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2022年01月12日
今日の東京の感染状況
オミクロン対策、在宅療養体制を強化…首相が追試実施など入試での柔軟な対応求める
岸田首相は11日、感染が拡大する新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」対策として、病床の逼迫(ひっぱく)を避けるために在宅・宿泊療養体制を強化することを柱とした「基本姿勢」を発表した。ワクチン3回目接種の前倒し対象を医療従事者や高齢者だけでなく一般にも拡大する。大学や中学、高校の入試については追試・再追試実施など柔軟な対応を求める考えを示した。
首相が同日、首相官邸で記者団に明らかにした。首相は、オミクロン株の特性について「感染力が高い一方、重症化率は低い可能性が高い。高齢者などで急速に感染が広がると重症者の割合が高くなる恐れがある」との認識を示した。その上で、入院患者を受け入れるコロナ病床は重症者と中等症患者、そのリスクの高い人への対応に重点的に割り当てると強調した。
一方、入院を要しない軽症者や無症状者らの在宅・宿泊療養に対応する医療機関について、首相は計画より3割多い全国1万6000機関に上るとし、「即応体制を強化した」と説明した。想定を超えた感染拡大にも対応するため、オミクロン株感染者の入退院基準を見直す考えも示した。
既に米メルク社製が特例承認されている経口薬(飲み薬)については、米ファイザー製も「2月中にできるだけ早く実用化を目指す」と語った。
在宅・宿泊療養強化で保健所の負担が増すため、政府は医師会と薬剤師会、看護協会に協力を促す。首相は11日の全国知事会とのオンライン会合で「知事や医療関係者との連携の下、保健所だけに頼らない重層的ネットワーク作りを早急に進めたい」と呼びかけた。
ワクチン3回目接種に関し、首相は、昨年12月に追加購入が決まった米モデルナ製ワクチン1800万回分を活用し、「3月以降、一般分も前倒しする」と明言した。接種加速のため、自衛隊が東京と大阪に設けていた大規模会場を再び開設する。
大学入試については、感染などで大学入学共通テストの本試験、追試験とも受験できない場合、個別入試で救済するなどの対応を各大学に求めた。4月以降の合格発表と入学も認めるよう大学側に促す。中学、高校入試も追試などの対応を求める考えを示した。
外国人の新規入国を原則停止するなどの水際対策は延長する。骨格は2月末まで維持し、政府は今後、対策の重点を国内対策に移していく考えだ。読売新聞
(Yahoo!ニュースより引用)
緊急事態宣言なんかも視野に入れているのかもしれませんね🤔
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首相が同日、首相官邸で記者団に明らかにした。首相は、オミクロン株の特性について「感染力が高い一方、重症化率は低い可能性が高い。高齢者などで急速に感染が広がると重症者の割合が高くなる恐れがある」との認識を示した。その上で、入院患者を受け入れるコロナ病床は重症者と中等症患者、そのリスクの高い人への対応に重点的に割り当てると強調した。
一方、入院を要しない軽症者や無症状者らの在宅・宿泊療養に対応する医療機関について、首相は計画より3割多い全国1万6000機関に上るとし、「即応体制を強化した」と説明した。想定を超えた感染拡大にも対応するため、オミクロン株感染者の入退院基準を見直す考えも示した。
既に米メルク社製が特例承認されている経口薬(飲み薬)については、米ファイザー製も「2月中にできるだけ早く実用化を目指す」と語った。
在宅・宿泊療養強化で保健所の負担が増すため、政府は医師会と薬剤師会、看護協会に協力を促す。首相は11日の全国知事会とのオンライン会合で「知事や医療関係者との連携の下、保健所だけに頼らない重層的ネットワーク作りを早急に進めたい」と呼びかけた。
