もし君に手紙が届くなら

「無意味な言葉が僕の翼になる」より。
2013年02月27日投稿。




バイバイも言わないまんま
いつの間にか君の場所は
知らない誰かに侵食されたようだ
せめてさよならが言えたなら
君が消えたその場所を
愛しみ憎むこともなかったろうにさ

「無意味な言葉が僕の翼になる」より。
2013年02月25日投稿。




貴女の中の、貴女の世界
ぐるぐるぐるぐる一回りして
貴女のキャンパス埋まってく
貴女の描く、全てが好き
貴女の描く、全てが好きです
いつかその美しい手が
僕を描いてくれたなら
僕は
こんな醜い自分でも愛せるだろうか、なんてね

「無意味な言葉が僕の翼になる」より。
2013年02月25日投稿。




違う世界を見ているのに
放たれた言葉が
全て
僕に向けられたものだなんて
なんて図々しくて
なんて
思い上がりも甚だしいんだ

「無意味な言葉が僕の翼になる」より。
2013年02月24日投稿。



それはそれは金貨のように
僕の心をざわつかせて
それはそれは金貨のように
人の心を惑わせる

眼前ちらつくそれは届かずに
ただ、
ただただ、
愚かな人間を誘うだけなのに、
ねぇ、











満月になる手前の月がぎらぎら輝いております。
金貨も銀貨も満月も、どうしてこんなに心を躍らせるのでしょうね。

「無意味な言葉が僕の翼になる」より。
2013年02月21日投稿。




※漢詩、白文なし

時節巡りて吐く息白と為す
一刻止まりて往く君白と化す
未だ見ず露落つる花園の桃
君よ嘆くな、今、過ぎし日に想い馳せるを

「無意味な言葉が僕の翼になる」より。
2013年02月18日投稿。




歩け歩け歩け歩けその足が壊れるまでずっとずっとずっとずっと歩き続け壊し続け壊れてしまえ











おはようございます、ケータイのmicroSDのデータを仲介する小さいごちゃごちゃしたやつらが見当たらなくて絶望しているさまにゃんこです(爆)
旅に出たいです。
お金ないのでできませんが(大爆)
そして最近ずっとケータイから送り付けてばかりでパソからタグつけやらいろいろやらねばやらねばと思うだけで全く進まない毎日(爆死)
更新してるくせにいろいろ放置ですみません(泣)
ちなみに表題に戻りますと、個人的に僕は、
歩き続けなくていい派
です。
だって歩き続けたらしんどいし足だって心だって壊れちゃうしだからって何かが確実に得られるわけじゃないし、無意味ですもんね。
大事なのは、ここは歩き続ける場面なのか、立ち止まっていい場面なのか、自分で、判断すること、じゃないですかね。自身の判断で歩き続けたら何かが得られると思ったら歩き続ければいいし、壊れるだけだと気が付けば立ち止まってよそに目を向けるのも大事なこと。
だと、思うんですがね。
ただ誰かが歩き出すきっかけになるなら、歩け歩け歩き続けろ、って言葉も、価値や意味が出てくるのかもしれません。
ということをごちゃごちゃ呟きたかっただけです(苦笑)











歩け歩け歩け歩けずっとずっとずっとずっと誰でもなく自分自身で歩き続け壊し続け壊れてしまえ

「無意味な言葉が僕の翼になる」より。
2013年02月10日投稿。




玩具だと決め付けて
遊び道具にしてたつもりみたいだけど
そんなものにすら見捨てられて
可哀想な人！

「無意味な言葉が僕の翼になる」より。
2013年02月10日投稿。




壊れていく
君の勝ち取った花束はとうの昔に腐りきって
壊れていく
音もないまま内部損傷が止まらなくて
壊れていく
音を立てながら外壁が崩れ落ちてって
どんなに塗りたくっても破損した心臓は繕えない
損傷に損傷を重ねていつか損害に変わる
鼓動が弾ける音を聞いたとき
君は
腐りきった世界で花束を抱く
そこに夢があるはずもないから
僕は、君に
君に世界をあげたくて

例え偽りが
君を喜びで浸したとしても

「無意味な言葉が僕の翼になる」より。
2013年02月10日投稿。




がなりたてて愛してるって叫んだって
伝わらないって嘆いちゃって
馬鹿みたいに解ってほしいだけが先走って
もう届かない届かない届かない届かない
本当は
ずっとずっと
寂しかっただけなんだ











言語を交わし合うってとても素敵な行為です。
まぁつまり僕はお喋り好きって話です(何)
そんなうたをたくさんたくさん。
もしもっとちゃんと会話をしていたら、紙一枚分だけだとしても、解り合えたりしたのかな、という、幻想の話です。











「no-title」

伝えたいことはんぶんこ
君と二人で分けあって
だけど本当は
伝え損ねた半分を
君に分かってほしかった




「no-title」

夜が終わったら朝が来るのが当たり前で
道を歩けば進んでいけるのも当たり前で
だけど
当たり前なんて本当はなくて
もう
君はここには居やしないんだ




「no-title」

好きです、は、
愛してます、より、
簡単で、
軽くって、
大切で、
だからたくさん伝えたくって
だけど全然伝わらなくって
愛してた、って、
それが最後で届かないんだ
愛してた、って、
言ったところで
届きゃしないのに、さ




「no-title」

中身なんてなくていいの
君がそこにいればいいの
世界なんて知ったこっちゃないの
君のことだけ知れればいいの
だからもっと
もっともっともっともっとお話しよう
僕の言葉に
君が飽きるその瞬間までさ




「no-title」

さよならしちゃったらさ
さよならさえも言えないままさ
ずっとずっと未来まで
知らない間に
ばいばいなんだね




「no-title」

寂しいなんて言ったって
言わなくたって
伝わりゃしないんだからさ
寂しいって言う前に
馬鹿な話を連ねてたんだ
そうすれば
君の言葉は続いていくから
本当は
たった一言
寂しいだけで伝わったのに
馬鹿だなぁ




「no-title」

君の言葉は砂糖みたい
甘くて疲れを癒すみたい
僕はそれだけで元気になれた
僕はそれだけで元気になれたんだ
君の言葉は砂糖みたい
甘くて心を満たすみたい
だから声がほしかったんだ
君の声でほしかったんだ
甘く甘い
舌の痺れるその言葉を











言語って何？
気持ちを言語に換算したところで、真意なんて伝わりゃしないのに。
終わった後で後悔するの？終わらなくたって後悔してるよ。
ずっとずっと、愛されてなんかいなかったのに、愛されていたいと幻想抱いて、君に言葉を重ねてたんだ。
僕って本当に、馬鹿だよね。
どうせ戻らないと諦めておいて、まだずっと幻想抱いて生きてんだからさ。











「no-title」

砂糖なんて
所詮
水に溶けたら終わりなのにさ

「無意味な言葉が僕の翼になる」より。
2013年02月08日投稿。




僕はまた、
君の残骸に溺れる夢を見る