ビジネス知識　総合研究所

中級者編スタートしていきます。
少し難しい表現が多々増えますが、理解できないところは各自で補完お願いします。

第１話　「需要に対する参入者」

需要とは絶えず変化しつつも、必ず存在するものです。
それに食らいつくのも私たち、トレーダーです。

さて、トレーダーとして動くなら負ける勝負はできません。
勝つための勝負をしていく必要があります。
しかし、草原の中のひと切れの肉が需要であるならば。
それを狙う私たちはハイエナか何かでしょう。生き残るのは少ないのも道理です。

参入者たちとどう戦うか、少しまとめていきましょう。


需要の拡大によって私達は、日々発展していきます。
今や必需品となっている「火」「水」「電気」は需要がなかった時代から生まれたものです。

「火」は原始に用いられました。
その時代でトレーダーを名乗るなら「火打石」が需要がありますね。

「水」は農作で使用されました。
その時代でトレーダーを名乗るなら「水路工事業者」を雇う元締めですね。

「電気」は近代です。
「電線や発電所」がないなら、それが需要があるという事になります。

我々トレーダーの役割をご説明しましょう。
需要に価値を付け、経済を回すことが私たちがするべき本来の役目です。
つまり、ライフラインを作るのは国の長でなく、トレーダーです。
いくら良くても儲け話でなければ、人を集めることも諭すこともできないからです。

市場価値とは、トレーダーの裁量によって決まりますが高すぎると買ってくれません。
安すぎると奴隷しか動いてくれません。「丁度」が求められる世界です。

しかし、需要が分かり安いほど同業者が増えてきます。
彼らと差をつけるには一つしかないでしょう。
誰も知る事が出来ない情報を握ることです。

「火」の全盛期なら火打石ですね。産出地を押さえれば莫大な利益が見込めます。
仮に供給率70％の火打石運営をすれば、少し供給を止めただけでオイルショックが起こります。

つまり、トレーダーは儲けだけを考えて動くことは本来出来ないはずなんです。
逆に今儲けだけを見てトレードが出来ているという事は…


参入者たちが持っている情報は、みな等しく似通っています。
つまり、勝利するには切り札を握りしめることです。
自分がしたいトレードは何かしっかり考えていきましょう。