こんにちは!
EVE2です。
1日に複数科目受験したいと思うのですが、間違った問題をきちんと覚えようとすると1日1教科しか受験できません。そんな本日は、令和4年の運営管理を受験したのですが、41点・・・。底上げしようとしていますが、すぐには効果は上がらないようです。基本、1日1教科しか受験できないという状況は、間違った問題が多すぎて、その問題を深掘りしているため時間がかかっているためです。間違った問題を分析しみると、知らない用語、理論の問題で間違っているのも確かです。ただ、それ以外の問題をみると、しっかりと用語の意味を把握してさえいれば、解答できる問題が多くあります。
現在、理解ができない問題については、用語を解析した上で、問題を解いているのですが、すべての教科、問題において、実施しなければいけないようです。
では、今日は、昨日の続きで、経済学・経済政策 平成28年 第16問の問題について考察していきたいと思います。
それでは、本日も、経済学・経済政策平成28年第16問を読むところから、始めましょう!
[経済学・経済政策から平成28年第16問]
いま、ある合理的個人が、限られた所得の下で2つの財(X,Y)を需要する状況を考える。2つの財の需要量は、それぞれDXおよびDYと表記し、財Xの価格をPXと表記する。右図は、予算制約線1と無差別曲線1が点Aで接する状況から、他の条件を一定としてPXのみが下落し、予算制約線2と無差別曲線2が点Bで接する状況へと変化した様子を描いたものである。この図に関する記述として、最も適切なものの組み合わせを右記の解答群から選べ。
a,財Yの価格を一定としてPXが下落したとき、代替効果でDXが増加した。同時に、PXの下落は、所得効果によってDXを減少させた。上図では、代替効果よりも所得効果が大きいため、財Xはギッフェン財の性質を示している。
b,財Yの価格を一定としてPXが下落したとき、代替効果でDXが増加した。同時に、PXの下落は、所得効果によってもDXを増加させた。上図では、代替効果と所得効果がともにDXを増加させていることから、財Xはギッフェン財の性質を示している。
c,財Yの価格を一定としてPXが下落したとき、DYが増加した。これは、財Yが財Xの粗代替財であることを示している。
d,財Yの価格を一定としてPXが下落したとき、DYが増加した。これは、財Yが財Xの粗補完財であることを示している。
[解答群]
ア,aとc
イ,aとd
ウ,bとc
エ,bとd
[代替効果]
昨日は、予算制約線、無差別曲線という用語について調べましたが、本日は、代替効果から調べていきたいと思います。
昨日、いろいろな無差別曲線を御紹介し、その中で完全代替財について解説をしましたが、今日調べるのは、完全ではない代替財における効果です。
では、早速、代替効果について、ChatGPTに聞いてみましょう!
代替効果は、価格変動が消費者の効用(満足度やニーズの程度)に与える影響を説明する概念です。価格変動により商品の相対価格が変化する場合、消費者は同じ効用を得るために代替品への需要を変化させる傾向があります。
■代替効果の特徴
・価格上昇の場合
代替効果は、価格が上昇すると、消費者が代替品への需要を増やす傾向にあることを示します。価格が上昇すると、消費者はより安価な代替品に切り替えることで、同じニーズを満たそうとします。
・価格下落の場合
代替効果は、価格が下落すると、消費者が代替品への需要を減らす傾向にあることを示します。価格が下落すると、消費者はより高価な商品に切り替えることで、より高品質な商品を選ぶことができます。
・消費者の合理性
代替効果は、消費者が合理的な意思決定を行うという仮定に基づいています。消費者は、価格変動が商品の相対的な価格を変えるため、同じニーズを満たすために最適な選択を行う傾向があります。
以上の解説の中で、効用という言葉が使用されていますが、一般に使われている効用とはちょっと意味が違います。ここで使用している効用とは、個人の満足やニーズの度合いを表します。
[所得効果]
次に所得効果について調べて見ましょう!
これも、ChatGPTからの解説です。
所得効果(income effect)は、経済学における価格変動が消費者の購買行動に与える影響のうちの一つです。所得効果は、商品の価格が変動したときに、消費者の実質所得が変化することによって生じます。商品の価格が上昇すると、消費者の実質所得が低下し、価格が下落すると実質所得が増加します。
所得効果は、消費者が所得の変化によって影響を受ける商品の需要量に対する反応を示します。一般的には、以下のような特徴があります。
・正の所得効果
通常、正常財や上等財(luxury goods)の場合、価格が下落すると消費者の実質所得が増加し、その商品への需要が増加します。逆に、価格が上昇すると消費者の実質所得が減少し、需要が減少します。
・負の所得効果
必需品や劣等財(inferior goods)の場合、価格が下落すると消費者の実質所得が増加し、その商品への需要が減少します。価格が上昇すると消費者の実質所得が減少し、需要が増加します。
・無所得効果
価格変動によって消費者の実質所得が変化しない場合、所得効果は生じません。これは、価格変動によって補助金や補助金の減少など、消費者の所得以外の要因によって相殺される可能性があります。
所得効果は、消費者が商品の購買量に対する反応を理解するために重要な概念です。経済学者は、所得効果を考慮して、価格変動が消費者の需要や市場の動向に与える影響を分析します。所得効果の理解により、市場の需要曲線や消費者の選択行動をより良く予測し、経済政策の効果を評価することができます。
[価格効果]
次に価格効果について調べて見ましょう!
以下は、ChatGPTからの解説です。
所得効果(income effect)は、経済学における価格変動が消費者の購買行動に与える影響のうちの一つです。所得効果は、商品の価格が変動したときに、消費者の実質所得が変化することによって生じます。商品の価格が上昇すると、消費者の実質所得が低下し、価格が下落すると実質所得が増加します。
所得効果は、消費者が所得の変化によって影響を受ける商品の需要量に対する反応を示します。一般的には、以下のような特徴があります。
・正の所得効果
通常、正常財や上等財(luxury goods)の場合、価格が下落すると消費者の実質所得が増加し、その商品への需要が増加します。逆に、価格が上昇すると消費者の実質所得が減少し、需要が減少します。
・負の所得効果
必需品や劣等財(inferior goods)の場合、価格が下落すると消費者の実質所得が増加し、その商品への需要が減少します。価格が上昇すると消費者の実質所得が減少し、需要が増加します。
・無所得効果
価格変動によって消費者の実質所得が変化しない場合、所得効果は生じません。これは、価格変動によって補助金や補助金の減少など、消費者の所得以外の要因によって相殺される可能性があります。
所得効果は、消費者が商品の購買量に対する反応を理解するために重要な概念です。経済学者は、所得効果を考慮して、価格変動が消費者の需要や市場の動向に与える影響を分析します。所得効果の理解により、市場の需要曲線や消費者の選択行動をより良く予測し、経済政策の効果を評価することができます。
価格効果、所得効果、代替効果については、スルツキー分解で利用します。それぞれの効果がどう作用し合っているのか調べるのですが、その時にまた解説をします。
[あとがき]
繰り返しになりますが、過去問を解きながら、用語の意味をしっかりと理解していないと痛切に感じています。この機会にしっかりと、用語の意味を一緒に覚えましょう!
見慣れた問題だと解答できても、ちょっと、見方を変えただけで、問題が解答できなくなるケースが散見されます。多分ですが、深いレベルで頻出用語を理解できれば、それがなくなるんじゃないかなって思っています。
では、また!
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