ワクチン3回目接種に関し、首相は、昨年12月に追加購入が決まった米モデルナ製ワクチン1800万回分を活用し、「3月以降、一般分も前倒しする」と明言した。接種加速のため、自衛隊が東京と大阪に設けていた大規模会場を再び開設する。
大学入試については、感染などで大学入学共通テストの本試験、追試験とも受験できない場合、個別入試で救済するなどの対応を各大学に求めた。4月以降の合格発表と入学も認めるよう大学側に促す。中学、高校入試も追試などの対応を求める考えを示した。
外国人の新規入国を原則停止するなどの水際対策は延長する。骨格は2月末まで維持し、政府は今後、対策の重点を国内対策に移していく考えだ。読売新聞
(Yahoo!ニュースより引用)
緊急事態宣言なんかも視野に入れているのかもしれませんね🤔
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新型コロナの重症者、全国で100人に 約2ヶ月ぶりの3ケタ更新
2022年01月11日
今日の東京の感染状況
全国的に雨や雪で内陸部は積雪増加も 明日以降は強い冬型が続く
連休明けの今日11日(火)は西日本、東日本で朝から雨が降っています。午後は北日本でも天気が崩れる見込みです。内陸部では雪になって大雪のおそれがありますので、警戒が必要です。
今日は日本海と太平洋沿岸をそれぞれ低気圧が進んでいて、西日本、東日本は朝から雨が降っています。それほど強い雨ではないものの、本降りの所が多く傘が必須な状況です。
西日本の太平洋側は午前中が雨のピーク、東海や関東は午後が雨のピークになります。関東は昼頃にかけて雨が小康状態になったあと、再び強まってきますので油断ができません。夜までには雨雲の大部分は海上に抜けて、太平洋側の雨や雪は収まる見込みです。
北日本は低気圧が近づく午後にかけて雨や雪の範囲が広がります。低気圧に向かって暖かな空気が流れ込むため東北や北海道の道南、道央などは雨が降りやすく、雪が積もっている地域では路面状況が非常に悪くなる見込みです。靴選びにも注意が必要になります。
冷たい空気が残る北海道の道東は内陸部を中心に雪が強まり、12日(水)の朝にかけて大雪となる予想です。24時間で50cm前後、新たな雪の積もる可能性があります。東北や関東甲信などの標高の高い所でも湿った雪がまとまる所がありますので、大雪への備えが欠かせません。
明日12日(水)以降、週後半にかけては強い冬型の気圧配置が続くため、日本海側の広い範囲で雪が降り続く予想となっています。
冬型の気圧配置は3日ほどと長く続くことで、降る雪の量は多くなる見込みです。強い雪の地域は活発な雪雲の位置などによって変わってくるものの、北陸や北日本の山沿いの多い所では1〜2m、平野部でも1m前後の大雪になる可能性があります。雪の情報はこまめに確認し、除雪の計画などを検討するようにしてください。
ウェザーニュース(Yahoo!ニュースより引用)
暖かい服装で過ごして感染予防もしっかりやりましょう️
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今日は日本海と太平洋沿岸をそれぞれ低気圧が進んでいて、西日本、東日本は朝から雨が降っています。それほど強い雨ではないものの、本降りの所が多く傘が必須な状況です。
西日本の太平洋側は午前中が雨のピーク、東海や関東は午後が雨のピークになります。関東は昼頃にかけて雨が小康状態になったあと、再び強まってきますので油断ができません。夜までには雨雲の大部分は海上に抜けて、太平洋側の雨や雪は収まる見込みです。
北日本は低気圧が近づく午後にかけて雨や雪の範囲が広がります。低気圧に向かって暖かな空気が流れ込むため東北や北海道の道南、道央などは雨が降りやすく、雪が積もっている地域では路面状況が非常に悪くなる見込みです。靴選びにも注意が必要になります。
