2017年07月28日
追加投資を行いました(7/26 maneo:案件キャンセルによる投資先変更)
広告
maneoから案件キャンセルの連絡
maneoから、ローンファンドがキャンセルされたとの連絡が入りました。
こちらの記事で取り上げていたものです。
・【第2弾】サマーキャンペーンローンファンド キャンセル
予定利率:8%
期間:13ヶ月
貸付総額:3億円
担保:横浜市土地建物(評価額4億円)への第一順位根抵当権 極度額3億6,000万円
LTV:75%(極度額換算なら90%)
こちらには50万円の投資申し込みをしていたのですが、全額キャンセルです。
貸付総額3億円というそれなりの規模ですし、キャンセルが直前でないと分からなかったのか疑問ですが
「小回りの効く資金調達」がソーシャルレンディングの強みなので、突然のキャンセルであっても
それほど頻繁に起きないのであれば、容認すべきだと思います。
とりあえず、キャンセルされたものは仕方ないので、次の投資先を探しました。
今回はリスクが高めの案件に投資しています。
maneoに再投資
・アーリーサマーキャンペーンローンファンド 25万円
予定利率:8.8%
期間:4ヶ月
貸付総額:5億円
担保:無し
(売却予定の太陽光発電用地は金額17億2,000万円、公正証書で保全)
太陽光用地の転売に関するつなぎ資金です。
予定利率は8.8%と高いですが、無担保です。
投資スキーム:
(スキーム図は、maneoの該当案件ページより転載)
公正証書を取り交わしているので、返済が滞った場合は強制執行が可能です。
ただ万が一、この貸付先が計画的にこの太陽光発電用地の債権を第三者に売り飛ばす事を考えると、
その相手が厄介だったり、善意の第三者を主張したりすると、強制執行できない可能性があります。
計画的倒産を防げないという意味で、リスクは高い案件と言えるでしょう。
*上記は最悪のケースとしても、不動産の強制執行はそもそも手続きがかなり面倒なので、返済が
滞った場合には相当の長期戦を覚悟する必要がありそうです。
今回は既に売却交渉に入っていること、期間が4ヶ月と短いこと。
また、maneoのスクリーニングで反社会的勢力の介入は防げているだろうと推測し、投資を行いました。
それでもリスクは承知しているので、25万円と少額の投資になっています。
・【第3弾】サマーキャンペーンローンファンド 25万円
予定利率:9%
期間:5ヶ月
貸付総額:2億9,970万円
担保:無し
(約束手形受入による保全)
リース・レンタル、店舗設備の割賦販売を営む業者への、設備購入つなぎ資金の貸付です。
詳しく調べてみたわけではなく、ただの勘ですが、おそらくパチンコ関連だと思います。
投資スキーム:
(スキーム図は、maneoの該当案件ページより転載)
割賦販売業者にC社(UBIかUBI Financeのどちらか)が貸付を行い、投資家はC社に貸付を行います。
C社の貸付額が3億円、投資家の出資額は2億9,970万円と30万円の差額がありますが、この分は
C社が持ち出して貸し付ける分です。
通常、貸付総額>出資額の場合は出資先の持ち出しが発生し、投資家と出資先の間に利害の一致が
発生するため、返済の確度は上がります。
(返済が滞ると、投資家だけでなく出資先も損害を被るため)
が、今回は差額がわずか30万円なので、利害の一致はないと見ていいでしょう。
保全は約束手形です。
約束手形の不渡りを出すと信用が失われ、2回目の不渡りで銀行取引が停止となります。
こうなると営業活動ができなくなるため、商売を継続させるという前提においては、約束手形はかなり強い
返済圧力になります。
ただ逆に言えば、計画倒産を防ぐ事はできないので、リスクはその分高くなります。
今回は、設備売却が既に決まっていること、その相手の規模が年商2,000億円であることから
3億円のために計画倒産をする可能性は低いと思い、少額を投資することにしました。
ランキングに参加しています。
リンク先には同じ話題を取り扱うブログが沢山あります。こちらもいかがでしょうか。
posted by SALLOW at 09:10
| Comment(0)
| TrackBack(0)
| 投資記録
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/6532387
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック