2021年11月12日
ラニーニャで大雪の可能性…仕組み、注意地域を解説
10日は、強い寒気が上空に流れ込み大気の状態が不安定になりました。この冬も、こうした激しい気象現象に見舞われそうです。その要因となるのが、“ラニーニャ現象”だといいます。
気象庁異常気象情報センター・竹川元章所長:「本日、ラニーニャ現象が発生しているとみられると発表。この冬の影響・予報としては、寒気が南下しやすく、西日本を中心に大雪になる可能性がある」
ラニーニャ現象が起きると、大荒れの冬になる傾向があります。2018年は、東京都心でも23センチの積雪が観測され、2日間で900件近い交通事故が起きました。そして、ラニーニャ現象は、去年も発生しました。関越道では最大2100台の車が立ち往生して、3日間、通行止めとなりました。
気象庁異常気象情報センター・竹川元章所長:「車の装備を、あらかじめ準備しておくことも大切。大雪に対して十分な備えを早いうちから取っていただきたい」
冬の訪れを前に、生活雑貨を扱うロフトでは、ちょっとした変化が表れています。電気を使わずに身体を温めることが出来るグッズの売り上げが伸びているというのです。
ロフト広報・高橋祐衣さん:「電気代を気にされる方も増えているので、省エネを意識した商品が人気」
来月からまた電気料金が値上げされます。これで4カ月連続。原油や天然ガスなどの高騰が要因です。灯油価格も10週続けて値上がりし、去年より4割ほど高くなっています。ホームセンターのユニディでも12日から値上げに踏み切ります。
ユニディ狛江店・中西功副店長:「心苦しさは非常にある。それでも我々としては、灯油をしっかりと提供することが責務。(Q.営業努力ではカバーしきれない)こればかりは、原油価格がすべてなる」
寒い冬、身も心も温めてくれるお風呂も給湯器があればこそ。例年、この時期が注文のピークですが、半導体不足の影響で、製造が追いついていません。注文しても、2カ月以上、待つこともあるといいます。さらに、ラニーニャ現象で厳しい冬となれば、こんな心配もあります。
交換できるくん部長・池田順一さん:「外の水や外気温の方が冷たくなるので、給湯器にかなり負荷がかかり、寒くなると急に壊れてしまう傾向がある。いま、一番お困りのお客さまが増えている。早く製造の正常化してほしい」
◆気象予報士の眞家泉さんが解説します。
Q.ラニーニャ現象とは、どういったものなのでしょうか。
世界中で異常な天候の要因にもなり得るものです。ラニーニャ現象は、南米・ペルー沖の海面水温が 平年より低くなることをいいます。その原因は、赤道付近の東風が強まり、太陽で暖められた海面の海水が西へ流され、一方でペルー沖では、深い所から冷たい海水が湧きあがります。太平洋西部のインドネシア付近では、東風によって運ばれた暖かい海水がたまります。
Q.どうして、日本は寒くなるのでしょうか。
海面水温が暖かいところでは、積乱雲などが発生しやすくなり、上空を吹く偏西風の流れを変えます。平年に比べると、今年の冬の偏西風は、日本付近で南へ蛇行する傾向になります。そうなりますと、偏西風の北側にある冷たい空気が南に降りてくるので、日本では寒い冬になることが多いです。
Q.具体的には、どこで影響が出ますか。
この冬の気温の予報です。西日本では平年より気温が低い予想となっていて、日本海側では大雪に注意が必要です。東日本も気温が低い傾向です。4年前のラニーニャのとき、東京でも大雪になりましたが、ラニーニャだからといって今年も大雪になるということではありません。ただ、雪への備えはしておいた方がいいと思います。(テレ朝ニュースより引用)
東京も雪が降るのだろうか🤔
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気象庁異常気象情報センター・竹川元章所長:「本日、ラニーニャ現象が発生しているとみられると発表。この冬の影響・予報としては、寒気が南下しやすく、西日本を中心に大雪になる可能性がある」
ラニーニャ現象が起きると、大荒れの冬になる傾向があります。2018年は、東京都心でも23センチの積雪が観測され、2日間で900件近い交通事故が起きました。そして、ラニーニャ現象は、去年も発生しました。関越道では最大2100台の車が立ち往生して、3日間、通行止めとなりました。
気象庁異常気象情報センター・竹川元章所長:「車の装備を、あらかじめ準備しておくことも大切。大雪に対して十分な備えを早いうちから取っていただきたい」
冬の訪れを前に、生活雑貨を扱うロフトでは、ちょっとした変化が表れています。電気を使わずに身体を温めることが出来るグッズの売り上げが伸びているというのです。
ロフト広報・高橋祐衣さん:「電気代を気にされる方も増えているので、省エネを意識した商品が人気」
来月からまた電気料金が値上げされます。これで4カ月連続。原油や天然ガスなどの高騰が要因です。灯油価格も10週続けて値上がりし、去年より4割ほど高くなっています。ホームセンターのユニディでも12日から値上げに踏み切ります。
ユニディ狛江店・中西功副店長:「心苦しさは非常にある。それでも我々としては、灯油をしっかりと提供することが責務。(Q.営業努力ではカバーしきれない)こればかりは、原油価格がすべてなる」
寒い冬、身も心も温めてくれるお風呂も給湯器があればこそ。例年、この時期が注文のピークですが、半導体不足の影響で、製造が追いついていません。注文しても、2カ月以上、待つこともあるといいます。さらに、ラニーニャ現象で厳しい冬となれば、こんな心配もあります。
交換できるくん部長・池田順一さん:「外の水や外気温の方が冷たくなるので、給湯器にかなり負荷がかかり、寒くなると急に壊れてしまう傾向がある。いま、一番お困りのお客さまが増えている。早く製造の正常化してほしい」
◆気象予報士の眞家泉さんが解説します。
Q.ラニーニャ現象とは、どういったものなのでしょうか。
世界中で異常な天候の要因にもなり得るものです。ラニーニャ現象は、南米・ペルー沖の海面水温が 平年より低くなることをいいます。その原因は、赤道付近の東風が強まり、太陽で暖められた海面の海水が西へ流され、一方でペルー沖では、深い所から冷たい海水が湧きあがります。太平洋西部のインドネシア付近では、東風によって運ばれた暖かい海水がたまります。
Q.どうして、日本は寒くなるのでしょうか。
海面水温が暖かいところでは、積乱雲などが発生しやすくなり、上空を吹く偏西風の流れを変えます。平年に比べると、今年の冬の偏西風は、日本付近で南へ蛇行する傾向になります。そうなりますと、偏西風の北側にある冷たい空気が南に降りてくるので、日本では寒い冬になることが多いです。
Q.具体的には、どこで影響が出ますか。
この冬の気温の予報です。西日本では平年より気温が低い予想となっていて、日本海側では大雪に注意が必要です。東日本も気温が低い傾向です。4年前のラニーニャのとき、東京でも大雪になりましたが、ラニーニャだからといって今年も大雪になるということではありません。ただ、雪への備えはしておいた方がいいと思います。(テレ朝ニュースより引用)
東京も雪が降るのだろうか🤔
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