2018年07月23日
7/21 クラウドバンクに再投資 風力発電のExit案件
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風力発電の案件に投資しました
クラウドバンクはここ1年ほどのことだったと思いますが、月中に2〜3回の償還を行うようになりました。
(月初めには元利償還、その後は元本のみ償還)
今回も月初めの元利償還に続き、元本償還がありましたので、再投資を行っています。
・風力発電ファンド111号 33.2万円
予定利率:6.1%
期間:15ヶ月
貸付総額:1億5,000万円(111号〜113号合計)
担保:合同会社持分への質権の設定、地上権に対する抵当権設定
経産省IDの譲渡予約、系統連系地位の譲渡予約
親会社連帯保証
今回は風力発電の案件です。
投資期間はクラウドバンクとしては長めの15ヶ月。クラウドバンクはこれまでだいたい6〜12ヶ月の案件を
中心に募集する印象だったのですが、この案件といい、前後して募集している中小企業案件(33ヶ月)と
言い、最近は少し違うファンドも増えてきたのかもしれません。
対象は石川県にある風力発電所。
7.5MW、FIT価格は21円/kWhの案件となります。
某事業者における問題を受けて、この金額が妥当かどうかを調べてみました。
案件詳細
データによれば風力発電所の場合、1MWあたり初期費用で2〜2.5億円程度、維持費用が600万円/年程度。
7.5MWとなると、初期費用が15~18億円、維持費用が年0.4億円程度かかることになります。
本貸付に対してお代わりがあれば話は別ですが、そうでなければ貸付額はプロジェクトの全費用に対して
妥当だと思われます。
ちなみに、売電価格21円/kWh、風力発電の設備利用率を目安の20%と計算すると、7.5MWの場合は
7,500kW×21円/kWh×24時間×365日×20%≒2.8億円/年
となり、だいたい7年目くらいで初期費用がペイできる計算になります。
21円/kWhの売電価格は2017年から20年間の買取保証がありますので、採算は取れるでしょう。
この風力発電所の所在は、石川県とのこと。
確かに能登半島は北西風が強く、風力発電が成立する一つの目安である「年間風速平均6m/s」をクリアして
いる場所が多いようです。
・参考:能登半島で大規模に風力発電を展開、バイオマスタウンも広がる (ITmedia.Inc)
また、案件説明を読みますと
・「貸付先は大手不動産グループのSPC(特別目的会社)」
・貸付会社は風力発電所の権利を、日本クラウド証券の合同会社から取得する
と書いてあります。
クラウドバンクの経営母体である日本クラウド証券は、これまでにいくつかの合同会社を設立して、再生
可能エネルギー案件に投資をしてきました(例えばこの案件です)。
今回は、その投資してきた案件を別会社に売却してExitする案件となるようです。
投資しっぱなしでは後が問題ですから、Exitの道筋が付いたのは朗報と言えると思います。
クラウドバンクでの投資をお考えの方は、こちらから検討いただけると嬉しいです。
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posted by SALLOW at 09:20
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