冷たい空気が残る北海道の道東は内陸部を中心に雪が強まり、12日(水)の朝にかけて大雪となる予想です。24時間で50cm前後、新たな雪の積もる可能性があります。東北や関東甲信などの標高の高い所でも湿った雪がまとまる所がありますので、大雪への備えが欠かせません。
明日12日(水)以降、週後半にかけては強い冬型の気圧配置が続くため、日本海側の広い範囲で雪が降り続く予想となっています。
冬型の気圧配置は3日ほどと長く続くことで、降る雪の量は多くなる見込みです。強い雪の地域は活発な雪雲の位置などによって変わってくるものの、北陸や北日本の山沿いの多い所では1〜2m、平野部でも1m前後の大雪になる可能性があります。雪の情報はこまめに確認し、除雪の計画などを検討するようにしてください。
ウェザーニュース(Yahoo!ニュースより引用)
暖かい服装で過ごして感染予防もしっかりやりましょう️
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各地の無料PCR検査に行列 コロナ拡大、若者多く
新型コロナの感染が急拡大する中、各地に設置されている無料のPCR検査センターには10日、検査待ちの列ができた会場もあった。若者が多く「遠出して感染したのではないか」「若い世代で急増して怖い」との声が聞かれた。
東京・JR新宿駅前。東京都民なら無料で検査を受けられる民間のPCR検査センターでは、建物の外まで行列ができ、防護服を着た職員が慌ただしく誘導していた。
「まん延防止等重点措置」対象の沖縄県。普段は観光客らでにぎわう那覇市の国際通りも歩く人はまばら。コロナ禍の中で閉店した土産物店の跡地にできたPCR検査センターには時折、検査を希望する人が訪れていた。共同通信
(Yahoo!ニュースより引用)
ここまで感染が広がると不安ですよね🤔
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東京・JR新宿駅前。東京都民なら無料で検査を受けられる民間のPCR検査センターでは、建物の外まで行列ができ、防護服を着た職員が慌ただしく誘導していた。
「まん延防止等重点措置」対象の沖縄県。普段は観光客らでにぎわう那覇市の国際通りも歩く人はまばら。コロナ禍の中で閉店した土産物店の跡地にできたPCR検査センターには時折、検査を希望する人が訪れていた。共同通信
(Yahoo!ニュースより引用)
ここまで感染が広がると不安ですよね🤔
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2022年01月10日
今日の東京の感染状況
年末年始放送の『孤独のグルメ』はなぜ高視聴率を叩き出せたのか
テレビ東京のグルメドキュメンタリードラマ『孤独のグルメ』が年末年始に“大活躍”した。2012年に放送がスタートした深夜ドラマシリーズだが、大晦日にはその一部を朝7時45分から13時30分まで再放送し、夜10時からは90分で『孤独のグルメ2021大晦日スペシャル〜激走!絶景絶品・年忘れロードムービー〜』が放送された。元日は朝9時から17時55分まで、また過去放送分の中から一部が再放送された。主人公・井之頭五郎を演じる松重豊(58)が2日間、ほぼ出ずっぱりだったのだ。
それでも、視聴者には「面白い」「飽きない」と好評で、大晦日のスペシャル版の平均世帯視聴率は6.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。『NHK紅白歌合戦』第2部を放送したNHK、『ザワつく!大晦日 一茂良純ちさ子&徹子&羽鳥玉川&新庄BIGBOSSの会』のテレビ朝日に次ぐ3位。民放では2位と好成績を残した。『孤独のグルメ』がこれほど視聴者を引きつけるのはなぜか。テレビコラムニスト・桧山珠美氏はこう言う。
