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2018年06月02日

GLP‐1受容体作動薬の注射による治療

食事中の栄養素が胃から小腸に到達すると、
GLP‐1などのホルモンが分泌され、膵臓からのインスリン分泌を促進します。
膵臓のβ細胞にはGLP‐1を受け止めるカギ穴(受容体)があります。
GLP‐1受容体作動薬はGLP‐1と同じようにβ細胞の受容体に働き、インスリン分泌を促進する注射薬です。
スルホニル尿素約などど併用することがあります。
主な副作用としては吐き気、嘔吐、下痢、便秘の胃腸症状です。
スルホニル尿素薬などを併用する場合には低血糖が起こることがあり、注意が必要です。
また、インスリンの分泌が著しく減少している人では、
インスリンからGLP‐1受容体作動薬に治療を変更すると、
ケトアシドーシスなどの重篤な副作用が起こることがあり、注意が必要です。
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食品会社で4年間勤務後、管理栄養士として総合病院で6年間勤務。現在は、管理栄養士国家試験の参考書の校正や答案添削っています。
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