EVE2です。
中小企業診断士の勉強を進めていますが、一応順調です。もう既に二次の勉強を進めている方もいるので、ちょっと焦っていますが、自分のペースを守って、できれば、2024年度で中小企業診断士に合格したいと思っています。性格的に、必死になって勉強するのって苦手なんですよね・・・。なんとなく、勉強しているというスタイルが私に合っていると思っています。
[失われた30年における国民の責任]
話は、変わりますが、先日中小企業診断士がらみの話で、失われた30年という話をし、その中に国民にも責任があるという話をしました。しかし、その責任を求めるのは難しいとしましたが、あえてこの場ですると、一番大きかったのは、何も言わなかった事だと思います。個人で、独り言のように言っていたかもしれません。ただ、それが社会全体に伝わらなければ意味がありません。SNS社会と言われていますが、社会全体に伝えるのは非常に難しい・・・。だから、国民一人一人に責任を求めるのは難しいのです。
[発言をする意義]
私自身、発言をしていてあっているかどうか分かりません。じゃ、中小企業診断士に合格したら分かるのかというと、多分分からないと思います。じゃ、いつになったら、っていうことになりますが、学者の先生でもいろいろな意見があるのですから、100%正解を発言するのは多分死ぬまで無理なのでしょう?だから、思ったことを、思った瞬間に発言することは重要なのだと思います。その発言が多くの人の考えと合致すれば、社会的な意見として形成できるのだと思います。
[日本は既にデフレではない!]
昨日植田日銀総裁の国会答弁で、現在はデフレではなく、インフレだと言った発言がありました。インフレとは、平たく言うと、45度分析線と需要曲線とのプラスのギャップです。45度分析線とは、三面等価の原則をグラフで示したモノで、供給を指します。
ようは、現在社会への供給よりも需要が大きい状態を指します。
そのときに、行われる政策について、ChatGPTに聞いてみました。
❶金融政策
日銀は、金利を上げる。
❷政府
増税を行う。
❸企業
供給を増やす。
❶では、日銀はマイナス金利を行っています。ただ、このマイナス金利とは、法定準備預金を越える資金に対して、日銀が民間金融機関へ金利を支払うのではなく、金利をもらっている状態を指すのだそうです。そういう意味では、マイナス金利をプラスにしたからといって、あまり、社会的に影響はなく、それよりも、長期金利の上昇がきになります。
❷の政府ですが、防衛増税とかいってかなりの額をこれから増税する予定です。現在も税金が高いという話を聞きますが、もっと増やす理由ができたようです。ただ、自民党議員たちが、隠し資金を作り私腹を肥やしているといった印象のある中、増税するのは難しいでしょう?衆議院議員選挙が遅くとも、2025年に行われるので、その結果政権交代があった段階で、増税が実施されると想定できます。
❸これが、一番現実的です。ただ、原油も高止まりし、円安という状態のため、原材料価格がいつまでたっても安くならないという状況では、増やした供給も価格は高いままといった感じになりそうです。
[あとがき]
なんで、唐突にインフレについて書いたかというと、失われた30年のステークホルダーに、日銀が入っていませんでした。ただ、結果を見ると責任はあったけれど、責められることはないのかなっていう印象です。黒田前日銀総裁は政策を失敗したと多くの人がいっていますが、2013年から開始された今回の政策は、当初予定していた結果になっています。しかも、黒田前日銀総裁の政策を現在も引き継いでいます。だから、今回の金融政策により、デフレを収束させた要素が想定と違っていたとしても、全く失敗したとは思いません。もし失敗したという結論になったとしても、何もしなかった時よりも、次の政策に生かすことができるという意味で、やった意義はあったと思っています。
では、また!
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