2024年04月02日
静岡県知事の発言には苛立った
読売新聞のネット記事によると静岡県知事は県職員への訓示で以下のように述べたそうだ。
以下読売新聞4月1日より抜粋
静岡県庁で1日、新規採用職員向けの訓示が行われ、知事は「県庁はシンクタンク(政策研究機関)だ。毎日毎日、野菜を売ったり、牛の世話をしたり、モノを作ったりとかと違い、基本的に皆さま方は頭脳、知性の高い方たち。それを磨く必要がある」などと述べた。
私が思うに世の中の仕事はほとんどが人や社会に役立つ性格のものであり、
国民生活で必要なニーズがあるから様々な仕事が存在するのであり、県庁職員のように事務作業はそんなに社会ニーズが高いといえないと思う。
販売業や農業、工業のような地味であるが、人の生活に必要な食料生産や物資の生産がなければ日本国民が豊かに暮らせないと思う。
頭が良いことよりも実際に人に役立つ肉体労働も重要な産業である。
この知事には野菜やお米、豚肉、牛肉を食べてはいけないと思う。
農林水産業従事者をバカにした発言だと思う。
それで6月退職ということは、高いボーナスをきっちりもらって、退職金も3000万円もらってからの退職も視野にいれてだといわれている。
退職金は2機と3期でそれぞれ4000万円もらい、合計8000万円すでにもらっているそうだ。
もし、本当に反省しているなら 今退職でもよいと思う。
完全には無くならない斜陽産業
ここ20年で斜陽化が進む産業が多くなった。
その原因はパソコンとインターネットの普及、情報の電子化、機械の自動化、社会ニーズとしての少子化高齢化社会の進展、景気低迷による財政難、高い品物へのニーズの減少など多くの背景があると思う。
斜陽産業といってもこれから20年程度で完全に無くなるのではなく、かなりニーズが縮小するが残る産業もあると思う。
一般的に斜陽産業といわれる業種は以下といわれている。
1,新聞業界
2,結婚式業界
3,銀行業界
4,印刷業
5,農業
6,漁業
7,テレビ業界
8,デパート百貨店
9,アパレル
10,士業
といわれている。
しかし、これらの産業が世の中に無くなったら、生活の快適性も仕事でも大変不便になり
豊かさを実感して生活できなくなると考える。
よって、斜陽産業は全く無くなるのではなく、ある一定規模まで縮小してから、
細く長く産業的には続くものと思われる。
特に一定の社会ニーズがある仕事は業者どうしの競争が激化して、
その後、倒産や廃業する会社は続出するだろうが、まったくその産業が無くなることは少ないと考える。
でも、世界的に二酸化炭素削減や環境保全が叫ばれ、パソコンやスマホで情報化がする中で
新聞はこれからも減ってゆくと考えられる。
昨日の新聞情報はゴミ扱いであり、新聞のための紙は樹木が原料であり、新聞を読むのはパソコンやスマホが使えない高齢者がほとんどである。
私のような60歳以下でパソコンやスマホでニュースや知りたいことを瞬時に得られる世代では新聞を購入することは少ないと思う。
そしてテレビももう10年以上まともに見ていない。
なぜなら、パソコンでのインターネットとスマホで必要な動画やニュースを知ることができるから便利だ。
芸能人がバカ騒ぎするテレビ番組などみても時間のロスと無駄だ。
銀行に出向いてわざわざ、お金を下ろしたり積んだりしない。
しかし、食べ物の根源である農業や漁業は無くならないだろう。
人は食べ物を食べ、衣類を身にまとわないと生きてゆけない。
ただ衣類は長持ちするから、食べ物を生産する職業は無くなることはないだろう。
すべては社会ニーズ、国民生活、生きるために、豊かに人間らしくいきるためのニーズがある産業は斜陽産業でもなくなりはしないと考える。