔
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