「おいしいものを食べて、満たされて、幸せを感じるというのは人間の原点。若い人も年配の人も楽しめます。しかも、『孤独のグルメ』は究極の黙食だから、コロナ禍という今の時代に合っている。五郎さんが『うまい!』と心の中で舌鼓を打ちながら、ゆっくり味わって食べる姿は食べ物に対するリスペクトや食べる喜びが感じられます。コロナで苦しんだ飲食店にとっても、自由に食べに出歩けなかった私たち客側にとっても、共感できるのではないでしょうか。『今度、自分もあの店に行きたいな』と思わせてくれるワクワク感もありますよね」
実際、ドラマで松重が食べた店は、行列ができることもあるという。視聴者に「自分も食べたい!」と思わせるのは、主人公を演じる松重の魅力も大きいだろう。万人に愛される“ちょい渋”の中年であり、身体が大きく、いかにもよく食べそう。実際にドラマでもいい食べっぷりを見せてくれる。しかもスリムでスーツがよく似合う。中年男性サラリーマンの支持を集めやすい。
『孤独のグルメ』人気はシリーズ化によって、地道にファンを増やしてきた背景もある。同作は扶桑社の『月刊PANJA』(現在休刊)『週刊SPA!』で連載された同名漫画(原作は久住昌之氏、作画は故・谷口ジローさん)が原作。輸入雑貨商を営む主人公が商用で訪れる街で飲食店に立ち寄り、1人食事を楽しむ姿を描いたシンプルな内容だが、シーズンを重ねるごとに着実にファンをつかみ、昨年は『Season9』が放送された。2017年からは大晦日にスペシャル版を放送し、昨年で5年目。視聴率は例年4%台だったが、今回、6%台に数字を伸ばした。なぜなのか。放送作家の経験も長いノンフィクション作家の細田昌志氏はこうみる。
「2021年とそれ以前の紅白裏番組の大きな違いは、2020年まで民放トップだった日本テレビの『笑ってはいけない』特番が2021年は放送されなかったこと。単純にいうと、どこがその『笑ってはいけない』の視聴者の受け皿になったか、で差が生まれた。
日本テレビは同じお笑い路線で人気芸人を数多く投入し勝負したが、お笑いファンを繋ぎとめられず視聴率を下げた。NHKの紅白第2部の平均世帯視聴率は史上最低に沈んだ。TBSは2020年にグルメ番組で最下位だったことから、ゲームバラエティに路線変更したがまたしても最下位。フジテレビは格闘技路線を貫き大差なし。結局、定番の『ザワつく!大晦日』を放送したテレビ朝日と、『孤独のグルメ』のテレビ東京が、受け皿となって視聴率を上げた。『孤独のグルメ』はコンテンツの良さが土台にあり、とくに紅白を離れた高齢者を取り込んだ」
『ザワつく!大晦日』も『孤独のグルメ』も、40代以上が広く楽しめる番組だ。『孤独のグルメ』はとくにM3層といわれる50〜64歳の男性視聴者がチャンネルを合わせたとされる。結局、テレビをよく観る世代を狙った番組の視聴率が上がったわけだ。
「TBSとフジテレビは昨春から若い世代をコアのターゲットと位置づけて番組作りをしています。日本テレビはさらに前から、同様の姿勢です。つまり、去年はとくに、もともとテレビを観ない層をターゲットに番組作りをしているため、視聴率が下がるのは当たり前。広告業界には若年層を意識した動きは何年も前からあり、広告効果を計測する指標は多様化しているので平均世帯視聴率はひとつの指標にすぎません。
スポンサーも、視聴率を気にするスポンサーもあれば気にしないスポンサーもあります。そう単純な話ではありません。ネット配信もありますからテレビの視聴率だけを考えて番組作りをしているわけではないし、かえって高齢層を意識してテレビの平均世帯視聴率をとることにこだわっている局こそ“時代遅れ”という見方もあります」(広告会社関係者)
では、『孤独のグルメ』だけでなく、その放送時間帯の前の16時から22時まで放送していた『第54回年忘れにっぽんの歌』でもさらに高齢層を狙っていたテレビ東京には、ジリ貧の未来が待っているのか。
