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2023年05月24日

左脚が育つ

実家のお風呂の鏡は座る椅子の目の前にある。ふつうはそうなのだが、東京では立った位置にしかなかった。立ってシャワーをしていると下腿だけが目に入る。
思わず2度見した。下腿の筋肉が左の方が太い。そういえば全身を鏡に映して見ることはしばらくしていなかった。
上から見ても左の方が太いような気がする。上腿も右脚とほぼ変わらない太さになっている。
いつの間にこう変化したのだろう。下腿のチェックはしたことないが、上腿のチェックをして“少しづつ筋肉が付いてきた”と思ったのは鍼のセンセイと話した半年以上前だったか。
特に左脚だけの筋トレはしていない。ジムでの脚筋トレはレッグプレスとレッグカール、レッグエクステンションだけ。

受傷後の左脚の持つ不自由さが一番の悩みだった。
もちろん左半身全体が動かし辛かったのだが、重要な歩くという行為で下腿に力が入り辛かった。
脚が前に出ない、上腿は上がっていても下腿がついていかない状況だった。それを右脚の勢いで動かしていた。
筋トレを始めた時に左脚のカールが辛かった。辛いというより力が入らなかった。もちろん筋力がないということもあったのだろうがそれだけではないのが中枢神経障害。結果的にもそうだが筋肉を付けることとその動きが重要だったのかもしれない。

それより不思議なのが右より左が太くなっている下腿。
これは前から見た状態だからヒラメ筋が横に広がっているのだろう。このようなカタチが自分の脚のカタチだ。でも去年くらいに書いたが、鍼で横に広がったヒラメ筋が後ろに移動した。これは右下腿。
https://fanblogs.jp/shigenon/archive/1002/0?1684887561
右下腿の方が細く見えるのは筋肉が後ろに行っているからかもしれない。もう一度ちゃんと見てメジャーで測ってみよう。

身体の状態。
鍼後の調子の良かった状態が徐々に消えていくと書いたが、それは訂正。
調子は悪くない。ゴルフで歩いたからだろうか。いやゴルフの時も不自由な人だということを忘れていたくらいだ、調子はいいのだろう。
実家の部屋は2階。何度も階段を上り下りするが、上るときにちゃんと足首が使えていると感じる。
自転車で転んだ時に手をついた捻挫が未だ治らない。手首を曲げて力を入れる動きをしたらダメなようだ。
肩の疼痛は変わらずある。気になるのは左肩から腕にかけての嫌な感覚。新たな痺れ。これは受傷前にゴルフをしていて発生した時の痺れ。自分では胸郭出口症候群なのかなと判断していたが。
本来の痺れとミックスされているので細かく感じ取れないのだ。

今日は出勤日。明日は休み。
定年退職したのだ、これくらいのペースでの仕事がいい。
posted by shigenon at 09:39| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ
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2014年クリスマスイブのプレゼントは最悪でした。 「頸髄損傷」というケガなのか病気なのか・・その症状との戦いの記録と現在の日々をアップします。 (2018年4月追加) 不全の頸髄損傷は「健常な人」に見えます。“ふつうに見える”様に努力をしています。が、反面、「もう良くなったんだ」と思われがち。 骨折とは違い、中枢神経の損傷は完全回復はしないという現実。 「健常に見える」「もっと良くなるよう努力する」「もう治っているんでしょ」の狭間で何とか毎日を過ごしています。
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