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2018年09月09日

間食が我慢できない時

先生や担当の管理栄養士から間食は禁止や間食を減らすように言われている方は多いと思います。
糖尿病の怖さも理解はしているものの、
でも甘いものの誘惑には勝てない。
でもやっぱり食べたい…そういう心理が働いてしまうことも多いかと思います。

まずおススメしたいのは買い置きしないこと。
食べたいときにも食べられないわけですから、これは一番効果があると思います。
あとは、砂糖がガッツリ入ったものは避けることです。
よく「洋菓子と和菓子どっちならいいの?」という質問を受けますが、
どっちも砂糖は十分に入っていますので、血糖値はあげます。
ただ、洋菓子の方が和菓子より脂質が多い分糖質が少ないという意味で、
洋菓子の方がいいですよという先生もいるかもしれません。

以上のようなことを踏まえると、間食によくおススメするのは果物と乳製品。
この果物と乳製品は以前ご説明した糖尿病の食品交換表の中にも区分され、
間食とは分けて考えられています。
つまり、言い方を変えれば、果物と乳製品は食事の中の一部というわけですね。
とは言え、いくつが注意点がありますので、覚えておいてくださいね。

〇果物
果物には果糖という糖が含まれていて、摂り過ぎると血糖値を上昇させてしまいます。
糖尿病の食品交換表でご説明したとおり、一日あたり80kcal(1単位)を目安に摂取しましょう。
80kcalはバナナなら1本、りんごや梨なら半分、桃や柿なら1個、みかんなら2つ程度です。
果物は食後の血糖値を上昇させやすいものではあるので、二回に分けて食べることをおススメします。
また寝る前に食べるなどすると中性脂肪にもかわりやすいので、注意しましょう。

〇乳製品
乳製品の代表は牛乳やヨーグルト。
牛乳はコップ1杯でお腹にも溜まるのでおススメです。
牛乳は適度に脂質も含んでいるので、血糖値が下がり難く空腹感も感じにくいので、
間食としてはおススメの製品です。
ヨーグルトを摂取する際には砂糖を使わないようにするのがポイント。
通常市販されている小さなカップのヨーグルトには砂糖を含んでいますので、
大きい400〜450g程度入ったプレーンヨーグルトを購入し、
砂糖を使わずに食べるのが良いでしょう。
砂糖を使わないというのは飲料にも言えることです。
ジュースだけでなく、コーヒーや紅茶などにも砂糖は入れないように注意してくださいね。
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食品会社で4年間勤務後、管理栄養士として総合病院で6年間勤務。現在は、管理栄養士国家試験の参考書の校正や答案添削っています。
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