「テレビ局は購買意欲や購買力のない若年層だけをターゲットにしているわけでもありません。結局、各局が特色あるオリジナルコンテンツを作ることが大事になってくると思います」(テレビ制作会社幹部)
50代以上のための番組が減っている今、テレビ東京は逆にこの年齢層に熱く支持される局を目指すのも手か。ニュースポストセブン
(Yahoo!ニュースより引用)
孤独のグルメは私も好きで年末は見てました
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それでも、視聴者には「面白い」「飽きない」と好評で、大晦日のスペシャル版の平均世帯視聴率は6.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。『NHK紅白歌合戦』第2部を放送したNHK、『ザワつく!大晦日 一茂良純ちさ子&徹子&羽鳥玉川&新庄BIGBOSSの会』のテレビ朝日に次ぐ3位。民放では2位と好成績を残した。『孤独のグルメ』がこれほど視聴者を引きつけるのはなぜか。テレビコラムニスト・桧山珠美氏はこう言う。
「おいしいものを食べて、満たされて、幸せを感じるというのは人間の原点。若い人も年配の人も楽しめます。しかも、『孤独のグルメ』は究極の黙食だから、コロナ禍という今の時代に合っている。五郎さんが『うまい!』と心の中で舌鼓を打ちながら、ゆっくり味わって食べる姿は食べ物に対するリスペクトや食べる喜びが感じられます。コロナで苦しんだ飲食店にとっても、自由に食べに出歩けなかった私たち客側にとっても、共感できるのではないでしょうか。『今度、自分もあの店に行きたいな』と思わせてくれるワクワク感もありますよね」
実際、ドラマで松重が食べた店は、行列ができることもあるという。視聴者に「自分も食べたい!」と思わせるのは、主人公を演じる松重の魅力も大きいだろう。万人に愛される“ちょい渋”の中年であり、身体が大きく、いかにもよく食べそう。実際にドラマでもいい食べっぷりを見せてくれる。しかもスリムでスーツがよく似合う。中年男性サラリーマンの支持を集めやすい。
『孤独のグルメ』人気はシリーズ化によって、地道にファンを増やしてきた背景もある。同作は扶桑社の『月刊PANJA』(現在休刊)『週刊SPA!』で連載された同名漫画(原作は久住昌之氏、作画は故・谷口ジローさん)が原作。輸入雑貨商を営む主人公が商用で訪れる街で飲食店に立ち寄り、1人食事を楽しむ姿を描いたシンプルな内容だが、シーズンを重ねるごとに着実にファンをつかみ、昨年は『Season9』が放送された。2017年からは大晦日にスペシャル版を放送し、昨年で5年目。視聴率は例年4%台だったが、今回、6%台に数字を伸ばした。なぜなのか。放送作家の経験も長いノンフィクション作家の細田昌志氏はこうみる。
「2021年とそれ以前の紅白裏番組の大きな違いは、2020年まで民放トップだった日本テレビの『笑ってはいけない』特番が2021年は放送されなかったこと。単純にいうと、どこがその『笑ってはいけない』の視聴者の受け皿になったか、で差が生まれた。
日本テレビは同じお笑い路線で人気芸人を数多く投入し勝負したが、お笑いファンを繋ぎとめられず視聴率を下げた。NHKの紅白第2部の平均世帯視聴率は史上最低に沈んだ。TBSは2020年にグルメ番組で最下位だったことから、ゲームバラエティに路線変更したがまたしても最下位。フジテレビは格闘技路線を貫き大差なし。結局、定番の『ザワつく!大晦日』を放送したテレビ朝日と、『孤独のグルメ』のテレビ東京が、受け皿となって視聴率を上げた。『孤独のグルメ』はコンテンツの良さが土台にあり、とくに紅白を離れた高齢者を取り込んだ」
『ザワつく!大晦日』も『孤独のグルメ』も、40代以上が広く楽しめる番組だ。『孤独のグルメ』はとくにM3層といわれる50〜64歳の男性視聴者がチャンネルを合わせたとされる。結局、テレビをよく観る世代を狙った番組の視聴率が上がったわけだ。
