ソーシャルレンディング投資記録（旧ブログ）

　いくらかの資金が入ってきましたので、追加投資を行いました。

　この追加でソーシャルレンディングへの投資額が7,000万円目前となりましたので、ブログの紹介文も
　「投資額約7,000万円」に切り替えています。
　ブログ開始当初は4,800万円でしたので、ずいぶんと増えたものです（と、他人事のように）。

　投資額7,000万円、税引後利率6%（税引前7.5%）、資金回転率95%で計算すると、国民健康保険や
　所得税、住民税、年金で3割さっ引かれるとして、税引後年収で350万円になります。
　不労所得で月30万円あれば、＋αをクラウドソーシング等で稼いで十分にリタイア可能でしょう。

　ただ、今はほぼ全ての資金をソーシャルレンディングに突っ込んでいる状態です。
　このままリタイアに突入すると、我が家の運命がソーシャルレンディングと一蓮托生になるわけで
　さすがにハイリスク過ぎでしょう。ですから今後は、このリスクを軽減していく期間になると思います。


　キャッシュフローファイナンスに追加投資を行いました。


　・【市川市・行徳】コインランドリー開店支援ファンド　30万円

　　予定利率：8.5%
　　期間：6ヶ月
　　貸付総額：5,000万円（総額、主案件部分）
　　担保：（推定）設備動産か売上金額への担保設定

　　


　スキームは下図の通りです。
　AH社（実質的にキャッシュフローファイナンスと同一です）が所有している設備を貸し出す形で、
　貸付先のO社がコインランドリーを経営することになります。

　

　詳しい案件紹介はこちらの記事で行いましたので、併せてご覧下さい。

　今回の案件は、おそらく「Laundry Place BALUKO　南行徳店」です。
　コインランドリーにクリーニング、洗濯代行のサービスが付帯しているタイプの店舗であり、
　コインランドリーだけに比べて高めの客単価を見込めるような業態、とのことです。

　投資した案件は6ヶ月で、この程度であればコインランドリーの経営がおかしくなることはないだろうと
　判断し、投資を決定しました。


　アップルバンクにも追加資金を投入しました。


　・【不動産担保付き】サマーキャンペーン第３弾　30万円

　　予定利率：10%
　　期間：3ヶ月
　　貸付総額：2億円（将来の募集予定を含めた総額、主案件部分のみ）
　　担保：名古屋市の土地建物に対する根抵当権　第三順位
　　　　　（収益評価額5億8,000万円、先順位3億円＋6,500万円）
　　　　　貸付先の売掛債権譲渡担保　総額53億円
　　LTV：97%（不動産担保のみ）

　　


　関連会社AL（実質的にアップルバンクと同じ）を介して、広告代理店に貸付を行う案件です。
　関連会社B（アップルバンクの親会社）が不動産担保を提供していますので、もし貸付が焦げ付いた場合、
　投資家とアップルバンクグループとの利害関係は一致することになります。
　この「利害関係の一致」は、匿名性の高いソーシャルレンディングでは重要だと考えています。
　（相手の顔が見えずとも、利害が一致すれば望むように動いてくれるため）

　

　担保の収益評価額は5億8,000万円ですが、金融機関の先順位が3億円あります。
　さらに、アップルバンクの別案件が既に6,500万円で第二順位の抵当権を設定（留保）しているため、
　担保余力は2億1,500万円ということになります。
　（上記の図では、担保余力が2億8,000万円あるように誤解されかねないので、修正して欲しいところです）

　今回のサマーキャンペーンを含め、合計で2億円の貸付を行う予定があるとのことで、不動産担保のみ
　考えればLTVは97%とかなり高めです。
　ただ、貸付先の売掛債権総額53億円にも譲渡担保を設定しているので、担保はかなり強固だと思います。
　（もっとも、この53億円をどれだけの案件で共通の担保として設定しているかは不明ですが）


　3ヶ月という短い貸付期間から、金融機関からの借入は手数料が高すぎ、不利になると予想されます。
　ソーシャルレンディングにより資金調達を行う妥当性は、十分にあるでしょう。
　その上で利率10%はかなりお宝案件と判断し、投資を行いました。
　（現在は、サマーキャンペーン第３弾は募集完了していますが、同条件の第４弾が募集受付中です）


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