こんにちは!
EVE2です。
昨日、日銀政策決定会議で、現状維持が全会一致で決定されました。
具体的には、
・長期金利の事実上の上限を1%とする長短金利操作(イールドカーブ・コントロール)
・マイナス金利政策
・上場投資信託(ETF)の買い入れ
などの現行の緩和策が継続されることとなりました。2023年12月8日に、参院財政金融委員会で植田日銀総裁が「チャレンジングな状況が続いているが、年末から来年にかけて一段とチャレンジングな状況になる」との発言を受け、何か大きな政策変更があると思われたのですが、何もなかったということになります。
日銀政策決定会議終了後の記者会見の中で、「もう少し情報がみたい」といった発言が印象的でした。
では、前回の参院財政金融委員会での発言は何だったのかと言うことになりますが、今後の政策で市場がどう動くのか、観測するための発言だったのかもしれません。
金融正常化へは着実に近づいており、行政側の政策は、令和は6年以降も引き続き続けられることが想定され、金融正常化はもうすぐ実現されると思われます。
[経済学を理解するための4つの考え方]
それでは、昨日の続きです。
経済学には、基本的な問が3つあり、その問から解答を導き出し、理解する過程において4つの考え方があるとしています。
@モノゴトはトレードオフの関係にある。
A利己的な行動が社会の秩序を作る。
Bあらゆる費用は機会費用である。
C価格を決めるのは生産者ではなく、市場である。
昨日は、Aの「利己的な行動が社会の秩序を作る」についてどんなことが書かれているのか書きましたが、本日は、「Bあらゆる費用は機会費用である。」からです。
[Bあらゆる費用は機会費用である]
何かを選ぶことは、何かを捨てることになります。このとき選ばなかったもののことを、経済学では、機会費用と呼んでいます。
現在私はフルタイムで起業と勉強をしています。その間、アルバイトでもなんでもいいのですが仕事をすれば、お金が入ってくる機会があるのにしていないのです。そのしていない仕事を経済学では機会費用といっています。
人として生きている現状必ず、日々選択しています。その選択のどちらが自分にとって価値あるモノなのかということを考え、選択しています。自分の過去を振り返ると、いろいろと選択をしてきており、その選択で後悔することが多かったような気がします。そのような状況は、もしかしたら機会費用を多く支払って生きてきたということなのかもしれません。
[C価格を決めるのは生産者ではなく、市場である]
人は本来強欲であるとします。その前提において、石油会社は常に原油の値段をつり上げようとします。
以上は例ですが、それが人間の本質だとすると、新型コロナ感染流行時に、石油の値段が暴落したことは理解できません。強欲である人間が運営する会社であるにもかかわらず値段が暴落したのです。
その原因は、需要と供給の関係があるからです。
経済が停滞すればエネルギーは使用しなくなります。その状況が想像されるとき、需要は減り価格は下がります。
価格は生産者が強欲であり、より高い値段で売ろうという生産者の意志にかかわらず、市場が決定するのです。
[あとがき]
4日間と長くなりましたが、経済学入門ミクロの基本的な3つの問と、4つの考え方について御紹介しました。
私のブログを普段から読んでくれている人は分かっていると思いますが、私、経済の素人です。これから、経済学入門のミクロとマクロを再びよみ、その後Studyingの経済学・経済政策の勉強しようとしています。本ブログのタイトルのところにも書いていますが、多分に妄想が入っているのでご了承下さい。
こんなことを考えている人間がいるんだな?っというぐらいの感じで読んでいただければありがたいです。
では、また!
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