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2019年04月21日
「50代男性の戦略」に思うこと。会社の業績を上げる単純な方法とは。
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SPA!の記事から
今回は雑記です。
きっかけになったのは、SPA!の以下の記事。
・長く働くため「後輩に肝心な仕事は教えない」50代男性の戦略
登場する56歳の男性は、「長く働くため」に正社員の立場を辞し年齢制限のない業務委託の立場へ。
そして、急な戦力外通告を防ぐために業務内容は完全にブラックボックス化しているとのことでした。
この男性の取った選択肢については賛否両論。
否定的な意見としては、「こういう年寄りがいるから世代交代が進まない」「会社のためにならない」「生
産性を落とす元凶」という意見です。
肯定的な意見は、「生き抜くための方法」「会社が信用できないからしかたない」といったものでした。
個人的な意見
私の個人的な意見としては、この人は「合理的で賢い人」だと思いました。
「世代交代が進まない」という意見はもっともですが、もし仕事を全て教えて戦力外通告された場合の責任
が取れるかと聞かれれば、「そんなもの知るか」という答えが返ってくるでしょう。
干渉には責任が付きまといます。責任を無視した干渉は、ただの迷惑でしかありません。
「生産性を落とす」「会社のためにならない」という意見については、経営者が言うならポジショントーク
として納得できます。
しかし、同じ従業員が言うべきではないでしょう。
お互いの足に望んで鎖をつける行為で利益を得るのは誰でしょうか、ということです。
年功序列と終身雇用が崩壊した現代においては、この男性の戦略は正しいと思います。
後輩に肝心な仕事を教えないような状況を何とかするのは、従業員ではなく会社側の責任でしょう。
そもそも、ブラックボックス化するほど人に依存する業務を作ってしまった時点で会社の負け。
不利な条件で勝負しなければならない以上、譲歩しなければならないのは会社側です。
私も同じような考えで同じ戦略を採っていますので、この男性の意見には共感します。
(私の場合は戦力外通告を防ぐためではなく、現状を維持するためのカードですが)
「こいつが辞めると代わりがいない」と言われるまでの人にはなかなかなれませんが、「こいつが辞めても
代わりはいるけど、探すのが面倒」くらいにはなれますし、それを目指すべきだと思います。
論理と合理は世界の言葉
多少暴言かもしれませんが、私は「人は利己的かつ合理的に行動する」という前提に立つことで、色々な解
決策がシンプルに導かれると思っています。
(合理的に行動しない人もいますが、それを勘定に入れては理論が成り立たないので)
例えばタイトルにある、「会社の業績を自律的に上げる方法」もこの考えを適用すれば答えは簡単。
会社の利害と、個人の利害をなるべく一致させるようにすればいいだけです。
その一致度合いが多ければ多いだけ、従業員は自律的に「自分のために」動き、結果として「会社のため」
になることでしょう。
ここで経営陣がやらかしてしまいがちなのは、「会社が幸せなら従業員も幸せのはず」という誤った認識。
従業員は会社と労働契約を結んでいるだけですので、そのままでは両者の幸せに接点はありません。
むしろ、使用者と労働者が本質的には対立関係にある以上、会社の幸せと従業員の幸せは相反するという前
提で考えた方が色々うまくいくと思います。
会社という組織の中のルールや条件を設定する権限は、一義的には会社(経営者)側にあります。
ならば設定したことによる弊害も、もれなく会社が負うべきもの。
与えられた条件の中で、従業員は自らの利益を利己的に追求していくのが本来の姿でしょう。
そういった利己的な従業員の行動をどう束ね、どう会社の成長に繋げるか。それこそがルールを作る側の腕
の見せ所であり、醍醐味だと思うわけです。
思考と行動は別だと思います
と、こんなことは言っていますが、私自身もこんな行動を徹底しているわけではありません。
むしろ自己分析では、感情や好悪によって行動することが多いと思っています。
私が気を付けているのは、正しい(論理的な)思考をすること。
思考して適切な行動が分かれば、結局その行動をするかどうかは感情にまかせてもいいと思っています。
*ただし、やるべき行動をしないことによるデメリットも正しく認識した上での話ですが。
「やるべきだけどやりたくないから、やらない」。そんな行動があってこその人間でしょう。
以前にも書きましたが、テストで正解が分かるなら、正解も不正解も選ぶことができます。
正しく思考して適切な行動が導ける能力があるなら、本当にやるべき時は行動できるでしょう。
だから、思考と行動は別でいいと思っているわけです。
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posted by SALLOW at 17:00