「TBSとフジテレビは昨春から若い世代をコアのターゲットと位置づけて番組作りをしています。日本テレビはさらに前から、同様の姿勢です。つまり、去年はとくに、もともとテレビを観ない層をターゲットに番組作りをしているため、視聴率が下がるのは当たり前。広告業界には若年層を意識した動きは何年も前からあり、広告効果を計測する指標は多様化しているので平均世帯視聴率はひとつの指標にすぎません。
スポンサーも、視聴率を気にするスポンサーもあれば気にしないスポンサーもあります。そう単純な話ではありません。ネット配信もありますからテレビの視聴率だけを考えて番組作りをしているわけではないし、かえって高齢層を意識してテレビの平均世帯視聴率をとることにこだわっている局こそ“時代遅れ”という見方もあります」(広告会社関係者)
では、『孤独のグルメ』だけでなく、その放送時間帯の前の16時から22時まで放送していた『第54回年忘れにっぽんの歌』でもさらに高齢層を狙っていたテレビ東京には、ジリ貧の未来が待っているのか。
「テレビ局は購買意欲や購買力のない若年層だけをターゲットにしているわけでもありません。結局、各局が特色あるオリジナルコンテンツを作ることが大事になってくると思います」(テレビ制作会社幹部)
50代以上のための番組が減っている今、テレビ東京は逆にこの年齢層に熱く支持される局を目指すのも手か。ニュースポストセブン
(Yahoo!ニュースより引用)
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年末年始放送の『孤独のグルメ』はなぜ高視聴率を叩き出せたのか
テレビ東京のグルメドキュメンタリードラマ『孤独のグルメ』が年末年始に“大活躍”した。2012年に放送がスタートした深夜ドラマシリーズだが、大晦日にはその一部を朝7時45分から13時30分まで再放送し、夜10時からは90分で『孤独のグルメ2021大晦日スペシャル〜激走!絶景絶品・年忘れロードムービー〜』が放送された。元日は朝9時から17時55分まで、また過去放送分の中から一部が再放送された。主人公・井之頭五郎を演じる松重豊(58)が2日間、ほぼ出ずっぱりだったのだ。
それでも、視聴者には「面白い」「飽きない」と好評で、大晦日のスペシャル版の平均世帯視聴率は6.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。『NHK紅白歌合戦』第2部を放送したNHK、『ザワつく!大晦日 一茂良純ちさ子&徹子&羽鳥玉川&新庄BIGBOSSの会』のテレビ朝日に次ぐ3位。民放では2位と好成績を残した。『孤独のグルメ』がこれほど視聴者を引きつけるのはなぜか。テレビコラムニスト・桧山珠美氏はこう言う。
「おいしいものを食べて、満たされて、幸せを感じるというのは人間の原点。若い人も年配の人も楽しめます。しかも、『孤独のグルメ』は究極の黙食だから、コロナ禍という今の時代に合っている。五郎さんが『うまい!』と心の中で舌鼓を打ちながら、ゆっくり味わって食べる姿は食べ物に対するリスペクトや食べる喜びが感じられます。コロナで苦しんだ飲食店にとっても、自由に食べに出歩けなかった私たち客側にとっても、共感できるのではないでしょうか。『今度、自分もあの店に行きたいな』と思わせてくれるワクワク感もありますよね」
実際、ドラマで松重が食べた店は、行列ができることもあるという。視聴者に「自分も食べたい!」と思わせるのは、主人公を演じる松重の魅力も大きいだろう。万人に愛される“ちょい渋”の中年であり、身体が大きく、いかにもよく食べそう。実際にドラマでもいい食べっぷりを見せてくれる。しかもスリムでスーツがよく似合う。中年男性サラリーマンの支持を集めやすい。
