2018年04月06日
外食のメニューの選び方5
今日は、昨日に引き続き、外食のメニュー選びについてお話します。
例は、昨日と同じサイゼリヤです。
今回は、サイゼリヤの人気メニュー「若鶏のグリル」をメインと決めてみましょう。
付け合わせは、ポテト、グリーンピースとコーンです。
@ 栄養成分表示を確認しましょう。
ファミレスの良いところはしっかり栄養成分表示を載せてくれているところですね。
「若鶏のグリル」は541kcal 塩分2.1gです。
たんぱく質や脂質の表示はありません。
A 指示エネルギーや指示塩分を確認しましょう。
ご自身の指示エネルギーは理解していますか?
例えば、1600kcal(20単位)の指示の方の場合、一食当たり500kcal〜600kcal程度ということになりますね。
「若鶏のグリル」は541kcalですから、適量のエネルギーということになります。
塩分量は高血圧や腎疾患を合併している方が6g/日未満、
そうでない方は男性なら8g/日未満、女性なら7g/日未満と指示を受けている方が多いと思います。
一食当たり2〜3gを目安にするといいと思います。
B バランスを考える
Aの通り、エネルギーは適切ということになりました。
では、このまま「若鶏のグリル」のみで良いでしょうか。
バランスが良くないですよね。
バランスを整える基本は、「主食・主菜・副菜」を揃えることです。
グリルは、付け合わせもポテトとグリンピースとコーンなので、
野菜は120g/食が目安ですからやはり野菜が少な目です。
ここでは、「野菜たっぷりミネストローネ」をプラスするとします。
また、主食もないので、プラスする必要があります。
サイゼリアでは、ごはんのサイズはノーマルの他にラージとスモールがあります。
ハンバーグステーキだけで十分エネルギーがありますので、
ご飯はスモールサイズを選びます。
ノーマルサイズしかエネルギー表示がありませんが、
ノーマルサイズのエネルギーからごはんは180gということが分かりますので、
スモールサイズは120gと仮定します。
まとめます。
「若鶏のグリル」と「ごはん」と「たっぷり野菜のミネストローネ」を注文した場合
〇若鶏のグリル 541kcal 塩分2.1g
〇ごはん(120gと仮定) 202kcal 塩分0.0g
〇たっぷり野菜のミネストローネ 240kcal 塩分2.3g
合計 983kcal 塩分4.4g
エネルギーも塩分もかなりオーバーですね。
では、ミネストローネは要らないのでは?と思うかもしれませんが、ミネストローネはつけてください。
エネルギーに関しては、一日の食事でコントロールできればいいのですが、
これを全て完食してしまうとさすがに多すぎです。
主食のご飯を1/2程度残すことで、101kcal、グリルの付け合わせを残すことで100kcal程度
合計200kcal程度減らすことが出来るので、800kcal以下に抑えることが出来ると思います。
塩分をコントロールする食べ方については、次に示します。
C食べ方を工夫する
Bまででメニューの選び方は分かりました。
では、食べ方についてです。
Bの通り、このメニュー選びでは塩分が多くなることが分かりました。
どのようにしたら塩分を減らせると思いますか?
グリルに関しては、ソースが別皿になっているので、かけないか少量にすることで塩分を減らせます。
また、ミネストローネの塩分のは2/3程度はスープの塩分なので、
具だけ食べてスープを残すことで大幅に塩分を減らすことが出来ます。
ぜひ試してみてください。
外食は血糖値が上がりやすいので、
単純だけれど、自宅より更にゆっくり食べるように意識かけることも重要ですね。
ゆっくり食べることで、食後の血糖値上昇を抑えてくれる働きがありますよ。
例は、昨日と同じサイゼリヤです。
今回は、サイゼリヤの人気メニュー「若鶏のグリル」をメインと決めてみましょう。
付け合わせは、ポテト、グリーンピースとコーンです。
@ 栄養成分表示を確認しましょう。
ファミレスの良いところはしっかり栄養成分表示を載せてくれているところですね。
「若鶏のグリル」は541kcal 塩分2.1gです。
たんぱく質や脂質の表示はありません。
A 指示エネルギーや指示塩分を確認しましょう。
ご自身の指示エネルギーは理解していますか?
例えば、1600kcal(20単位)の指示の方の場合、一食当たり500kcal〜600kcal程度ということになりますね。
「若鶏のグリル」は541kcalですから、適量のエネルギーということになります。
塩分量は高血圧や腎疾患を合併している方が6g/日未満、
そうでない方は男性なら8g/日未満、女性なら7g/日未満と指示を受けている方が多いと思います。
一食当たり2〜3gを目安にするといいと思います。
B バランスを考える
Aの通り、エネルギーは適切ということになりました。
では、このまま「若鶏のグリル」のみで良いでしょうか。
バランスが良くないですよね。
バランスを整える基本は、「主食・主菜・副菜」を揃えることです。
グリルは、付け合わせもポテトとグリンピースとコーンなので、
野菜は120g/食が目安ですからやはり野菜が少な目です。
ここでは、「野菜たっぷりミネストローネ」をプラスするとします。
また、主食もないので、プラスする必要があります。
サイゼリアでは、ごはんのサイズはノーマルの他にラージとスモールがあります。
ハンバーグステーキだけで十分エネルギーがありますので、
ご飯はスモールサイズを選びます。
ノーマルサイズしかエネルギー表示がありませんが、
ノーマルサイズのエネルギーからごはんは180gということが分かりますので、
スモールサイズは120gと仮定します。
まとめます。
「若鶏のグリル」と「ごはん」と「たっぷり野菜のミネストローネ」を注文した場合
〇若鶏のグリル 541kcal 塩分2.1g
〇ごはん(120gと仮定) 202kcal 塩分0.0g
〇たっぷり野菜のミネストローネ 240kcal 塩分2.3g
合計 983kcal 塩分4.4g
エネルギーも塩分もかなりオーバーですね。
では、ミネストローネは要らないのでは?と思うかもしれませんが、ミネストローネはつけてください。
エネルギーに関しては、一日の食事でコントロールできればいいのですが、
これを全て完食してしまうとさすがに多すぎです。
主食のご飯を1/2程度残すことで、101kcal、グリルの付け合わせを残すことで100kcal程度
合計200kcal程度減らすことが出来るので、800kcal以下に抑えることが出来ると思います。
塩分をコントロールする食べ方については、次に示します。
C食べ方を工夫する
Bまででメニューの選び方は分かりました。
では、食べ方についてです。
Bの通り、このメニュー選びでは塩分が多くなることが分かりました。
どのようにしたら塩分を減らせると思いますか?
グリルに関しては、ソースが別皿になっているので、かけないか少量にすることで塩分を減らせます。
また、ミネストローネの塩分のは2/3程度はスープの塩分なので、
具だけ食べてスープを残すことで大幅に塩分を減らすことが出来ます。
ぜひ試してみてください。
外食は血糖値が上がりやすいので、
単純だけれど、自宅より更にゆっくり食べるように意識かけることも重要ですね。
ゆっくり食べることで、食後の血糖値上昇を抑えてくれる働きがありますよ。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/7513234
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック