2017年07月04日
SL投資における分散投資のススメ
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このブログでアフィリエイトを明示する理由
ソーシャルレンディング投資初心者向け記事の第二弾です。
今回は、ソーシャルレンディング投資における分散投資の意味と、その重要性を記事にします。
こちらの記事と同じカテゴリになりますので、こちらも併せてご覧下さい。
・なるべく客観的なまとめ:SL初心者にお勧めの事業者
なおこのブログでは、アフィリエイトリンク(それを利用することにより私に報酬が入るもの)は
全て明言する、というのを原則としています。
また、アフィリエイトがある事業者だけを記事で取り上げたり、提灯記事を書くこともしていません。
なぜそんな馬鹿正直な真似をするかというと、私はアフィリエイトがメインの利益ではないからです。
私の主な利益は、あくまでもソーシャルレンディング投資の利金です。
短期的に考えれば、アフィリエイトのある事業者だけを取り上げたり、提灯記事だけを書いたりすることで
一定の利益は上げられるでしょう。
しかし、そう言う「初心者を食い物にするビジネスモデル」は長続きしません。
それは、ソーシャルレンディング業界の中長期的発展に貢献しないどころか、阻害要因にもなり得ます。
長期的にSL投資で利金を受け取り続けたい私と、ステマや提灯記事とでは、利益が相反するわけです。
真っ当な記事をアップする事がSL業界の発展を促し、ひいては私の将来的な利益に繋がると信じています。
そんなわけで、私が馬鹿正直にアフィリエイトを明言しているのはきちんとした打算があることですので
なんか怪しいとか思われる必要はありません。
と、以上ご理解の上、右下あたりにあるアフィリエイトを利用いただければ嬉しいです。
(ダイレクトマーケティング)
私の分散状況と分散の種類
私は現在、ソーシャルレンディングの総投資額は6,600万円となっていますが、その内容は下記のように
徹底的に分散しています。
・SL事業者数 20事業者
・SL案件数 約180案件
さらに、1案件で複数の貸付を行っている場合もあるので、実際の分散数はこれを上回ります。
これは投資における有名な格言である、「卵は一つのカゴに盛るな」というものを実践した形です。
特にSL投資の場合、まだ新しい投資方法であることや、事業者の安全性も(銀行や証券会社に比べて)
高くないことから、「安全なカゴ」などないと肝に銘じるべきです。
ソーシャルレンディングにおける分散を、私は以下の5つに分類しています。
@事業者の分散
A保証程度の分散
Bファンドテーマの分散
C投資時期の分散
D貸付期間の分散
それぞれについて説明していきますので、よろしければ参考にして下さい。
分散の詳細
@事業者の分散
これについては、既に前の記事に詳細を書きましたので、そちらをご覧下さい。
・なるべく客観的なまとめ:SL初心者にお勧めの事業者
要約しますと、「SLは堅い事業者を中心に選んだ方がいいが、その中でも集中投資は避けるべき」
という内容になります。
A保証程度の分散
この話をする際には、まず「自分はSL投資で何%くらいの利益を上げたいのか?」について
考える必要があります。
担保は強力な方が良いのはもちろんですが、強力な担保の案件は利率が低い傾向があります。
目指す利益(と、それに伴って取れるリスク)をきちんと考えてから、その利益が取れるように
強力な担保の案件や、少し弱い担保の案件などを組み合わせて投資することが大事だと思います。
なお、私の場合はおおよそ、税引後6%(税引前7.5%)程度を目安にしています。
これはSL投資としては若干高い目標利回りだと思いますので、これ以上投資額を増やす事を考えると
今後は徐々に目標利回りを下げる(堅い案件に投資を増やす)つもりでいます。
Bファンドテーマの分散
ファンドテーマの分散というのは、SL投資についてくる担保の種類を分散させることです。
例えば東京23区内の不動産担保というのは確かに堅い担保ですが、直下地震が起きてしまえば
まとめて吹き飛ぶという欠点があります。
一例として、以下のように保証を分散させることで、最悪の事態を回避できるはずです。
・国内不動産担保の種類を分散させる。
例)所在を分散、用地(住宅/オフィス/事業)を分散、マンションと一戸建てで分散
・海外不動産担保への投資を検討する。
例)所在(国や地方を分散)
・不動産以外の保証を検討する。
例)動産、売掛債権、親会社保証、信用会社保証など
・保証の代わりに小口分散を用いる。
例)マイクロファイナンスや消費者金融会社
C投資時期の分散
これは簡単です。その名の通り、投資時期はずらして下さい。
SL投資は日々の値動きがないので、投資時期の分散効果は株や投信に比べて低いのですが、
それでも時期を分散して投資することは、事業者や案件の分散にも繋がりますので重要です。
D貸付期間の分散
C投資時期の分散、が「投資の始まる日付を分散させる」事だとすれば、この貸付期間の分散は
投資の終わる日付(貸し付ける期間)を分散させる、という事です。
最悪の場合元本が予告なく吹き飛ぶSL投資では、投資期間は短いに越した事はないのですが、
だからと言って短期間案件ばかりに投資していると、資金回転率が落ち、利回りの低下を招きます。
ある程度は長い投資期間を取り入れる事で、資金を効率良く回す事ができると思います。
私の場合、長期短期を織り交ぜて色々な案件に投資していますが、エクセルで計算してみたところ
全案件の貸付期間(投資額で加重平均)は、約8ヶ月でした。
まとめ
あくまでも持論ではありますが、
「SL投資では、とにかく案件を分散しましょう」
最大手のmaneoであっても現在、デフォルト待ち案件を1件抱えています。
これからSL投資が拡大していく中では、必ずデフォルトは起きます。
いつか自分の案件が吹き飛ぶ事を前提に、分散投資を行っていくことをお勧めします。
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posted by SALLOW at 10:00
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