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2021年01月18日

石原プロ58年歴史に幕「軍団DNA」は不滅誓う

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昭和の大スター石原裕次郎さん(享年52)が立ち上げた石原プロモーションが16日、58年の歴史に幕を下ろした。

この日、商号を記した看板が裕次郎さんの仏前に返還され、2代目社長だった渡哲也さん(享年78)の墓前にも返還報告がなされた。東京・調布の同プロでは、舘ひろし(70)ら所属俳優が終業を見届けるとともに「石原軍団DNA」の不滅を誓った。

   ◇   ◇   ◇

石原プロモーション事務所には、商号を記した看板と、裕次郎さん、渡さんの写真が飾られた。専務の浅野謙治郎氏が商号返還と終業を宣言し、スタッフと俳優らが厳かに礼をした。

舘は「いざ閉めるとなるとさびしいな」とぽつり。2人の写真を見て「思い出が走馬灯のようにいっぱい湧き上がってきます。2人に対して本当に感謝です。今あるのは、石原さんが大きく包み込んでくれたのと、渡さんのおかげ」と話した。神田正輝(70)はこの日、大阪でテレビ朝日系「朝だ! 生です旅サラダ」の生出演のため出席できなかったが、舘は「同じ気持ちだと思う」と代弁した。

裕次郎さんは63年、大手映画会社が監督、俳優の専属契約に関して結んでいた「五社協定」の枠を超えて映画作りをするため、石原プロを立ち上げた。1月16日は会社として登記された日に当たる。

87年に亡くなった裕次郎さんは、まき子夫人に会社を畳むよう遺言していたが、社員や俳優の生活を守るため、渡さんが2代目社長を引き継いだ。11年に渡さんは社長を勇退したが、会長のまき子夫人とともに会社を支え続けた。

危機は何度もあった。大規模な映画製作で8億円の負債を抱えた時はドラマ制作にかじを切り、「西部警察」など大ヒット作を生んだ。03年には同作の新シリーズ撮影中、自動車事故で見学中のファンがけがを負った。渡さんは制作中止を即断、同プロ解散も考えた。当時、車を運転していた池田努(42)は「切られておかしくない状況でしたが、今日ここにいられるのは、温かく家族のように守ってくれた会社、先輩たちのおかげで、感謝の気持ちでいっぱいです」と話した。舘も「誰一人として責める人がいなかった」と振り返り、徳重聡(42)も「ピンチから立ち直るすごさがあった」と話した。

石原プロモーションの名前はなくなるが、舘は「(裕次郎さんと渡さん)2人のDNAが残っているのをあらためて感じています。1つ屋根の下で一緒に飯を食ってきた」と見回した。

今後、3月いっぱい残務整理などを行い、12月に清算完了する。【小林千穂】
(日刊スポーツより引用)

時代の流れですかね‥寂しいですね。
西部警察や太陽にほえろなど、子供の頃によく見ておりました。
今後の活躍を頑張ってほしいですね

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