2018年01月21日
追加投資を行いました(1/19 ガイアファンディング、クラウドリース、キャッシュフローF)
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ガイアファンディングに再投資
ガイアファンディングから元利償還を受けましたので、再投資に回しました。
本来、ガイアファンディングの元利金は月末近くに振り込まれるのですが、今回は途中償還の案件のために
月中での振り込みとなりました。
・ダラスメゾネットローンファンド1号 32万円
予定利率:10%
期間:7ヶ月
貸付総額:2,960万円(主部分)
担保:購入予定の案件に対する第一順位抵当権設定 完成後評価額3,840万円
テキサス州ダラスの不動産に関する貸付です。
案件説明の中に
本案件はダラス市北西部に位置し、3ベッドルーム2バスルーム、約151平米の面積のユニットが2つ並んでいるメゾネット物件です。
ダラス市ダウンタウンや近隣のアービング市などへ通じる高速道路へアクセスが良く、通勤に便利な場所で、今回のプロジェクトにより更にバリューアップします。
という文章があります。
これを素直に読むと、「物件は既にあるけど、さらにリニューアルで付加価値を高める」でしょう。
担保価値3,840万円はそのリニューアル後の事だと思われますので、現時点での価値はそれより下。
こういう理由から、LTVを算出することは適当ではないと考え、明記はしていません。
リスクについては低くはありませんが、物件が既にあるので元本の全損はないでしょう。
さらに、今までになかったダラス案件ということで、不動産所在の分散を考えて投資を決定しました。
ガイアファンディングは2017年度の決算が黒字の会社です。
黒字の理由は特別利益(おそらく、ガイアファンディング自身の行っている不動産事業と思われます)に
よるものですが、少なくとも赤字の事業者よりは安全性は高いと言えるでしょう。
・参考:ガイアファンディング会社決算書
クラウドリースに再投資
クラウドリースから元利償還を受け、再投資を行いました。
・短期特別キャンペーンローンファンド127号 5万円
予定利率:10%
期間:6ヶ月
貸付総額:2,000万円(主部分)
担保:土地、建物に対する抵当権 評価額3,606万円、先順位約2,800万円
株式質権設定、売掛債権譲渡担保、第三者連帯保証、代表者連帯保証
アミューズメント機器メーカー、つまりはパチンコ機器製造メーカーへの貸付でしょう。
パチンコは現在各種の規制により青息吐息、今後の展望も開けない業界となりますため、貸付については
最大級の警戒が必要だと思っています。
この投資を決めた理由は、不動産担保と売掛債権の譲渡担保がついているからです。
不動産担保については貸付金額以下の評価額しかありませんが、元本の全損は避けられます。
その上、売掛債権の譲渡担保がついていますので、例え貸付先が吹き飛んでも回収はできるのではないか、
と考えて投資を決定しています。
株式質権や連帯保証はお守り程度と考えるべきです。
今後しばらくの間、私の方針としては、パチンコ案件は基本的に不動産担保がなければ投資しない、という
条件で案件を検討していくつもりです。
キャッシュフローファイナンスに再投資
・短期特別キャンペーンローンファンド127号 32万円
予定利率:10%
期間:10ヶ月
貸付総額:9,550万円(主部分)
担保:株式質権設定、第三者(貸付先AH社のコンサル会社)保証
対象事業は「インスタ映え」「体験型エンターテインメント施設」と、ぱっと見何の事か分かりませんが
案件説明の中に、施設名が明記されていました。
「貸付先」でなければ匿名性は指導されませんので、こういう情報公開はありがたいです。
さてその事業ですが、OPA高崎7Fに入っている「スタジオカフェ メイクオーバー」とのこと。
OPA高崎のWebサイトでも確認できています。
・参考:高崎OPAの施設サイト
「Studio Café MAKE-OVER」は、商業施設全体の集客・リピートを目的とした施設です。
80坪の店舗面積に、リビング・キッチン・パウダールーム・書斎といった“おうち感覚”のスペースを配し、OPA高崎内外のテナントとコラボレーションしたビジネスを展開しています。
と案件紹介にありますが、つまりは多目的イベントスペース兼用図書館カフェ、ということでしょうか。
運営者は協和プレイプロダクツ株式会社で間違いありません。
運営者のサイトを見るとそれなりに多店舗展開をしていますので、10ヶ月の間に経営が吹き飛ぶ、という
恐れは低いように思います。
こういった事情と、これまでこの会社の案件に私が投資していなかったことから、投資を決定しました。
キャッシュフローファイナンスはユニークな案件を取り扱う特徴のある事業者だと思うのですが、事業者の
正体が良く分かっていない事が難点です。
匿名性の問題は承知していますが、もう少し何とか情報展開をお願いしたいところです。
ランキングに参加しています。
リンク先には同じ話題を取り扱うブログが沢山あります。こちらもいかがでしょうか。
posted by SALLOW at 11:45
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相変わらずの調査能力、素晴らしいです。
情報確認しましたが、株式会社Asset Holdingについては確かに情報がほぼ皆無ですね。公式Webサイトもないようですし、確かにペーパーカンパニーの匂いはします。
CFFと所在地が同じなら状況証拠的には十分なのですが、残念ながら住所も異なります。入居しているビルは1フロアが150坪くらいあり、同じフロアには税理士法人レコルテというところが入居していました(関係性は不明)。調べられたのはこのくらいです。
Asset Holding=AH社というのは固い線だと思いますが、この会社自体は資産管理特化ですので、ではCFFはどういう経歴なのか、そしてバックがどうなっているのか、がポイントのような気がします。
もしかしたら、これまでと今後CFFが貸し付けた案件を調べていくと、なにがしかの共通性が見られるかもしれませんね。
キャッシュフローファイナンスの事業者AHについて調査をしていましたが、確定情報はありませんが、そのヒントになる企業を発見いたしました。これ以上は、直接聞く以外方法がありません。
EightというプロフィールサイトにN本社長のサイトがあります。この中の経歴に株式会社Asset Holdingという在籍期間未登録でかつ代表取締役の会社があります。
また、この株式会社Asset Holdingは、法人データベースでは2017年1月12日に法人番号登録がされておりCFFの営業開始が2月というタイミングですのでAH社として設立するのであれば合理性は高いと思われます。
社名と業務内容そしてAHという略称使用は偶然なのでしょうか?
この会社に関して、調べましたが営業実態がまるで不明で資産管理特化と言われている通りSPCのようなペーパー会社のような感じがします。