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2018年06月10日

血糖自己測定が必要な人は?

1方糖尿病の方では、血糖値が短時間の内に変わり、
しかも毎日の生活パターンによって血糖値が大きく変化するので、血糖自己測定が必要です。
インスリン頻回注射療法やインスリン持続注入ポンプなど用いて治療している方は、
血糖値の動きをみてインスリン量を調整する必要があるので血糖自己測定は不可欠です。
妊娠を望む、あるいは妊娠中の糖尿病の方も血糖自己測定が必要です。

2018年06月09日

血糖値の自己測定

「血糖自己測定器(簡易血糖測定器)」は、本人で血糖値を測るための測定機器です。
専用の穿刺器具を用いて指先から少量の血液をとり、
これを血糖自己測定器のセンサーに吸引させて、血糖値を測ります。
指先以外にも手のひらや前腕から採血するタイプの測定器もあります。
手のひらや前腕は指先より痛みが少なく、また調理師や理・美容師など水を多く使う職業の方には便利です。
ただし、前腕での採血は、指先の場合より30〜40分程前の数値が出るので、
低血糖を疑って測定する場合や低血糖の自覚症状のない(無自覚性低血糖)方は指先から穿刺しましょう。
血糖自己測定器は室温(15〜25℃)で用いるように設計してあり、
低い室温では血糖値が不正確に表示されるので、測定器やセンサーを室温に戻して使用することが重要です。
また、血液量が少ない場合は、低めに表示されることもあります。
たくさんの種類の血糖自己測定器が販売されています。
どの血糖自己測定器を選ぶかは主治医とよく相談しましょう。

2018年06月08日

血糖値をコントロールする

血糖値とは血液中のブドウ糖の量のことです。
治療が上手くいっているかを判断する重要な指標です。
血糖値は空腹時には低く食後に上昇するので、
血糖値が高いのか低いのかの判断は食事時間との関係を考慮します。

日本糖尿病学会が勧める血糖のコントロールの目標値です。
コントロールの指標.jpg
血糖値は空腹時値と食後2時間値で示されています。
合併症の進行を予防するには、空腹時値が130mg/dL未満、
食後2時間値が180mg/dL未満の「良」のレベルを目指します。
さらには「優」のレベルが理想的です。

2018年06月07日

糖尿病の経過観察の重要性

誰でも病気になると、自分の病気が重いのか、軽いのか、気になります。
しかし、糖尿病は一口に重いとか軽いとか決めてしまうことはできません。
まず「血糖値が高いか否か」、
そして「糖尿病合併症があるか。ある場合、進行の程度はどうか」が問題になります。
糖尿病の治療は、血糖値の正常化を目指すと同時に、全身に合併症がないか、
その程度はどうかも考えて治療を進めなければならないのです。
糖尿病には色々な合併症があります。
これらの合併症の症状は自分で気が付きにくいものもあります。
症状がなくても血糖値は正常より高い場合があり、少し高いだけと思っていてもそれが長期間続くと、
体の中でいろいろな障害を起こします。
つまり「体の調子がよい」とか「自覚症状がない」とかということだけに頼って
治療の良し悪しは判断できないのです。
そのため、血糖値やヘモグロビンA1cを含めて体重、尿蛋白、血圧といった色々な指標を定期的に検査して、
糖尿病と合併症の程度をチェックし、日々の治療に役立てていくことが重要になります。

2018年06月06日

外食する時の工夫

外食や調理済み食品は食事療法を乱す原因となります。
外食は、一般的に、総エネルギーが高いためエネルギー過剰になりやすいのです。
また、味付けが濃いため、塩分や砂糖をとりすぎになり、
逆に野菜やミネラルが少ないという欠点もあります。
食品やお店によってはエネルギー量や栄養組成を表示している場合もありますが、
そうでない場合、調理された状態でエネルギー量や栄養組成を見分けることは困難です。
また、油や調味料も外観からは分かりにくいので、外食でメニューを選ぶときは、
丼などの単品は控え、定食など品数が多く、材料の食品数の多いものを選ぶことがポイントです。
普段の量より多ければ残すことも大切です。
日頃から食品の量を測る習慣をつけ、
外食のエネルギー量や栄養素のバランスを見分けられるようにしておきましょう。
外食の機会が多い人は野菜類が不足するので、
家庭で野菜、海藻、きのこ類を積極的に食べるよう心がけましょう。

2018年06月05日

「食品交換表」をどう使うか

食事、間食を含めて適正なエネルギー量とすると同時にバランスよく栄養素を配分するためには、
「糖尿病諸jくじ療法のための食品交換表(第7版)」(以下「食品交換表」)を用いると便利です。
「食品交換表」では、約600品目の諸j九頻が主な成分に応じて6つの群(表)に分類されています。
「表1」はご飯やパンなどの穀物類、「表2」は果物類、「表3」は肉や魚など蛋白質の多い食品、
「表4」が牛乳やヨーグルトなど乳製品、「表5」は油や脂肪の多い食品、「表6」は野菜類です。
80kcalに相当する量を1単位として、それぞれの食品1単位分の重さ(グラム)が示されていますので、
何をどれだけ食べることが出来るかが分かります。
「食品交換表」では、同じ表(リスト)の中の食品ならお互いに交換することができますが、
別の表にある食品と交換すると栄養素のバランスが崩れます。
例えば、ご飯をやめてパンにはできますが、ご飯をやめて果物や肉にはありません。
良くある質問が、「アルコールの代わりに主食のご飯をなくせばエネルギーも減るし良いでしょ?」
というものですが、そもそもアルコールは「食品交換表」の表に分類されていませんので、
ご飯と交換することは出来ません。
そして大前提として、アルコールを飲用できるのは、
「血糖コントロールが良好な主治医の許可が下りた方」です。
嗜好品も同様、ご飯と交換はできません。
主食を欠食してエネルギーを減らそうという方も多いのですが、毎食必ず食べるようにしましょう。
特に、薬やインスリンを使用している方で主食を抜くと低血糖のリスクがあって大変危険です。