『孤独のグルメ』人気はシリーズ化によって、地道にファンを増やしてきた背景もある。同作は扶桑社の『月刊PANJA』(現在休刊)『週刊SPA!』で連載された同名漫画(原作は久住昌之氏、作画は故・谷口ジローさん)が原作。輸入雑貨商を営む主人公が商用で訪れる街で飲食店に立ち寄り、1人食事を楽しむ姿を描いたシンプルな内容だが、シーズンを重ねるごとに着実にファンをつかみ、昨年は『Season9』が放送された。2017年からは大晦日にスペシャル版を放送し、昨年で5年目。視聴率は例年4%台だったが、今回、6%台に数字を伸ばした。なぜなのか。放送作家の経験も長いノンフィクション作家の細田昌志氏はこうみる。
「2021年とそれ以前の紅白裏番組の大きな違いは、2020年まで民放トップだった日本テレビの『笑ってはいけない』特番が2021年は放送されなかったこと。単純にいうと、どこがその『笑ってはいけない』の視聴者の受け皿になったか、で差が生まれた。
日本テレビは同じお笑い路線で人気芸人を数多く投入し勝負したが、お笑いファンを繋ぎとめられず視聴率を下げた。NHKの紅白第2部の平均世帯視聴率は史上最低に沈んだ。TBSは2020年にグルメ番組で最下位だったことから、ゲームバラエティに路線変更したがまたしても最下位。フジテレビは格闘技路線を貫き大差なし。結局、定番の『ザワつく!大晦日』を放送したテレビ朝日と、『孤独のグルメ』のテレビ東京が、受け皿となって視聴率を上げた。『孤独のグルメ』はコンテンツの良さが土台にあり、とくに紅白を離れた高齢者を取り込んだ」
『ザワつく!大晦日』も『孤独のグルメ』も、40代以上が広く楽しめる番組だ。『孤独のグルメ』はとくにM3層といわれる50〜64歳の男性視聴者がチャンネルを合わせたとされる。結局、テレビをよく観る世代を狙った番組の視聴率が上がったわけだ。
「TBSとフジテレビは昨春から若い世代をコアのターゲットと位置づけて番組作りをしています。日本テレビはさらに前から、同様の姿勢です。つまり、去年はとくに、もともとテレビを観ない層をターゲットに番組作りをしているため、視聴率が下がるのは当たり前。広告業界には若年層を意識した動きは何年も前からあり、広告効果を計測する指標は多様化しているので平均世帯視聴率はひとつの指標にすぎません。
スポンサーも、視聴率を気にするスポンサーもあれば気にしないスポンサーもあります。そう単純な話ではありません。ネット配信もありますからテレビの視聴率だけを考えて番組作りをしているわけではないし、かえって高齢層を意識してテレビの平均世帯視聴率をとることにこだわっている局こそ“時代遅れ”という見方もあります」(広告会社関係者)
では、『孤独のグルメ』だけでなく、その放送時間帯の前の16時から22時まで放送していた『第54回年忘れにっぽんの歌』でもさらに高齢層を狙っていたテレビ東京には、ジリ貧の未来が待っているのか。
「テレビ局は購買意欲や購買力のない若年層だけをターゲットにしているわけでもありません。結局、各局が特色あるオリジナルコンテンツを作ることが大事になってくると思います」(テレビ制作会社幹部)
50代以上のための番組が減っている今、テレビ東京は逆にこの年齢層に熱く支持される局を目指すのも手か。ニュースポストセブン
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それでも、視聴者には「面白い」「飽きない」と好評で、大晦日のスペシャル版の平均世帯視聴率は6.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。『NHK紅白歌合戦』第2部を放送したNHK、『ザワつく!大晦日 一茂良純ちさ子&徹子&羽鳥玉川&新庄BIGBOSSの会』のテレビ朝日に次ぐ3位。民放では2位と好成績を残した。『孤独のグルメ』がこれほど視聴者を引きつけるのはなぜか。テレビコラムニスト・桧山珠美氏はこう言う。
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実際、ドラマで松重が食べた店は、行列ができることもあるという。視聴者に「自分も食べたい!」と思わせるのは、主人公を演じる松重の魅力も大きいだろう。万人に愛される“ちょい渋”の中年であり、身体が大きく、いかにもよく食べそう。実際にドラマでもいい食べっぷりを見せてくれる。しかもスリムでスーツがよく似合う。中年男性サラリーマンの支持を集めやすい。
『孤独のグルメ』人気はシリーズ化によって、地道にファンを増やしてきた背景もある。同作は扶桑社の『月刊PANJA』(現在休刊)『週刊SPA!』で連載された同名漫画(原作は久住昌之氏、作画は故・谷口ジローさん)が原作。輸入雑貨商を営む主人公が商用で訪れる街で飲食店に立ち寄り、1人食事を楽しむ姿を描いたシンプルな内容だが、シーズンを重ねるごとに着実にファンをつかみ、昨年は『Season9』が放送された。2017年からは大晦日にスペシャル版を放送し、昨年で5年目。視聴率は例年4%台だったが、今回、6%台に数字を伸ばした。なぜなのか。放送作家の経験も長いノンフィクション作家の細田昌志氏はこうみる。
「2021年とそれ以前の紅白裏番組の大きな違いは、2020年まで民放トップだった日本テレビの『笑ってはいけない』特番が2021年は放送されなかったこと。単純にいうと、どこがその『笑ってはいけない』の視聴者の受け皿になったか、で差が生まれた。
日本テレビは同じお笑い路線で人気芸人を数多く投入し勝負したが、お笑いファンを繋ぎとめられず視聴率を下げた。NHKの紅白第2部の平均世帯視聴率は史上最低に沈んだ。TBSは2020年にグルメ番組で最下位だったことから、ゲームバラエティに路線変更したがまたしても最下位。フジテレビは格闘技路線を貫き大差なし。結局、定番の『ザワつく!大晦日』を放送したテレビ朝日と、『孤独のグルメ』のテレビ東京が、受け皿となって視聴率を上げた。『孤独のグルメ』はコンテンツの良さが土台にあり、とくに紅白を離れた高齢者を取り込んだ」
『ザワつく!大晦日』も『孤独のグルメ』も、40代以上が広く楽しめる番組だ。『孤独のグルメ』はとくにM3層といわれる50〜64歳の男性視聴者がチャンネルを合わせたとされる。結局、テレビをよく観る世代を狙った番組の視聴率が上がったわけだ。
「TBSとフジテレビは昨春から若い世代をコアのターゲットと位置づけて番組作りをしています。日本テレビはさらに前から、同様の姿勢です。つまり、去年はとくに、もともとテレビを観ない層をターゲットに番組作りをしているため、視聴率が下がるのは当たり前。広告業界には若年層を意識した動きは何年も前からあり、広告効果を計測する指標は多様化しているので平均世帯視聴率はひとつの指標にすぎません。
スポンサーも、視聴率を気にするスポンサーもあれば気にしないスポンサーもあります。そう単純な話ではありません。ネット配信もありますからテレビの視聴率だけを考えて番組作りをしているわけではないし、かえって高齢層を意識してテレビの平均世帯視聴率をとることにこだわっている局こそ“時代遅れ”という見方もあります」(広告会社関係者)
では、『孤独のグルメ』だけでなく、その放送時間帯の前の16時から22時まで放送していた『第54回年忘れにっぽんの歌』でもさらに高齢層を狙っていたテレビ東京には、ジリ貧の未来が待っているのか。
「テレビ局は購買意欲や購買力のない若年層だけをターゲットにしているわけでもありません。結局、各局が特色あるオリジナルコンテンツを作ることが大事になってくると思います」(テレビ制作会社幹部)
50代以上のための番組が減っている今、テレビ東京は逆にこの年齢層に熱く支持される局を目指すのも手か。ニュースポストセブン
(Yahoo!ニュースより引用)
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