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2021年01月17日

阪神・淡路大震災から26年 遺族などが黙とう 犠牲者を悼む

6434人が亡くなった阪神・淡路大震災から17日で26年です。神戸市など大きな被害を受けた地域では、遺族などが地震が起きた午前5時46分に黙とうし、犠牲者を悼みました。

26年前の平成7年1月17日に発生した阪神・淡路大震災では、建物の倒壊や火災などが相次ぎ、その後の「災害関連死」も含めて6434人が亡くなりました。

神戸市中央区の公園「東遊園地」では市民団体や神戸市などでつくる実行委員会による追悼のつどいが開かれ、遺族などが、地震が起きた午前5時46分に静かに手を合わせ、犠牲者に黙とうをささげました

公園では追悼する灯籠が「1.17」と「がんばろう」という文字の形に並べられました。

新型コロナの影響で多くの人が不安を抱えて過ごす今の状況と26年前を重ね、復興の原動力となった「がんばろう」ということばで心を1つに苦難を乗り越えようというメッセージが込められています。

ことしは密集を避けるため、例年より半日早く16日の夕方から灯籠に明かりがともされたほか、会場の入り口には消毒液が置かれ、人の動線を分けるなどの感染対策がとられています。

また制作作業の際、密になりがちな竹の灯籠は去年より数が減り、代わりに市民や子どもたちのメッセージがつづられた紙の灯籠が加えられました。

17日は各地で追悼の行事が行われますが、兵庫県内の市民団体が行ったアンケートによりますと、1月17日前後に開く追悼行事は42件と、新型コロナの影響で去年より18件少なくなり、黙とうや避難訓練を行う学校や幼稚園の数も、日曜日ということもあって300近く少なくなっています。

17日は、緊急事態宣言が出される中、感染防止対策を徹底しながら震災の記憶や教訓をつなぐ1日となります。
神戸市東灘区から訪れた57歳の男性は「震災で自宅が全壊しました。新型コロナウイルスの感染が拡大していますが、毎年、地元の仲間と追悼するために来ていて、ことしは少人数で来ました。1月17日はこの場所に来て黙とうをささげたいと思っています」と話していました。

また神戸市東灘区に住む50代の男性は「私自身は震災で大きな被害は受けませんでしたが、私と妻の実家は大きな被害を受けました。妻の父親は建物が倒壊して病院に運ばれ、私たちの目の前で亡くなりました。1月17日は忘れがたい日です。きょうは気持ちを整理するためにここに来ました」と話していました
「東遊園地」追悼のつどいに約2500人
神戸市によりますと、「東遊園地」で行われている追悼のつどいに訪れた人は、午前7時現在でおよそ2500人とみられ、去年の3分の1となっています。

これまでで最も多かったのは、震災から20年となった平成27年の1万4000人です。

ことしの追悼行事は、新型コロナウイルスの感染拡大で緊急事態宣言が出される中での開催となり、神戸市は、混雑が予想される時間帯の来場はなるべく避けて、自宅などそれぞれの場所で黙とうをささげるよう呼びかけています。
遺族代表が献花

神戸市が主催して中央区の東遊園地で開いた追悼行事では、震災で6歳の娘を亡くした神戸市の女性が遺族代表として献花台に花を供え、祈りをささげました。

神戸市が主催した「追悼の集い」で遺族代表として花を供えたのは、震災で自宅が全壊し、6歳の娘の桜子さんを亡くした神戸市東灘区の加賀翠さん(65)です。

加賀さんは、黙とうをささげたあと、「希望の灯り」の前に設けられた献花台に花を手向けました。

加賀さんは「あっという間の26年間でした。こうして多くの人と思いを共有できる機会はありがたいです。桜子には『また夢に出てきて』と言いたいです」と話していました。
東灘区の慰霊碑でも追悼式
神戸市東灘区では、地区の住民たちがおととし建てた慰霊碑の前で、犠牲者を追悼しました。

追悼式を行ったのは神戸市東灘区の本山中町4丁目の住民たちで、午前5時46分におよそ20人が黙とうしました。

そして、地区で亡くなった42人と同じ数のろうそくをともし、一人一人の名前が書かれた紙を掲げて犠牲者を悼みました。

今後、遺族の了解が得られれば慰霊碑に亡くなった人の名前を刻むことにしています。

70歳の女性は「17日の朝は、毎年自宅で黙とうしてきましたが、ことし初めて式に参加しました。これまでは追悼する対象がなかったので慰霊碑を建ててもらってよかったです」と話していました。

慰霊碑を建てた住民の1人、大町眞由美さんは「この地区には慰霊碑がなく、亡くなった方がかわいそうだと思って碑を建てました。犠牲を忘れないように、式を続けていきたいです」と話していました。
震源に近い淡路島で竹灯籠の精霊流し
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阪神・淡路大震災の地震の震源に近い淡路島の北部にある公園では、遺族や地元の人たちが竹灯ろうの精霊流しをして亡くなった人を悼みました。

兵庫県淡路市の「北淡震災記念公園」には、地震で地表に現れた野島断層の一部が保存され、犠牲になった人たちの慰霊碑が建てられています。

17日朝は、遺族や地元の人たちおよそ50人が集まり、公園の池に淡路島で亡くなった人と同じ数の63個の竹灯籠を浮かべ、静かに手を合わせて犠牲者を悼みました。

そして、地震が起きた午前5時46分に慰霊碑の前で黙とうしました。

この公園では、去年までは遺族や地元の人たちが参加する合唱団が鎮魂と復興への思いを込めて歌声を響かせてきましたが、ことしは新型コロナウイルスの感染防止のため取りやめました。

娘の夫と、2歳と11か月の孫を亡くした伝法クニ子さん(74)は「毎年ここに来ていて、ことしはやめようかと思いましたが、やはり来ました。手を合わせると当時のことを思い出します。やっぱりここに足を運んで、震災のことを伝えていかなければならないと思いました」と話していました。

この公園を管理し、震災の「語り部」の活動を続ける米山正幸総支配人は「ことしは開催するかどうか迷いましたが、あの震災の悔しさや悲しみを繰り返さないためにも開催しました」と話していました。
(NHKニュースより引用)

ここ最近は地震が多くなっています。大災害に備えて防災意識を高めておく必要がありそうです。

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