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| アーリーリタイアと雑記
ビジネスモデル「BtoG」と28万ユーザで作るコミュニティ案件の紹介。
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今度は「同窓会」案件
株式投資型クラウドファンディング(CF)、「FUNDINNO(ファンディーノ)」の話題です。
株式投資型CFは、ベンチャーやスタートアップの企業に投資をするもの。
CFには他の融資型(=ソーシャルレンディング)や不動産投資型がありますが、これらに比べて株式投資型
は保全という意味では脆弱であり、リスクが高い投資商品となります。
その代わり出資先の企業がExit(IPOや買収)となった場合、多くの利益が期待されます。
ですから株式投資型CFは、着実な資産構築を目的として出資するものではありません。
利益は偶然ついてくるもの、それより魅力のある企業を応援するという考え方をすべきでしょう。
さて、そのFUNDINNOから次の案件が登場。
今回のキーワードは「BtoG」と「同窓会」だと思います。
・企業や学校、自治体を巻き込んだ新たなビジネスモデルで挑戦する「笑屋」
募集期間:4/21 20:00〜
募集額:2,500万円(上限額:6,000万円)
以下の紹介内容には、FUNDINNOで会員登録をすることにより入手できるものを含みます。
(そういったものはぼかして記載しています)
FUNDINNO(アフィリエイトリンク)
キーワード1:同窓会
最初のキーワードは「同窓会」。
事業者である「笑屋」は、同窓会幹事の代行サービスや専用SNSを運用しています。
そのコミュニティ数は2,500、ユーザスは28万とのこと。
この経験を利用して立ち上げたサービスが「Wakka(ワッカ)」。
これまでのような同窓会用のクローズドSNSではないオープン型SNSで、ユーザー自らが学校や企業のコミ
ュニティを立ち上げ、それを通して同窓会メンバーを集めることができるものです。
そして、コミュニティがあればそこには共通した切り口を持つ顧客層がいるということ。
「Wakka」により構成されたコミュニティに対してマーケティングを行うのが、もう一つの目的です。
キーワード2:BtoG
もう一つのキーワードは「BtoG」。
BtoBは「Business to Business:企業間商取引」。BtoCは「Business to Consumer:対個人商取引」。
これに対してBtoGは「Business to Government:対行政商取引」のことです。
Wakkaによって作られたコミュニティには、イベント事業や学校事業などと同時に自治体事業が絡み、支援
やプロモーションを行います。
実際に、西武鉄道とのコラボで「同窓会電車」、上越市とのコラボで「ミトエ三十会」などが行われている
実績があります。
製品やサービスのプロモーションを行いたい事業者のみならず、地方回帰や地方創生を試みたい行政との間
の取引も期待される、というわけです。
ビジネスモデルと収益
以上が今回の「Wakka」の紹介です。
ビジネスモデルを見ると、収益構造は「同窓会会場からのマージン」「スポンサーからの広告費」「学校事
務局からの利用料」の3種類。
いずれもコミュニティの規模に比例しますので、いかにユーザ数を増やしていくかが収益化のポイントと
なるのではないでしょうか。
現在「笑屋」はSMBCベンチャーキャピタル、日本ベンチャーキャピタルなど、一部上場会社を含む7社から
出資を受けています。
同窓会というキーワードからBtoB、BtoGにビジネスを展開できるところが評価されているのでしょう。
・【初めての方向け】FUNDINNOへの登録方法を紹介します
FUNDINNO(アフィリエイトリンク)
株式投資型CFはもう一つ
FUNDINNOはすでにいくつもの案件を募集している、実績のある株式投資型CF事業者。
そしてもう一つ、株式投資型CFには事業者が登場しました。
その事業者「ユニコーン」では期間限定で、会員登録するとAmazonギフト2,000円がプレゼントされます。
期間は5/12までとなります。
案件開始までのスタートダッシュで会員登録数を増やそうという試みなのでしょう。
私ももちろん、登録してみることにします。
株式投資型CFの場合、会員登録することにより見られる情報が増えることが期待されます。
それは投資検討だけではなく、最先端のベンチャーがどんなビジネスを興そうとしているのかということを
知る勉強にもなるでしょう。
投資するかしないかはともかく、自分の勉強のために登録してみるという使い方もできると思います。
ユニコーンの会員登録は、こちらからどうぞ(アフィリエイトリンク)
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posted by SALLOW at 09:00
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