2008年09月27日
本物のドイツハム
ハムの作り方ってご存知ですか?
私2度ほど作ったことがあるの。子供に本当のハムを知ってもらいたくって。
豚の塊二味をつけて、1日以上寝かし、ピックル液に漬けて、最低2週間。
○2日塩出しして、布にくるんで、また2日ほど寝かせ。
燻製します。
ハムは非常に手間隙かかるの。
私が教わった方法ではありませんが、本格的なハムを守り続けてるお店があります。
大正時代からドイツ式のハム製法を守り続けてる、お店があります。
土井ハム。
土井ハムの歴史は近代史でもあるのです。
1914年(大正3年)に日本は第1次世界大戦に参戦しました。そしてすぐにドイツのアジア拠点である青島を攻略。その時大量に捕らえたドイツ人捕虜の中にドイツ式手作りハム・ソーセージ伝承のキーマンとなるソーセージ職人カール・ブッチングハウス氏がいました。
カール・ブッチングハウス氏は、習志野収容所に収容にされます。
ドイツ式ソーセージ作りの秘伝は彼の収容中に農商務省の講習会を通じて日本全国の食肉加工業者に伝わっていったようですが、当初、日本人はソーセージを気味悪がりなかなか受け入れられなかったといいます。
やがて終戦を迎え、カール・ブッチングハウス氏は千葉県習志野で開放され、千葉(小湊)の日本女性と結婚し日本に帰化します。
その後、東京・目黒にソーセージ工場を開業し、のちに神戸へ移り広く知られるようになりました 。
そして神戸から現在は、自然豊かな長崎で。
今も変わらぬ本場のドイツの味ののハムを作っているのです。
子供たちに安心しておいしいものを。
食の安全が求められる今だからこそ、本当のおいしさを。
私は、ハムは土井さんです。
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投稿者:satikotonababu|11:34
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