「食品交換表」では配分例に従って、
朝食、昼食、夕食、間食ごとに各表の食品を適量摂取すれば、理想的な栄養バランスになりますが、
糖尿病の病状や合併症の状態によって栄養素の配分を変える必要がありますので、
日頃から主治医や管理栄誉言うしと食事療法についてよく相談しておくことが大切です。

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2018年06月04日

何を食べればよいのか

糖尿病食の栄養素の配分は、総エネルギー量の50〜60%を炭水化物とし、
タンパク質は15〜20%、脂質は25%以下とするのが目安で、
これは日本人の伝統的な食生活と同じものです。
最近の食生活は欧米化してきていて、穀類を中心とした炭水化物の摂取量が減少して、
動物性脂肪の摂取量が急激に増加しています。
欧米化した食生活は、2型糖尿病の増加の大きな原因であり、糖尿病をコントロールするために
エネルギー量を適切に保つと同時に栄養素をバランスよくとることが大切です。
穀類や野菜には食物繊維が多く含まれ、食物の消化吸収をゆっくりにする効果があります。
同じ穀類でも消化吸収が早いものと遅いものがあります。
白米や白い食パンの糖分は早く吸収されますが、
玄米や麦ごはんのように食物繊維が多いとその食物の糖分の吸収が遅くなり、
血糖値の急激な上昇を抑えられます。
野菜、海藻、きのこ類など食物繊維を多く含む食材は、血糖値を下げる働きだけでなく、
空腹感を抑える効果もあるので、うまく活用しましょう。
食物繊維を多く含む食材は1日350gを目標に摂取します。
料理の味付けが濃いと食塩の量が多くなり、高血圧の原因にもなって糖尿病の合併症を早く進行させます。
味付けは薄くして食塩の量を控えることが大切です。
糖尿病では食塩量をまずは1日10g以内、理想的には1日6g未満になることを心掛けましょう。

2018年06月03日

どれだけ食べればよいのか

身体の活動に必要なエネルギー量を確保すると同時に、
適正な体重を保つために過剰摂取にならないようにします。
小児では成長に必要なエネルギー量も考慮し、主治医や管理栄養士と相談して、
年齢、性別、体格、生活活動量に合った一日の総エネルギー量を決定します。
摂取エネルギー量が適切に保たれれば、インスリンの分泌能力が改善され、
インスリンの働きがよくなるため、血糖のコントロールがよくなります。
食事を一日一回とか二階にする「まとめ食い」は禁物です。
食事の回数は一日三回を原則として、4〜5時間の間隔をあけます。
朝は食べないで昼はソバ1杯、夜は宴会で大食いといった食べ方は、
膵臓のβ細胞に過剰な負担をかけ、糖尿病を悪化させます。
職業によって規則的に食事ができない場合、
また食事と食事の間隔が長い場合などは、
一日の総エネルギー量の中から、決められた分を間食に回す工夫も大切です。

2018年06月02日

GLP‐1受容体作動薬の注射による治療

食事中の栄養素が胃から小腸に到達すると、
GLP‐1などのホルモンが分泌され、膵臓からのインスリン分泌を促進します。
膵臓のβ細胞にはGLP‐1を受け止めるカギ穴(受容体)があります。
GLP‐1受容体作動薬はGLP‐1と同じようにβ細胞の受容体に働き、インスリン分泌を促進する注射薬です。
スルホニル尿素約などど併用することがあります。
主な副作用としては吐き気、嘔吐、下痢、便秘の胃腸症状です。
スルホニル尿素薬などを併用する場合には低血糖が起こることがあり、注意が必要です。
また、インスリンの分泌が著しく減少している人では、
インスリンからGLP‐1受容体作動薬に治療を変更すると、
ケトアシドーシスなどの重篤な副作用が起こることがあり、注意が必要です。

食事療法が基本

食事療法は全ての糖尿病の方に必要なもので、
糖尿病あるいは糖尿病の疑いがあると診断された時から開始します。
食事療法を守ることで、糖尿病のコントロールがよくなって
内服薬やインスリンの使用量が減る場合もあります。
食事療法は、ただ食事のカロリーを減らせばよいというものではなく、
栄養のバランスのとれた正しい食習慣を身に付け、
日常生活に必要な栄養素を過不足なく摂取することが原則です。
食事療法をわずらわしいと考えないで、
「なぜ必要なのか」を理解して、ヘルシーでバランスのよい食生活を楽しみましょう。
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食品会社で4年間勤務後、管理栄養士として総合病院で6年間勤務。現在は、管理栄養士国家試験の参考書の校正や答案添削っています。
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