2013年09月24日
273. 雑感2 京都での2日間
いつもは著名人がトーク番組で語った「趣味・お気に入り・こだわり」を記述していますが、本日は厚かましくも私のことを書かせていただこうと思います。
まず22日の日曜日。9/14の「是枝裕和監督」の項で書きました通り、今年もくるり主催の「京都音楽博覧会」に行ってきました。
お昼の12時開演、7時過ぎに終了という野外イベントです。
今年も晴天に恵まれ、あっという間の7時間でした。
くるりは「バラの花」「奇跡」、リップスライムは「楽園ベイベー」、奥田民生は「さすらい」と定番の曲をしっかりやってくれました。本当に嬉しかったです。
大好きな民生さんの「さすらい」がずっと耳についてる状態です。
ビ―ルを飲みながら、流れてきた音楽に耳を傾け、時に立ち上がって手拍子をし、合間に隣にいる妻とウダウダ話をする、本当にのんびりした、ある意味、非日常的な1日でした。
日曜日は京都に1泊したのですが、京都御苑の隣のホテルでしたので、朝食後、御苑を散策することができました。
このところ仕事がらみの外出が多く、疲れ気味の妻とは烏丸で別れ、私は友人と待ち合わせ、2日目の京都を楽しみました。
よしろうこだわりの「京都の歩き方」があり、その道を友人に案内したのでした。
その道をひとことで言いますと「水と山の道」となるのでしょうか…。
阪急河原町駅から地上に出、白川沿いに歩くのです。松岡昌宏さんの好きな「辰巳大明神」でしばし時を過ごし、その後も白川沿いにずっと歩き、平安神宮まで…。途中立ち止まっては清流に目を留め、歓談。
平安神宮では600円を払い、「神苑」を散策。ここは本当におススメです。7代目小川治兵衛の造り上げた広大な池を眺め、鯉に餌をやりながらのんびり過ごします。
「神苑」は入園料がかかるせいか、いつも空いており、ゆったりした贅沢な時間が過ごせます。
その後平安神宮の裏の細道を抜けて、吉田神社に向かいます。汗をかきながら、小高い吉田山の頂上へ。そこに「茂庵(もあん)」という素敵なカフェがあるのです。
ここで初老男子2人は「エビスビール」をまず一気飲み。すぐにおかわりをし、2杯目はつまみを食べながらゆっくりと。景色とビールの気泡を楽しみながら、話が弾みます。
友人は小学1年の同級生なので、もうウン十年の付き合いとなります。お互い、いいオヤジになってしまいました。彼は公教育の要職についているのですが、一緒にいるときは昔と変わらぬ子どものような2人になります。
その後、ゆっくりと下山。夕暮れの鴨川で、残りの時間を過ごそうとなりました。
鴨川近くのコンビニで飲物やおつまみを買い込み、夕暮れの鴨川でトンビの鳴き声を聞いたり、若者がトランペットの練習をしているのを聞いたりしながら、またウダウダとあれこれ話をしました。
「帰りたくないな…」と彼がぽつりとひとこと。楽しい時間は過ぎるのが早いですね。お互い明日からの仕事があるので、暗くなる前に帰路に着いたのでした。
今朝彼から「京都の魅力を再発見しました。ありがとう。」という旨のメールが届きました。
ひとりで行ってよし、2人でもよし、大勢で行ってもよし、と京都は魅力のある街、贅沢な街です。
京都出身のくるりの岸田さんが、ある時、ラジオで「京都でおススメの場所は?」と聞かれ、「街を歩いたり、鴨川沿いを歩いたりするだけでも楽しい」と言ってましたが、同感です。
次の休みがいつになるのかわからないのですが、また新たなお気に入りの道を開拓しようと思っています。
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